しんごちゃんねる

みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。

四国八十八か所歩きお遍路40日目。

今日は、いくつかある『遍路ころがし』
難所の1つ、横峰寺です。

第六十番札所 横峰寺


L君を筆頭に、750m位の高さの山を
登っていきます。
結構きつい道が3kmほど登りで続きます。

これが結構くだりもきついんですよね。


昭和59年に林道が完成して、
現在は境内から500m離れた林道の駐車場まで
車で行き参拝できる。
ただし、冬期は12月下旬から2月いっぱい
不通となる場合がある。大型バスは通行が不可である。
と書かれていました。

ここの境内は西日本の最高峰・石鎚山(標高1982m)
の中腹にあり、弘法大師は若いとき
「或時は石峯に跨って粮を絶ち(断食)
轗軻(苦行練行)たり」
と書いている通り、こちらで修行をされたそう。
山岳信仰の霊地で修験道の道場でもあるのです。


奥の院に進むと、小さい(1mほど)の
高さの鳥居があり、ここからのぞめるのが
石鎚山。

縁起によると、白雉2年、
役行者が石鎚山の星ヶ森で修行をしていると、
山頂付近に蔵王権現が現れた。
その姿を石楠花の木に彫り、
小堂を建てて安置したのが創建となっていました。


弘法大師がこの寺で厄除けと開運祈願の
星供養の修法をしたとされ、
このとき蔵王権現が現れたのを感得、
堂宇を整備して霊場とした
以来、神仏習合の別当寺として栄えているが、
明治新政府の廃仏毀釈令により寺は一時
廃寺になったそうです。

星ヶ森(山門から約600m、霊峰石鎚山の遥拝所)
とうのが奥の院の大師が修行をされた場所。
星供養とはなんでしょうね?
星とは空の星か、それとも暦の意味か・・

いずれにしてもとてもいい雰囲気のお寺でした。
そしてまた10kmほど下りまして。

第六十一番札所 香園寺


いい景色ですね。

ちょっと変わった雰囲気のお寺です。
四角いコンクリートの建物があり
本堂というか教会のような雰囲気もあり。

元々聖徳太子の開基という四国霊場屈指の古刹で
用明天皇の病気平癒を祈願して、
皇子である聖徳太子が建立したと伝えられている。
太子の前に金の衣を着た白髪の老翁が飛来して、
本尊の大日如来像を安置したそう。

弘法大師が訪れたのは大同年間で
門前で身重の婦人が苦しんでいたので
大師は、栴檀の香を焚いて加持、祈祷をした。
すると婦人は元気な男子を無事に出産した。
大師は唐から持ち帰った小さな金の
大日如来像を本尊の胸に納め、
再び栴檀の香を焚いて安産、子育て、
身代わり、女人成仏を祈る「四誓願」の
護摩修法をされて寺に遺し、霊場に定められたのだと。

寺が創始した子安講の輪は、
海外にまで広がっているそうです。

ここでまた、前日のイギリス人の方に
お会いしました。彼も、このお寺は他のお寺と
ちょっとエネルギーというか
バイブレーションが違うとおっしゃてました。
なんとなく協会のような、フリーメイソンの
ような・・・。あくまで個人の感覚です(笑)。

さて、今日のyoutube配信は短めです。

なんとヒーリングピアニストの松尾泰伸さんが
こられているので、2部は松尾さんと配信します。
松尾さんとは、ずっと『魂の巡礼』というイベントを
やらせてもらっていて、次回は2月4日熊本です。

魂の巡礼 熊本 はこちら

2部の松尾さんとのyoutube配信はこちら
演奏ではありませんよ。
おしゃべりのみです(笑)。

お遍路の様子を毎日配信しています。

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みなさん、こんにちは!
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 39日目。

元旦を、順番飛び越えて仙遊寺で迎えましたので
特急で今治まで戻ります。

ゆるキャラのバリィさんです(笑)。

第五十四番札所 延命寺


聖武天皇の勅願により、行基菩薩が
大日如来の化身とされる不動明王像を
彫造して本尊とし、伽藍を建立して開創した
と言われています。

 

