対馬は10年前近く前からずっと訪れたかったところ。
元来 辺境とか端っことか不便なところが好きな傾向があるので対馬には興味があったのですが
そこに火をつけたのが淡路島でした。 どうして淡路島なのか 淡路島に伊弉諾神宮という一宮があります。
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その境内に伊弉諾神宮を中心にした太陽の進行線上に重要な神社があるのです
 この図で伊弉諾神宮の西に対馬の海神神社と書かれていました。 西の聖地は対馬なんだ!!
それ以来、対馬が気になっていたのです。
しかし、10年近く対馬に行く機会がなく、やっとこのたび対馬に行くことができました。
対馬へのアクセスは 福岡長崎から飛行機。
福岡から海路があります。
私は福岡空港から空路で対馬にはいりました。
空港でまずすることがあります。
対馬旅行を誘っていただいた佐世保の結夢観月館の田中さん曰く
田中さん 「空港につたら両替してね」
僕 「ええつ 対馬って国内だよね」
田中さん 「両替できるところがあるから・・・」
空港についてわかりました。
しまとく通貨
しまとく通貨2
対馬には「しまとく通貨」なる地域通貨があるのです
5000円が6000円相当になるのでかなり価値あります。
ただしお釣りや再両替はできませんので 1100円のものを買うときは 1000円のしまとく通貨と 普通の100円を出せばよいのです。
まるで海外旅行に来たような感じなのですが、これがただの感覚でないことを実感させられます。
はるか古代、魏志倭人伝のころより、伊都国から壱岐、そして対馬へわたり大陸を目指しました。
対馬はたてに長く、北端から韓国釜山までは49.5kmかたや博多までは145km。 圧倒的に半島に近いのです。
プサン遠望
北端からは天気が良ければ釜山が見えます。  
曇っていてプサンは見えなかったのですが、夜景はこんな感じだそうです
プサン遠望1
目と鼻の先であることは、この写真を見れば明らかです。
「近いね~」と話しながら歩いていると 携帯から突然バイブ音がしたので見てみたら、
海外モードになって「海外パケットになります」という警告がでて 韓国のキャリアにアクセスしていました。
空港では両替?をして、海外の通信に接続するし・・・ ここは何処?って感じ(笑)
ところで 対馬には固有種が沢山あるそうです。
対馬馬、ツシマヤマネコ、その他 昆虫など。
ツシマヤマネコ
ヤマネコでは特別天然記念物になっている西表ヤマネコが有名ですが、
確認されている個体数ではツシマヤマネコの方が少ないとのこと。
なのにツシマヤマネコは特別天然記念物にはなっていないそうです。
そのほかには 対州そばは、蕎麦が大陸から伝来した最初の地なので、日本のそばの発祥地になるみたいです。
対馬おもろすぎ!   続く・・・