あけましておめでとうございます。
今年 2019年はどんな年になるのでしょうか?
ここで私の考える「2019年の過ごし方」を記してみます。。

今年は干支で言うと己亥(つちのとのい)にあたります。

十干が己
十二支が亥
というわけです。 この組み合わせが60年に一度巡ってくるので還暦といわれています。
では己亥についてみていこうと思います。
まず己は つちのと ということからもわかるように「土」の性質を持っています。
また、草木が茂るという意味も持っています。
加えて「糸」、筋道を立てるという意味、そして「おのれ」という意味もあります。
そして亥は五行では「水」の性質を持っています。
意味合いとしては「種」の状態を表します。
そして核・核心。突然爆発する・現れる というニュアンスも持っています。
五行とは水・土・火・金・木の5種類の性質に分けられます。
それらは互いに陰陽の関係があります。
 相克
五行の関係で相手を生み出す陽の関係と 相手をおさえる陰の関係があります。
相生(そうせい・そうしょう)
順送りに相手を生み出して行く、陽の関係。
木生火(もくしょうか)
木は燃えて火を生む。
火生土(かしょうど)
物が燃えればあとには灰が残り、灰は土に還る。
土生金(どしょうごん)
鉱物・金属の多くは土の中にあり、土を掘ることによってその金属を得ることができる。
金生水(ごんしょうすい)
金属の表面には凝結により水が生じる。
水生木(すいしょうもく)
木は水によって養われ、水がなければ木は枯れてしまう。
相剋関連図。
相手を打ち滅ぼして行く、陰の関係。
木剋土(もっこくど)
木は根を地中に張って土を締め付け、養分を吸い取って土地を痩せさせる。
土剋水(どこくすい)
土は水を濁す。また、土は水を吸い取り、常にあふれようとする水を堤防や土塁等でせき止める。
水剋火(すいこくか)
水は火を消し止める。
火剋金(かこくごん)
火は金属を熔かす。
金剋木(ごんこくもく)
金属製の斧や鋸は木を傷つけ、切り倒す。
この関係でいくと今年は己(土)が亥(水)を剋する(打ち負かす)年であると言えるのです。
先に己がきて後に亥がきています。これを縦書きにすると
己亥
上が己 下が亥になります。
つまり 「上が下を圧する」という年になりそうなのです。
政府や国、上に立つものが下の者を圧するということです。
ちょうど60年前の 1959年の己亥の年の出来事を見てみると、今年を予想できるかも知れません。
1959年に起きた象徴的な出来事は
皇太子と美智子妃殿下のご成婚。 これは奇しくも今年譲位されるというシンクロに驚きを感じます。
政府と国民との軋轢は
国会にデモ隊が国会構内に乱入。公害が顕著化していくのもこの年。ストなども起きています。
海外ではチベットの蜂起、キューバ革命など政治的にキナ臭いことが多かった年でもあります
今年は消費税の引き上げもあり、年金の改悪なども懸念されています。
昨年には水道の民営化や種子法の改正もあり、日本の社会基盤が激変をし始めているといってもいいでしょう。
このように、上が強くなる(政府や国の力が強くなる)なかで、私たちはどのように行動すればいいでしょうか?
60年前、息が詰まるような気配の1959年に素晴らしい功績をあげた方がいらっしゃいます。
それは指揮者の小澤征爾さん。小澤征爾さんはギターとスクーターで単身フランスに渡り、同年ブザンソン国際指揮者コンクール第1位に輝いています。
また、児島明子さんは日本人・有色人種・アジア人として初めてのミス・ユニバース世界大会優勝しました。
このお二人は窮屈な日本を出て海外で活躍したといっていいでしょう。
閉塞感を感じる今年も国内から海外に目を向けると目の前が開けてくるかもしれません。
今年は「水」の年です。水の性質は上には伸びません。特に今年は上から抑えられています。
では、どうすればよいか?
いのしし

水の性質をそのまま使って、前後左右に延びればよいのです。
水平線
上ではなく平行移動をする。
国内でもなるべく遠くへ行く、今いるところから足を延ばす。今いる考えや価値観を大きく展開する。
それが今年やるべき事です。
そこでそれを確実にするには今年のもう一つの特性である「おのれ」「核」つまり自分の内側をちゃんと見つめて自分に確信をもち
広く展開していく、そして自分と似た傾向、同じ考え、主義を持つ人たちと交流しネットワークを広げる。
今年の亥は「種」の意味もあります。できるだけ広くネットワークを広げていろんなところに「種」を撒きましょう。
それこそが来年の「子」の年に新しい生命の萌すことになるのです。
そういう意味では非常に大事な年であるといっていいでしょう。
このメルマガに書いた内容ですが「2019年はどんな年?をyoutubeにもアップしています。
 2019年秘訣サムネイル
また、今年行くべき一押しの神社「大山阿夫利神社もyoutubeにアップしていますので是非ご覧になってくださ
 大山阿夫利サムネイル