宝冠をかぶった珍しい不動明王座像で、
再三の火災から逃れているので
「火伏せ不動尊」と呼ばれているのだそう。

宝永元年(1704)に住職が私財を投じて
鋳造された鐘があり、こちらはひとりでに
鐘の音が鳴ることがあるという
言い伝えがありますよ。
お城へ移そうとしたら、「嫌だ」と
鳴ったので、移さなかったとか。

第五十五番札所 南光坊
今回の巡拝で「坊」がつく寺院は
この南光坊だけですね。
本尊は大通智勝如来。
大山祇神社から分離したお寺です。
大山祇神社は全国の山祇神社、
三島神社の総本社。しまなみ海道の
大三島にあります。

弘法大師は四国巡錫の時別館参拝し、
坊で御法楽をあげられて
四国霊場第五十五番札所と定めたと。

今日のランチはいつ食べても飽きない
うどんです。

かま福 さん。創業42年。
出汁が売り切れ寸前の人気店。
少し甘めの味付けでとても美味しいです。

第五十六

弘法大師が弘仁6年ごろこの地へ。
蒼社川という川が毎年氾濫して、
田地や家屋を流し、人も亡くなり被害が大きく
人取川といって悪霊のしわざと信じられていた。
この事情を聴いた大師は、村人たちと堤防を築いて
「土砂加持」の秘法を七座にわたり修法。
満願の日に延命地蔵菩薩を空中に感得し、
治水祈願が成就したとのいわれがあります。

今日はここで外国人のようなお遍路さんを
おみかけしました。

第五十九番札所 国分寺

はい、今回も出ました国分寺です。
(五十七、八は大晦日、元旦に参拝)


伊予の国府があったところ。
聖武天皇の勅願により行基菩薩が
本尊の薬師如来像を彫造して安置し、開創。
第3世住職・智法律師のとき、弘法大師が長く滞在して
「五大尊明王」の画像一幅を奉納した。
また大師の弟子・真如も2年間留まり、
『法華経』の一部を書写して納められていると
書かれています。

国分寺というのはかつて国府がおかれた
その土地の中心であったところのはずですが
今までいくつもの国分寺というお寺や
場所を各地で訪問しましたが
なぜか、今はあまり賑やかではなくて
だだっ広い場所になっている気がします。
どうしてなんでしょうね?

ここでまた先ほどおみかけした
外国人らしきお遍路さんに遭遇。
少しお話をしたところ
イギリス人の方で、熊本の菊鹿のお寺で
仏教の勉強をされているとのこと。
お遍路は5回目で、今までは歩き、
今回は途中から体調の問題で
車にしたそうです。

以前、骨肉腫のような病気になり
仏様が現れたので、お遍路を巡り
今はこうやって元気に生活しているので
仏様の力を信じるしかないのですと
おっしゃっていました。
外国の方ならではの、仏教に関する
疑問や問題点なども語られていて
またここでよいお知り合いができました。

2月の熊本 魂の巡礼に お誘い
してみました。
(魂の巡礼熊本公演はこちら

今日は4ケ寺、歩いた距離は18KMほどです。


夜は中華で乾杯です。
12歳Lくんも元気に歩いています。

お遍路の様子を毎日配信しています。

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明けましておめでとうございます。

本年も、シンクロ加速しんごちゃんネル
どうぞよろしくお願いいたします。

2022年の元旦は、仙遊寺の6時の法要から
始まりました。
今回年越しをさせていただいた仙遊寺は
大変開かれたお寺という雰囲気です。
ご住職の考え方が柔軟で、宗教の変遷を
見る思いがしました。

国宝級の千手観音像は以前は
60年に1度だけの御開帳だったのですが
「せっかく参拝にきてくれてるのに
御本尊を見せないほうがおかしいでしょ」
とご住職はおっしゃって(もっともですね)
写真撮影もOKなのです。
60年も閉ざされた場所に置かれていると
傷みもひどいらしいのです。

