20日目 ポプラシオン デ カンポスからカリオン デ ロス コンデス
走行距離 15.5km
全行程 372.3km
すっかり、ゆっくりする癖がついた僕たち。
日が昇ってからの8時過ぎに出発。
アルベルゲを出るとロベルトがホステルのほうから戻ってくる。
「どうしたの」と聞くと
どうやら友人が胃痛だとのこと。
食べすぎか?
彼らはもうちょっと様子を見てから出発するとのこと。
大丈夫か友人。
ロベルタにまたどこかで会おうと言い合って出発。
通りかかりのアルベルゲでネイティブアメリカンのティピを見かけた。
ここにもネイティブ好きな人がいるんだと共感。
メセタを行く
何もない。
収穫のあとなのだろうが、何もない。
これだけ何もないと清々しい。
だけど、ここを歩くのは辛い。
川沿いに緑が出てきて、おじさんが犬の散歩をしている。
ずっとつかずはなれずで2匹の犬とおじさんと歩く。
するとおじさんが路肩に行き草を引っこ抜き始めた。
立ち止まって見ていると、
おじさんが根っこを差し出し来た。
噛んでみろ と仕草をする。
苦甘い。
意外に美味しい。
おじさんは「これは胃に良いんだ」と身振り手振り。
一本づつ分け与えてくれた。
あ~ロベルトの友達 ここに良薬があるぞ!!
しばらくくいくと小さな町の教会。
なんとなく魅かれて入ると
美しい。
静かないい教会だった。
カミーノには巡礼者の彫刻が時折ある。
有名人かもしれないが・・・わからない。
カリオン デ ロス コンデスに到着した。
ここでも巡礼者像が出迎えてくれる
カリオンでは2軒のアルベルゲが満室。
2軒目のアルベルゲで夜に音楽会があるから来ないかと誘われる。
月水さんの琵琶演奏もしてほしいとのこと。
空いてるかもしれないアルベルゲも教えてもらい、
無事3件目でチェックイン。
音楽会が行われるセントマリア修道会が運営すアルベルゲに行ってみる。
修道女と馴染みの巡礼者が中心になり音楽会が始まった。
ロビーに椅子が並べられ、階段も客席に早変わり。
総勢30人を超える観客に膨れ上がった。
馴染みの巡礼者のギターでみんなが合唱。
いろんな国の歌をみんあが唄う。
次に修道女がギターを弾いて弾き語り。
(上の写真の太鼓をたたいてる方)
彼女が上手くて聞きほれちゃいました。
讃美歌は粛々とするだけのものではなく、
楽しく、聞かせる讃美歌もあるんだと感慨深いものがありました。
ゴスペルとはまた違う楽しさ。
次に月水さん
月水さんが弾き始めると、正面に座りなおす修道女の方々
みんな聞き惚れてました。
凄いぞ月水さん
凄いぞ琵琶