昨日 成田を出発して韓国インチョンで乗り換えてイスラエル テルアビブへ。

 

テルアビブから北東へ車で約1時間半のところにナザレはあります。

 

ナザレという言葉を聞いたことのある方は多いでしょう

「ナザレのイエス」のナザレです。

当時はどこそこに住んでいる誰 というように人を呼んだようです。

マグダラのマリアもマグダラに住んでいたマリアという意味です。

ちなみにマグダラ(migdal)はガリラヤ湖に西湖畔にある村です。

地図

さて、ナザレの受胎告知教会です。

ここがなくてはイエス キリストは始まらない場所。聖地中の聖地といってもよいところです。

新約聖書は当然ながらまさに、ここから始まります。

マタイによる福音書はアブラハムからイエスキリストに至る系譜が語られます。

そして、その系譜で父であるヨセフを経て42代がイエスであることが記されている。

父ヨセフは婚約しかしていないマリアの妊娠に当惑し、そして離縁を考える。

そこに御使が現れて

「ダビデの子ヨセフよ、心配しないでマリヤを妻として向かえるがよい。その胎内にやどっているものは聖霊によるものである。彼女は男の子をうむであろう。その名をイエスと名づけなさい。彼は、おのれの民をそのもろもろの罪から救う者となるからである。」

とヨセフに告げたのです。

ヨセフにとっては驚愕の出来事です。

しかも前述で血統が語られてるのに、自分は関与していない・・・。

だが、ヨセフは主の言葉のとうりマリヤを妻に迎えるのです。

しかも、こう付け加えられています「子が生まれるまでは彼女を知ることがなかった」

凄いぞヨセフ!! 僕はなぜかヨセフに共感してしまうのです。

付き合った期間と懐妊の期間が合わないといって、妻を火の中で出産させてしまう某国の神とは雲泥の違いがあります(ごめんね ニニギノミコトさん)

 

というのも、僕が幼稚園のころ、お遊戯会で「ヨセフ役」をやったので彼への思いが強いのです(笑)

思い返せば、キリスト系の幼稚園でもないのに、どうしてイエスの誕生の場面をお遊戯でやったのか?

どうして僕がヨセフに選ばれたのか?

そのことを今までなぜ覚えているのか? が不思議なのですが。

 

とはいえ、ナザレの受胎告知教会に来たのです

受胎告知教会1

実はこの教会の下に洞窟があり、そこにマリヤは居たといわれています。

実際中に入ってみると、その洞窟をみることがでいます。

受胎告知教会2

受胎告知教会3

また、ルカによる福音書にはこう示されています。

御使ガブリエルが神からつかわされて、ナザレというガリラヤの町の一処女のもとにきた。この処女はダビデ家の出であるというヨセフという人のいいなづけになっていて名をマリヤといった。

「恵まれた女よ、おめでとう。主があなたとともにおられます。」

「恐れるなマリヤよ、あなたは神から恵みをいただいているのです。見よ、あなたは身ごもって男の子をうむでしょう。その名をイエスと名付けなさい。彼は大いなるものとなり、いと高きものの子となえられるでしょう。そして主なる神は父ダビデの座をお与えになり、彼はとこしえにヤコブの家を支配し、その支配は限りなく続くでしょう」

それでもマリヤは疑う。

しかし聖書はよくできてる、マリヤの親族にエリザベツという赴任に悩む女の人がいたのだが、御使に懐妊を告げられているのだ。当然、マリヤはエリザベツのもとへ相談に行く。そこでも奇跡が起こりマリヤはイエスの懐妊を確信すのである。

受胎告知教会4

こんなこともしてみたくなる。(なにせお遊戯上の妻で、2000余年ぶりの再会である)

冗談はさておき、この受胎告知教会。イスラエルに来たならば是非訪れるべき教会です。

エルサレムばかりが脚光をあびていますが、ガリラヤは決して忘れてはならぬ場所。

ナザレの受胎告知教会はどんな所なのか? 大天使ガブリエルがマリアに神の子イエスの受胎を告知した場所の動画をアップしまし。

サムネイル3
https://youtu.be/2Dvu9emtquE
見てみてくださいね

次は聖母マリヤの泉をご紹介します