また、お遍路は四国4県全土にまたがっているが
県やお寺によってかなり違いが大きいけれど
4県で協力し、まとまって世界遺産申請を
したいとも考えておられるよう。
ご住職はそれ以外にも農業にも取り組まれたり
すばらしいお寺だと思いました。
これまで巡拝してきた中では、神峯寺に次ぐ
2位に浮上(笑)。
それくらい良いお寺だと思いました。

さて、今日は札所も1カ寺。
仙遊寺に近いところで。

第五十七番札所 栄福寺


嵯峨天皇勅願により、大師が
内海の風波、海難の事故の平易を祈って、
府頭山の山頂で護摩供を修法された。
その満願の日、風波はおさまり、
海上には阿弥陀如来の影向が漂ったとのこと。


ここのご住職も面白い方で
ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)。さんに
「坊さん――57番札所24歳住職7転8起の日々――」
という連載を書かれ
出版や映画化もされている方。
若くして住職になられてからのことを書かれた
「ぼくは坊さん。」
「坊さん父になる。」
などの著書があり、僕も購入してみました。
お子さんの話もおもしろいです。

お寺も時代や人が進むにつれて
新しい考え方になってゆくのは必然でしょうね。
直美さん(クラブワールド)はTシャツを購入
していました。

それから札所ではないのですが
宝厳寺にも行きました。

境内は「一遍上人の誕生地」として
愛媛県指定史跡となっているところ。

そして元旦からお寺ではないのですが

地域拠点型劇場 坊ちゃん劇場で
ミュージカルを見ました。
「ジョンマンラブ」
AKB48の高岡薫さんが主演です。

ジョンマンはジョン・万次郎。
幕末に14歳で漁に出た船が遭難して
鳥島に流され、アメリカの捕鯨船に
救助されアメリカへ渡った男。
今回はその最初の妻の鉄さんの話。
振付がラッキー池田氏でしたよ。

ジョン万次郎は高知の足摺岬の方の
出身で、救助してくれた船長に気に入られて
アメリカで学校へも行かせてもらい
英語ができるようになり
ゴールドラッシュで金鉱で働き
お金をゲットして帰国した。
その後、スパイと思われたりも
したが、幕末の有志たちともつながり
日本の外交や通商の重要な役割を
はたした人。
若くて頭も心も柔軟だったのでしょうが
相当優秀だったのだと思います。
救助された年上の仲間はハワイで
一旦降ろされたのに、自分は残らず
船長についてアメリカ本土へ渡ったのです。
そこから小学校から入って英語を学び
飛び級して航海術や捕鯨術も学び
金鉱にも行って成功しています。

舞台は考えていたよりも(すみません)
感動できるもので
子供から大人まで楽しめそうでした。
年始の3日間だけ、上演後
ライブでマツケンサンバを替え歌で
出演者が歌って踊るのも楽しかったですよ。

すでにお遍路で通過した土佐清水市には
ジョン万次郎資料館があります。
機会があったら行ってみてくださいね。

さて、2022年も盛りだくさんの1日で
始まりました。
明日からはまたお遍路で巡拝を続けます。
どうぞよろしくお願いいたします。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路37日目。

宿から10数キロくらい歩いてきました。

第五十二番札所 太山寺

こちらはおもしろいいわれがありますね。
開基とされる真野長者。
長者は豊後(大分)で炭焼きをしていた。
神のお告げで久我大臣の娘・王津姫と結婚、
いらい運が開けて大富豪となった。
その後、商いのため船で大阪へ。
大暴風雨に遭い、観音さまに
無事を祈願したところ、救われた。
その長者が一夜にして御堂を建てた
という、「一夜建立の御堂」と言うそう。


