大村真吾と一緒にカミーノ・サンティアゴ巡礼をしている、土佐琵琶の宗家であり、演奏家の黒田月水さん。既にいろいろな場所、道にて演奏をしていますが、今回は修道院にて。シスターたち、琵琶に興味津々ですね！
月水さんは、四国のお遍路でも、奉納演奏をしながら歩きました。今回も各地の教会や修道院で奉納演奏をしながら巡礼をしよう、と思っていました。でも、いまやこうして巡礼路で演奏をしたり、巡礼者たちの宿、アルベルゲで演奏したり、滞在する町のレストランで演奏を依頼されたり。今回は｢教会」という場所で奉納するのではなく、巡礼者たちの疲れを癒したり、かつての昔に巡礼路で命を絶った人々を鎮魂するためだったのだと、話していました。この写真は、彼女の演奏を偶然聴いた、ヨーロッパの巡礼者の方が撮ったビデオからです。彼女は、本当にものすごい体験をした、と書いていました。彼女はカミーノ巡礼という過酷な環境の中で魂を癒し、人々の心の平安祈りながら演奏するためにこの不思議な形の楽器を持ってきた。神は私たちに必要なものを与えてくださった！と。素晴らしい時間と体験をすべての巡礼者に与えているのです。
帰国後、10/29（日）に黒田月水さんの琵琶演奏と大村真吾のトークライブを行います。彼らの類まれなる体験と、その魂の演奏を是非聴きにいらしてください。詳細はこちらです。↓
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