カミーノ サンティアゴ巡礼の13日目

サントドミンゴ デ ラ カルサーダからビロリア デ リオハ

 

ガイドブックを無くしたことに気づいたのが昨夜の遅く。

 

今朝起きて、たぶん昼食を食べたレストランだと明確に思い出した。

 

そのまま歩き出すか、それともガイドブックを取りに行ってから

出発するか三人で相談をする。

 

ともかく、レストランに行ってみるが朝は営業してないようだ。

もしかしたら昼食からの営業かもしれない。

パラドールのチェックアウト時間を確かめると、なんと12時。

 

そうわかった瞬間に3人の答えは一致した。

 

12時に出発しよう。

 

そうすればパラドールを満喫できるし、ガイドブックも取りに行ける。

 

お決まりのカフェコンレチェとパンを食べて室内に戻って思い思いにすごす。

12時にチェックアウトしてレストランに行ってみると

 

まだ閉まっている。

 

隣のお店の人に尋ねてみると

なんと月曜日はお休みらしい。

 

なんのためにお昼まで待ったのか・・・

 

ガイドブックは無くてもいいんだ ということにして出発。

 

しかし足取りは軽い。

 

パラドールでゆっくり休んだせいか

 

歩くことになててきたせいか。

 

7kmの道のりを1時間余りで次の街に到着。

 

着々と進みfacebookライブと休憩のために

トラック野郎が集まるバーにはいる。

1

 

 

 

 

 

 

トラック野郎が集まるお店が美味しいのは世界共通なのだろう。

 2

 

 

 

 

 

お菓子も

サンドイッチも美味しい。

美味しさにつられてつい長居をしてしまう。

もう夕方の5時近くだ。

 

あと1時間半から2時間くらい歩いて目的の街ベロラドに行こうと出発する。

 

しかし、なんだかベロラドの街のアルベルゲが満室になっている気がしてならない。

 

そう思っているうちに次の街ビロリア デ リオハの入り口に着いた

そこで見つけたのがこんな看板

3

 

 

 

 

 

 

そうか そうなのか じゃあ泊ってみるか

 

ということでビロリア デ リオハのアルベルゲを訪ねてみた。

 

外見は古くあまり良くはないが、中にはいると意外にいい感じ。

めずらしく音楽が流れていて、それが喜太郎だ。

 

宿泊代金はなんと5ユーロ。

この町にはマーケットもカフェもレストランもないので

ここで夕食も朝食も用意するとのこと。

代金は?と尋ねると

ドネーションとの答え。

 

ここでアルベルゲの叔父さんと叔母さんの人柄の良さがにじみ出る。

「わたしたちアルベルゲは巡礼者のためにあるのよ。だから貴方達巡礼者は心ばかりのお礼でいいのよ」

 

いろんなアルゲルゲがあるがこれほどアットホームなところは初めてだ。

 

宿泊客は僕たちを含めて6人。

5

 

 

 

 

 

 

 

 

美味しい手作りのパエリアの夕食を食べて

 

そのあと月水さんのミニコンサート。

 

心温まる1日だった