その後、聖武天皇の勅願をうけて、行基菩薩が
十一面観音像を彫造し、その胎内に真野長者が
瀧雲山で見つけた小観音像を納めて本尊にした
のだそうです。
後冷泉天皇、後三条、堀河、鳥羽、崇徳、近衛の
6代にわたる各天皇が、十一面観音像を奉納。
そのため7体の観音像があるとのこと。

大きな門から結構歩きますし、中に民家のような
おうちがあるのが珍しいです。


ここのところすっと肉うどんが
食べたかったのですが、大晦日で
うどんやさんがお休み(なぜ?)。
お好み焼きをランチで食べましたよ。

第五十三番札所 円明寺

聖武天皇の勅願により、
行基菩薩が本尊の阿弥陀如来像と
脇侍の観世音菩薩像、勢
至菩薩像を彫造して安置し、
七堂伽藍を備えた大寺として建立。
当時は、海岸沿いで「海岸山・圓明密寺」
といったそうです。

豪族・須賀重久によって現在地に移され
京都・御室の覚深法親王からの令旨により
仁和寺の直末として再建され、寺号も変わったそう。
円明寺はまた、聖母マリア像を浮き彫りにした
キリシタン灯籠があります。

またアメリカ人巡礼者がシカゴ大学のスタール博士が
発見した四国霊場最古の銅板納札が保存されて
います。すごいですね!

僕は毎年、大晦日に東京を出発して
福島・南相馬の円明院というお寺で
ご来光を拝んでいましたので
今年は違う円明(寺)でなんだかご縁を
感じました。

さて、今日は大晦日です。
愛媛にきてずっとお世話になっている
松本さんのご厚意で、

第五十八番札所 仙遊寺 

の宿坊で
年越しをさせていただくことになりました。
宿坊での年越し、お遍路中の我々には
願ってもないことです。

仙遊寺はしまなみ海道を見下ろせる
小高い山の上。
とても見晴らしの良いお寺です。
登ってくる途中は結構ハードな所も
ありますが、「加地の井戸」という
弘法大師が掘られた井戸もあります。
病に効くということでした。

創建は天智天皇の勅願により、
伊予の国主・越智守興公が堂宇を建立。
本尊の千手観音菩薩像は
天皇の念持仏として、海から上がってきた竜女が
一刀三礼しながら彫って安置したと。

さらに阿坊仙人という僧が40年にわたって籠り
修行などをされていたが、
忽然と姿を消してしまったという伝説が
あるのだそう。

今日はこちらで除夜の鐘、講和
明日の朝もお勤めをさせていただく予定です。

今日のyoutubeでは、
シンクロ加速しんごちゃんネルでの
年間流行語大賞を発表しました!!
栄えある1位は ぽこんぬ!!

特別賞は ほたるさん(中島知子さん)です!!
(笑)・・・今後とも活躍を期待します。

こちらのお寺からの景色、昼と夜。
夜景も綺麗です。

では、みなさま、2021年も
大変お世話になりました。
たくさんの応援、ご支援を頂き
心より感謝申します。

よいお年をお迎えください。

2022年も皆様にとりまして
幸福な1年となりますように。
お遍路はまだ続きます。
今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路36日目。

今日からまた合流する人があり増えました。
今日のyoutubeは大人数満員でお送りしました。
見ていただいたでしょうか?
本日は2か寺+1神社に参拝しました。

第五十番札所 繁多寺


松山城や、市内、瀬戸内海まで見渡せる
山の高台にあるお寺です。

天平勝宝年間に孝謙天皇(在位749〜58)の勅願により
行基菩薩が薬師如来像を彫造して安置し、
建立したそうです。
天皇より祭具としての幡(はた)をたくさんを賜った為に
幡多寺→繁多寺となったと言われています。
弘法大師がこの地を巡錫し、寺に逗留されたそう。

天皇家の菩提寺である京都・泉涌寺との縁が深い
お寺です。


せっかく松山にきておりますので
美味しいものも頂いております。

こんなお遍路飯!ありがたいですね!

