今から101年前 の10月13日がマリアがルシア達3人の牧童の前に現れたファティマの奇跡の最後の日。
ポルトガルの国内外から7万人の人々が小さな羊飼いの村ファティマに集まってきた。
当日のファティマはたった5世帯の小さな村だった。そこが空前絶後の賑わいになったのだ。
しかし天候は雨、
押し寄せた人々の衣服は濡れ寒かったという。
お昼1時前 太陽が現れるや上下左右に動きるでダンスを踊っているかのように乱舞した。驚くことに濡れそぶった群衆の衣服はみるみるうちに乾いていったそうだ。
10月13日の前夜のキャンドルナイト。
マリアは御堂から出される約25万人の参拝者の中をを通り大聖堂に移動していく。
25万もいるのにスピーカーから流れるアヴェ マリアと合わせて歌う参拝者の歌声しか聞こえない。
「祈りの時間」
日本では、ファティマは第三の予言でオカルト的に見られている傾向があるが、ここを訪れる人には一切そんな事は無関係なのようだ。
実際にファティマを訪れると、センセーショナルな事で煽られていて、大切な事が置き去りにされている事がよくわかる。
ファティマは平和を祈る場所なのだ。