みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 49日目です。

今日は、札所も3か寺参拝しましたが
昨日に続いて「崇徳天皇」に関する
フィールドワーク的になっております。
流刑地として流されて生涯を終えたのが
讃岐なのでどうしてもそうなりますね。
前回もお話ししましたが、むっちゃんこと
第七十三世武内宿禰 竹内睦泰さんとのご縁が
いたるところに現れる今回のお遍路旅。
そのむっちゃんに関わりが深い崇徳天皇なので
僕たちも思い入れが強くなりますね。

「八十場の霊泉」
古くから、不思議な力があると伝えられてきた
霊水がわくパワースポット。
崇徳上皇が崩御された際、
このわき水に遺体をつけて、腐敗から守り
都からの指示を待ったと伝えられています。
今はところてんやさん。


鼓岡神社です。
「鼓岡の御所(木丸殿)」で6年間、
都からの便りを待ちつつ過ごされた場所。
建物自体は本当に小さなものです。
こちらは2軒目の住居でこちらで
亡くなるまで過ごされたところ。
清々しい場所でしたよ。


狛犬の足が巻かれているのは
なぜなのだろう。

次に「雲井の御所」へ。
最初に4年ほど過ごされた場所。
ここは地元の綾氏の土地で、綾氏が
崇徳天皇をこちらで住まわせていたと。
そして今も、綾さんのお宅は
あるんです!
まだ一族の方がお住まいです。
すごいですね!!

崇徳天皇のお世話をした綾氏の娘との
間にできた姫のお墓。


「高家神社」
崇徳上皇の遺体を八十場から
白峯山へ運ぶ際に、ひつぎを置いた場所から
血がしたたり落ちたという言い伝えがあり
「血の宮」と呼ばれています。

東にそびえる山々が「五色台」。


「青海神社」
崇徳上皇が讃岐で没して3年後に西行法師が
御陵を詣でたそうで、西行の道となっています。

歌碑88基と石灯籠93基があるそうで
歌碑を詠みながら歩くことができます。


第八十一番札所 白峯寺

こちらの横に、第75代崇徳天皇の御陵があります。

霊峰の五色台には青峯、黄峯、赤峯、白峯、
黒峯の五峯の山があり、
その最も西よりの白峯山にあります。
瀬戸内海の雄大な景色が望める静かな古刹です。

弘法大師と大師の妹の子と言われる智証大師が
創建されました。
境内には上皇の悲話を伝える玉章木(たまずさのき)も
あります。
白峯山には日本八天狗の一狗である
心優しい相模坊という天狗が住んでいると
伝えられているそうです。


第八十二番札所 根香寺

五色台の主峰、青峰山の寺。
大師は密教修行の地とし青峰に「花蔵院」を
建立されました。後に大師の甥にあたる
智証大師が訪れた際、山の鎮守である
一之瀬明神に出会いお告げをうけたそう。
智証大師は蓮華谷の木で千手観音像を彫造し、
「千手院」を建て安置しましたと。
この霊木の切り株から芳香が放たれていて
根香寺と名づけられたそうですよ。
もうひとつ、牛鬼の伝説もあるそうです。


第八十三番札所 一宮寺

開基は、奈良仏教の興隆の礎を築いた義淵僧正。
行基菩薩、良弁僧正らを輩出。
和同年間、諸国に一宮寺が建立の際、
行基菩薩が堂宇を修復し、神毫山一宮寺に
改名されたとなっています。
また大同年間、弘法大師が訪れ約106cmの”
聖観音” 聖観世音菩薩を彫造し、
伽藍の再興にあたり、
この時に真言宗に改宗されたのだそう。

弘法大師が戒めのために作られた
「地獄の釜」があるそうです。

さて、今日もフル活動で巡拝しました。
お遍路旅もあと少しになりましたが
本当に感慨深いです。
歩かなければわからなかったことも
本当に多くて、みなさんにも
ぜひ、できるだけ歩き遍路をお勧めしたいのが
僕の正直な気持ちです。

では、明日は屋島へ向かいます。

 

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