今日から中学生L君もお母さんと参加。

伊予電にものります、お遍路隊。

第五十一番札氏 石手寺

こちらは昨日のブログにアップした
お遍路の始めになったと言われる
「衛門三郎」の石が納められていると
言われるお寺です。


こちらは愛媛では本当に有名なお寺で
他のお寺とはちょっとテイストが違うというか
いろいろなものがあります。

境内ほとんどの堂塔が国宝、
国の重要文化財に指定されていて
寺宝を常時展示している宝物館もあり
四国霊場では随一ともいえる文化財の寺院。

神亀5年(728)に伊予の豪族、
越智玉純が霊夢に二十五菩薩の降臨を見て、
この地が霊地であると感得、
熊野12社権現を祀ったのを機に
鎮護国家の道場を建立た。
翌年に行基菩薩が
薬師如来像を彫造して本尊に祀って開基。


これは弘法大師が投げたとされるもの?
をモチーフにしたのかな。
かなり大きいです。


めでたい感じの恵比須様。
イルカならぬ鯛にのった恵比須様も
ありました。
洞窟のようなところもあり
アミューズメント的ですねえ・・・。


こちらは伊佐爾波神社(いさにわじんじゃ)
国の重要文化財に指定されている
八幡造りの社殿は、日本に3つしかない貴重なもの。

宇佐神宮風ですね。

今日は道後温泉にいるのですが
本館は今改装工事中でした。


観光客も大変多く、温泉は
2時間待ちであきらめました。
宿で入ります。


車遍路の仲間も合流して
今最大人数11人です。

明日は大晦日。
宿坊に泊まる予定ですので
また配信をお楽しみに。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 35日目です。

年末年始のお休みに入るということで
メンバーがどんどん増えております。
夜には車遍路中のメンバーも合流したり
にぎやかです。


長珍屋さんの朝食。
美味しかったです!お味噌汁は本日
お邪魔するギノー味噌さんの麦みそ。
ほんとうに柔らかくまろやかな味。

今日は、昨日参拝した浄瑠璃寺に再度参拝。
新しいメンバーもいますので。
そこから、ギノー味噌の田中社長さんに
お迎えに来ていただいて工場見学へ。

田中社長さんとは偶然、28日目の街の
喫茶店で出会い、ちょっとだけお話したら
食事をお接待して頂き
工場見学もさせていただくことに。
しかも人数が増えていますが、快く
お迎えにきてくださいました。

ギノー味噌さんは四国では知らない人が
いない、麦味噌のメーカーさんです。
ギノーみそ(義農味噌)という社名は、
江戸時代中期・享保の大飢饉の際、
翌年の収穫のために唯一の食料であった麦の種を
食べずに、自らの命をもって地域に貢献した
松前町の偉人“義農作兵衛(ぎのうさくべえ)翁”に
由来しているのだそうです。
ギノーみそは、義農作兵衛翁の尊い思いである
「義農精神」を今に受け継いでおられるとのこと。

大人の社会見学。
衛生管理も大変厳しいのでちゃんと
着替えて消毒します。
会社自体も本当に清潔で綺麗で
従業員の方々も親切で良い感謝なんだなあと
思いました。
これも、田中社長はじめ、みなさんの
努力ですよね。


伝統の麦味噌造りに加えて、
愛媛県の郷土料理や、愛媛の食材を使った
製品の開発にも力を注いでいます。
地産地消はもちろん
「売る商品ではなく、自分が食べるものを創れ」
という思いをずっと貫いてこられた会社です。

