こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
本日は、四国八十八か所歩きお遍路17日目。

実は昨日お会いした、古い知り合いの
海洋深層水の岡本さんが
今日も1日、宇宙船(車)で案内して
くださいました!

第三十二番札所 禅師峰寺


今日はこの彩光が見えた参拝から始まりです。

土佐湾の海岸に近い。小高い山にあるお寺。
海上の交通安全を祈願して建立された
「船魂の観音」とも呼ばれているそうです。
行基菩薩が聖武天皇から勅命をうけて
堂宇を建てたのが起源とされている。
弘法大師は、岩の姿が天竺・補陀落山のようだと
虚空蔵求聞持法の護摩を修法され
十一面観世音菩薩像を彫造して本尊と
されたそうです。境内は樹木も間に
波打ったような岩石が多くあります。

寺を下ったところに、土佐勤王党の藩士
武市半平太の墓があるそうです。

第三十三番札所 雪蹊寺

桂浜を見下ろす景色の良いお寺でした。
四国八十八ヶ所霊場のうち2ヶ寺しかない
臨済宗妙心寺派の寺院です。
弘法大師によって弘仁6年に開創されたころは
真言宗で、「高福寺」という名前だったそう。
その後、大名長宗我部家の菩提寺となった。

大仏師、運慶とその長男、湛慶がこの寺に滞在し
運慶は本尊の薬師如来像と
脇侍の日光・月光菩薩像を制作、
湛慶は毘沙門天像と吉祥天女像、
かわいい善膩師童子像を彫造して安置
したとのことです。

岡本さんからの説明を事前に聞き
少しくらいイメージかなと思ったのですが
清々しく感じました。

こちらは昭和の傑僧といわれ終戦にも
影響を与えた玄峰和尚のお寺でもあり
深い歴史をいろいろと感じられました。

長曾我部にかかわる秦神社が隣に
ありました。

第三十四番札所 種間寺

百済の仏師や造寺工渡来し
大阪・四天王寺の造営にあたり
帰途の航海中土佐沖で強烈な暴風雨に
おそわれて、種間寺が建つ本尾山にほど近い
秋山の港に難を逃れて寄港した。
彼らは、海上の安全を祈って
約145㎝の薬師如来坐像を彫造し
本尾山の山頂に祀り
これが寺の起源とされているそうです。

それから200年ほどの地
唐から弘法大師が帰国され
この地で薬師如来像を本尊として安置し、
諸堂を建てて開創された。
そして唐からもち帰った種子の
米、麦、あわ、きび、豆またはひえの
五穀を境内に蒔いたことから、種間寺と
いわれるのだそう。

安産の薬師さんとして祈願者が
多いのだそうです。

種間寺の奥の院はなぜか神社です。

参道には、鴛鴦の大槙(おしどりのおおまき)
という巨木があります。
このプレハブの中に社殿。
中に弘法大師のもたれ岩という岩が。

第三十五番札所 清瀧寺

こちらも山の上、静かな場所です。

「土佐和紙」「手すき障子紙」で知られる
高知県の紙どころで、水が綺麗なのですね。
養老7年に行基菩薩が行脚していたところ、
この地で霊気を感得して薬師如来像を彫造した。
これを本尊として堂舎を建て、
「影山密院・釋本寺」と名づけて開山したのが
初めと伝えられています。
弘法大師が本堂から300mほど上の岩上に壇を築き、
五穀豊穣を祈願して閼伽井権現と
龍王権現に一七日の修法をし
満願の日に金剛杖で壇を突くと、
岩上から清水が湧き出て
鏡のような池になったということです。


不思議な植物を流れる滝です。
清い瀧 ということですね。

今日はワープ(車)のおかげで
だいぶ予定が進みました。
それでも7,8kmは歩いています。

今夜、新たなメンバーしんさんが
合流です。
菊地さんのカメラレンズも
無事に高知まで届きそうです。
応援金も頂いています。
本当にありがとうございます。

明日は、また岡本さんが
荷物を運んでくださる予定。
明日もしっかり歩きます。