こんにちは、クラブワールドの
大村真吾です。

いよいよ、本日は四国八十八か所歩きお遍路で
何か所かあるという難所、『遍路ころがし』と
言われる山岳寺院札所への道のりです。
阿波の3箇所は特に
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われる
転げ落ちるような厳しい山歩きです。

今日は、11番札所藤井寺からとなります。

11番札所 藤井寺
12番札所 焼山寺 

約12.3kmと言われていますが、もっと長いと
書かれているものもあり。
山なので、大人の男性で6,7時間かかるとのこと。

宿の方に、7時に開くので6時半には行ったほうが
いいと言われ早朝向かいました。
昨日の疲れで、2人ほど自信を無くし
車にすると行っていましたが、藤井寺で出会った
小学生たちも登ると言うのを聞いて
気持ちを奮い立たせ、全員で歩くことができました。

ずっと、皆様の応援があり、荷物を車で
運んでくださる方が次々と現れることも
本当に感謝です!!ありがとうございます。


歩いていると、山の中にこんなよい雰囲気の
昔ながらの道も出てきます。
巡拝という言葉が実感できますね。

途中で見守ってくださるお大師様の像。
後ろの木も精霊が宿るような素晴らしさ。


こんなところまで登ったんですね。

山を2つ超えて、素晴らしい景色や
水のせせらぎなどに励まされて
途中の集落を通り、なんとか焼山寺へ。
途中には、いくつか戒めの言葉が書かれた
立札などもあり、
『泣いてもわめいてもすすむしかない!!』
などと書かれています。

地元の方々や信仰のある人たちが
古くからお遍路さんを支援されている気持ちが
見えて元気もでます。

今日はお遍路の作法について簡単に。
1,山門にて合掌。これからお参り
   させていただく気持ちを表します。

2,身を清める

3, 鐘打ち(打てるところでは)
       お参り後に打つのはよくないとされる。
       参拝前の合図。

4,本堂(金堂)へ
  本堂にて、納札箱に納札や写経を納め、
 灯明(ロウソク1本)、お線香(3本)を上げます。
   ロウソクは、あとの人のために奥から立てて。
  納礼はお堂の納礼箱に、写経は写経箱に納めます。

5,読経(手を合わせるだけでも)

 

6,大師堂へお参り
  本堂と同じ手順です。
        大師堂での勤行はお大師さまがご本尊となりますので、
   勤行次第から「ご本尊真言」を省きます。

7,納経受付にて
   お納経(ご朱印)をいただきます。
         その際に各寺院のご本尊が描かれた御影(おみえ)も
         いただき、保存帳などにしまいます。

8,山門で合掌

こんな感じです。
心を込めてお祈りするのが一番の作法ですね。

では、明日は大日寺へむかいます。

今回のお遍路で、代理参拝を承ります。
ご希望の方はこちら
皆様の応援のお気持ちも、ぜひよろしくお願いいたします。

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