今はお味噌以外にも、いよかんドレッシングや
いいお米を使った甘酒、お醤油
ご飯に乗せる鶏飯の素などもあります。
製造販売されています。

偶然の出会いで、こんない素晴らしい会社や
愛媛の人達に出会えてすごいことです!
試食もいろいろ美味しかったです♪

ギノー食品さんは こちら
ネット販売ありますから、
ぜひ食べてみてくださいね。

お遍路って本当に不思議ですね・・・。

お遍路の始まりは諸説ありますが
よく言われているのは、
伊予の長者・衛門三郎説です。
長者で金持ちで優しくなかった三郎が
お遍路に来た僧侶を何度も追い出したら
8人の子供が次々に亡くなることに。
托鉢の僧侶は弘法大師であったと知り
自らの悪行を反省し、
一目弘法大師にお目にかかり懺悔したい一心で
大師の跡を追って、何度も四国を巡った
のが始まりとも言われています。
何十回目かに、逆回りをしたときやっと
大師に会えたのがうるう年だったと。
なので、うるう年の逆打ちはいいと
いわれているそうですよ。

そしてまだ続きがあり、
死期が迫りつつあった三郎の前に
大師が現れ、三郎は今までの非を泣いて詫び、
望みはあるかとの問いかけに
来世には伊予の国司に生まれ変わり
人の役に立ちたいと言って亡くなった。
大師は石に「衛門三郎」と書いて、
左の手に握らせた。

翌年、伊予国の領主に長男が生まれるが、
その子は左手を固く握って開こうとしない。
僧が祈願をしたところやっと手を開き、
「衛門三郎」と書いた石が出てきたそう。
生まれ変わったと言うことですね。
その石は五十一番札所石手寺に納められて
いるのだそうです。

さて、昨日、今日はいろいろありまして
メンバーも増え少しわちゃわちゃしており
とてもお遍路中とは思えないので
youtubeでも巡拝には触れていませんが
2か所行ってます。(笑)

第四十八番札所 西林寺

聖武天皇(在位724〜49)の天平13年
行基菩薩が勅願により伊予に入り、
国司とともに一宮別当寺として
堂宇を建立。本尊に十一面観音菩薩像を
彫造して安置した。
大同2年(807)弘法大師が四国の霊跡を
巡礼した際この寺に逗留した。

このころ村は大旱魃で苦しんでおり、
弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、
近くで清水の水脈を見つけた。
寺の西南300mにある「杖の淵」がそうで
水は涸れたことがなく「全国の名水百選」
にも選ばれているそう。

第四十九番札所 浄土寺

女帝・孝謙天皇(在位749〜58)の勅願寺として、
恵明上人により行基菩薩(668〜749)が彫造した
釈迦如来像を本尊として祀り、開創された。
のち弘法大師がこの寺を訪ねて、
荒廃していた伽藍を再興し、
真言宗に改宗したそうです。

空也上人が四国を巡歴し、
浄土寺に滞留したのは平安時代中期で、
村人たちへの教化に努め、
布教をして親しまれた。
空也上人像が本堂の厨子に置かれています。

では、明日もしっかり歩きます。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 34日目です。

今日は1日中いろんなことがありすぎて
その話はまた後日と言うことで
夜の巡礼から・・・(笑)。

マジック&催眠バー スプレッドワン
というお店を、てっちゃんがネットで
見つけてきまして。
そちらへ今日は9名という大人数で
夜におじゃましました。


お店のマスター
パフォーマーのカズさんです。
面白い催眠術からヒプノセラピーまで
どちらもできる方だそうです。
みんなで催眠術をかけてもらいました。

交感神経・副交感神経に働きかけるので
肩こりとか、筋肉痛、姿勢が悪いなどの
矯正もできたりするそうですよ。
なのでかかりやすい人はいいですね!


