みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路37日目。

宿から10数キロくらい歩いてきました。

第五十二番札所 太山寺

こちらはおもしろいいわれがありますね。
開基とされる真野長者。
長者は豊後(大分)で炭焼きをしていた。
神のお告げで久我大臣の娘・王津姫と結婚、
いらい運が開けて大富豪となった。
その後、商いのため船で大阪へ。
大暴風雨に遭い、観音さまに
無事を祈願したところ、救われた。
その長者が一夜にして御堂を建てた
という、「一夜建立の御堂」と言うそう。


その後、聖武天皇の勅願をうけて、行基菩薩が
十一面観音像を彫造し、その胎内に真野長者が
瀧雲山で見つけた小観音像を納めて本尊にした
のだそうです。
後冷泉天皇、後三条、堀河、鳥羽、崇徳、近衛の
6代にわたる各天皇が、十一面観音像を奉納。
そのため7体の観音像があるとのこと。

大きな門から結構歩きますし、中に民家のような
おうちがあるのが珍しいです。


ここのところすっと肉うどんが
食べたかったのですが、大晦日で
うどんやさんがお休み(なぜ?)。
お好み焼きをランチで食べましたよ。

第五十三番札所 円明寺

聖武天皇の勅願により、
行基菩薩が本尊の阿弥陀如来像と
脇侍の観世音菩薩像、勢
至菩薩像を彫造して安置し、
七堂伽藍を備えた大寺として建立。
当時は、海岸沿いで「海岸山・圓明密寺」
といったそうです。

豪族・須賀重久によって現在地に移され
京都・御室の覚深法親王からの令旨により
仁和寺の直末として再建され、寺号も変わったそう。
円明寺はまた、聖母マリア像を浮き彫りにした
キリシタン灯籠があります。

またアメリカ人巡礼者がシカゴ大学のスタール博士が
発見した四国霊場最古の銅板納札が保存されて
います。すごいですね!

僕は毎年、大晦日に東京を出発して
福島・南相馬の円明院というお寺で
ご来光を拝んでいましたので
今年は違う円明(寺)でなんだかご縁を
感じました。

さて、今日は大晦日です。
愛媛にきてずっとお世話になっている
松本さんのご厚意で、

第五十八番札所 仙遊寺 

の宿坊で
年越しをさせていただくことになりました。
宿坊での年越し、お遍路中の我々には
願ってもないことです。

仙遊寺はしまなみ海道を見下ろせる
小高い山の上。
とても見晴らしの良いお寺です。
登ってくる途中は結構ハードな所も
ありますが、「加地の井戸」という
弘法大師が掘られた井戸もあります。
病に効くということでした。

創建は天智天皇の勅願により、
伊予の国主・越智守興公が堂宇を建立。
本尊の千手観音菩薩像は
天皇の念持仏として、海から上がってきた竜女が
一刀三礼しながら彫って安置したと。

さらに阿坊仙人という僧が40年にわたって籠り
修行などをされていたが、
忽然と姿を消してしまったという伝説が
あるのだそう。

今日はこちらで除夜の鐘、講和
明日の朝もお勤めをさせていただく予定です。

今日のyoutubeでは、
シンクロ加速しんごちゃんネルでの
年間流行語大賞を発表しました!!
栄えある1位は ぽこんぬ!!

特別賞は ほたるさん(中島知子さん)です!!
(笑)・・・今後とも活躍を期待します。

こちらのお寺からの景色、昼と夜。
夜景も綺麗です。

では、みなさま、2021年も
大変お世話になりました。
たくさんの応援、ご支援を頂き
心より感謝申します。

よいお年をお迎えください。

2022年も皆様にとりまして
幸福な1年となりますように。
お遍路はまだ続きます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

お遍路の様子を毎日配信しています。

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