みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 42日目。

昨夜はまた松山まで戻っていましたので
路面電車とJRを乗り継いで、四国中央市まで
戻ってお遍路の続きを歩きます。


腹ごしらえを、途中のレストランで。
山なのに「アマルフィ」という名前。
イタリアの岸壁のある街の名前ですね。
ここもはるか昔は海がせまって
岸壁だったのかもしれませんしね。
人気店でかなり混んでいまして
僕らは歩いてきたので、暑くて外のテラスで
大丈夫と言ったところ、速攻寒くなりました(笑)。
ですが、室内は空いていなかったので。
凍えながら食べましたが、パスタは
美味しかったです!

今日は1ケ寺だけ参拝ですが、
なかなか山道に入ってきました。

あまり管理はされていないようでしたが
朝日山古墳という古墳もありましたよ。

第六十五番札所 三角寺

愛媛のお寺はここで最後です。
「三角寺」って何が三角なのかなと
ずっと考えながら歩いていました。


門までの階段はこれまたかなりしんどい。
もうゆっくりではなく、一気に上がったほうが
上がりやすいとみんな知っています。
お遍らーたちも強くなりました(笑)。


聖武天皇の勅願によって、行基菩薩が
弥勒の浄土を模して具現するために開創した。
その後、弘法大師が訪れ、本尊の十一面観音像を
彫造して安置、さらに不動明王像も彫られ、
三角の護摩壇を築いて21日間、国家の安泰と
万民の福祉を祈念して「降伏護摩の秘法」を
修法されたのだと。

ここで三角が出ましたね。護摩壇が三角!
でも文献だけにしか残っていないそう。
この護摩壇の跡が庫裡と薬師堂の間にある
「三角の池」の中の島だそうです。


とても静かでよい感じのお寺。
江戸時代の俳人・小林一茶が訪れたとき、
「これでこそ 登りかひあり 山桜」と
詠まれたのだそう。
樹齢3、400年の桜の名所だそうです。

句 と言えば、霊場には御詠歌があるところが
多いですよ。
御詠歌は寺院や霊場を巡礼する際に、
僧侶ではない一般の人々が唱える歌のことです。
鈴(れい)や鉦(かね)を鳴らしながら詠われます。
仏教の教えを五・七・五・七・七の和歌と成し、
旋律=曲に乗せて唱えるものと書かれています。

ちなみにここの御詠歌は
『おそろしや三つの角にもいるならば
心をまろく慈悲を念ぜよ』
ここでも三角ですね!

さて、今日はスーパーホテルに宿泊です。
一人用の部屋でも、2段ベッドがあります(笑)。

明日からはまたかなり厳しい山道です。
標高1000メートルクラスでお寺までは
23KMほどなのですが、近辺に宿泊できる
ところがないので、2日位かけて
巡拝することになりますが、またまた天候次第。
雪だと登れなくなりますからね。
焦らず、続けたいと思います。

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