巡礼14日目 ビロリアデリオハからアフェス
気さくなアルベルゲを出発して牧草地を進む
ビジャマヨールデルリオを過ぎて一路ベルロラドへ。
べラルドにはいると巨石が。
お~っと思っているとその先に
ささくれみたいな塔が
近寄ってみると塔の上に鳥の巣が
小さいが美しい教会だった。
ベルラドの中心入ると地図があり、それを見ると鍾乳洞らしきものがある。
四国お遍路の穴禅譲といい、洞窟は好きなので行かない手はない。
地図を見ると街のはずれのようなので、歩いて行ってみる。
ところがそれらしい気配はなく、道行く人に聞いてもさっぱり埒が明かない。
もう一度街の中心のプラザに戻って地図を見直してみると
どうやら街の端に書かれているが、この街の中に在るわけではなさそうである。
ここまできて引き下がるのも癪なので、その地図を写真にとりタクシーで行くことにする。
(地図に載っていた写真)
さっきカフェを飲んだお店がタクシーの呼び出しサービスを行っていて、女主人に呼び出してもらった。
ほどなくしてやってきたのは新車のようなシトロエンのバンタイプのタクシーで
なかなかの好青年がドライバーだった。
写真を見せるとすぐに分かったと答えて、値段は9ユーロだと言ってくれることに。
車で10分ほど走ったところで山道に入り未舗装道を登っていく。
つきあたりで車をとめて「ここだよ」という身振り。
30分くらいで戻るから待っていてもらい、
僕たちはドライバーが示す方向へ歩いて行った。
山道を行くがそれらしいものはない。
振り返るとドライバーがもっと向へ進めと言わんばかりに手を振っている。
その方角に歩いていくと、ロッククライミングのような場所に出て、
さすがにここではないとさらに行くと民家の裏庭に出た。
まさか民家の裏庭に鍾乳洞があるわけないので、元の場所に戻ることに。
行きに柵が閉まっていたので、何気なく通り過ぎた穴に近づいてみると
トロッコの線路が敷かれていて、電気が灯っている。待合椅子みたいなものも
あるので、ここからトロッコに乗って鍾乳洞に入っていくに違いない。
おそらく土日や休日に営業をしているのだろう。
結果的に鍾乳洞に行けなかった僕たちはタクシーにオカまで行ってもらい、
オカからオルテガまでを再び歩くことにした。
オカからは結構きつい登りが続く
登り切ってからは森を切り開いたかのような道が延々と続く。
そのなかでこの看板
まさしくオアシス!!
ここで小休憩をしてなおも進みます。
途中で牛が沢山いる丘を抜けると下り坂
まもなくオルテガの村に到着です。
この村はカセドラルが有名で人気があり
観光バスが3台も止まっていました
アルベルゲも空きがなく、ホテルも満室でさらに隣村のアヘスまで歩くことに。
アルベルゲ難民になるかと思いながら足を進めます。
やっと
たどり着いたアヘスのアルベルゲに空きがあり宿泊することができました。
このアルベルゲで月水さんがディナーの後に琵琶演奏
ほかの宿泊客と仲良くなり、結果的にアヘスまで来てよかったと思えた一夜でした。