合流したほたるさん、めっちゃかかってます(笑)。
ぼくもすっかりかかってました。
指が動かせなくなったり
腕があがらなくなる術でしたよ。
楽しい時間をすごすことができました。

ちょっと今日は番外編のyoutubeに
なりました。
また明日、今日の分もお話ししますね。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 33日目。

今日は雲が多いのですが、綺麗な彩雲から
スタートです。
今日まで2泊、白亜紀からの地層から湧く
温泉の宿 利楽 に泊まっていましたが
そこから出発です。
まずは10kmほど歩いて、順番は逆ですが
近い方のお寺へ

第四十七番札所 八坂寺

修験道の開祖・役行者小角が
開基と伝えられており
かなり古いお寺です。
修験道の修行の場であったため
ものすごく巨大なほら貝が
置かれています。

文武天皇の勅願により伊予の国司、
越智玉興公が堂塔を建立した。
このとき、8ヶ所の坂道を切り開いて
創建したことから寺名とし、
ますます栄える「いやさか(八坂)」
にも由来すると書かれていました。

本尊は阿弥陀如来坐像。
その後、紀州から熊野権現の分霊や
十二社権現を奉祀して修験道の根本道場となり、
「熊野八坂寺」とも呼ばれるようになったと。

本堂の地下室には、全国の信者から奉納された
阿弥陀尊が約8,000祀られている。
小さい阿弥陀尊ですが壮観な眺めです。

本堂と大師堂の間に
「極楽の途」「地獄の途」があり、
極楽には美しい浄土が、
地獄には餓鬼道、畜生道、修羅道などが
描かれています。
地獄途はとがった石が敷かれており
てっちゃんがは全部歩いて極楽の途まで
行けたようです。

猫さんも数匹お待ちしております(笑)。

実はこのあと、うどんやさんやカフェに
寄りたくて数軒いったのですが
どこも休みだったり、時間外だったりで
お腹はへるわ、寒さは厳しいわで
ちょっとがっくり朦朧として次の
浄瑠璃寺へ向かうことに。
距離は1kmほどと近いです。

第四十六番札所 浄瑠璃寺

ごめんなさい、あまりの寒さで
印象が残っていません(笑)。

参道入口の石段左に
「永き日や衛門三郎浄るり寺」と彫られた
正岡子規の句碑があります。
このあたりは遍路の元祖といわれる
右衛門三郎のふる里だそうです。

行基菩薩が白檀の木で薬師如来像を彫って
本尊とし、寺名は薬師如来がおられる
瑠璃光浄土から「浄瑠璃寺」されたそうです。

境内の樹齢1,000年を超す大樹
イブキビャクシン(市天然記念物)があります。

今日はここのすぐ近くの宿です。
明日は、合流する人が増えますので
再度また参拝に来たいと思います。

そういえば、何か所まわられているのか
わかりませんが、「お遍路ラン」の方に
お会いしましたよ。
いろいろなお遍路の形がありますね。

話はかわりますが、僕は普段から
とてもとても忘れ物が多いです。
ツアーで止まったホテルからしょっちゅう
自宅やオフィスへ忘れ物が送られます(笑)。
今回のお遍路旅でも、水筒やらスマホやら
御影(おみえ)やらいろいろ忘れています。
スマホは郵便局で忘れて、追いかけてきて
くださったり。充電器は次の宿まで
届けてくださったり。
御影に至っては、郵便で送って頂きました。

本当にみなさんのご厚意で過ごせていますね!

今日からは、直美(クラブワールド)さんも
合流です。
明日は、ギノー味噌さんとの約束もあります。
松山で松本さんとの約束もあります。
ちょっと寄り道で過ごす日になりそうです。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 31日目。

四十三番明石寺から約80㎞、
僕たちは1泊していく予定だったのですが
峠越えの難所がつづき、雪の予報で
先に松山に行こうかと思ったら
以前からのお知り合いの松本さんが
車で2か所のお寺に連れて行って
くださることに!
ありがとうございます。
歩けば20時間を超す
「遍路ころがし」の霊場です。


案内までしていただきました。

第四十四札所 大寶寺
四国霊場八十八ヶ所のちょうど半分。
「中札所」といわれるところです。
四国山地に囲まれ、境内は老樹が林立し、
幽寂な空気が漂います。

岩に囲まれたところでした。
大わらじが入口につるされています。


こちらの太子堂で納経をしていたら
ちょうど菊地さんの影に
賽銭箱の金色の文字が映りました!
すごいですね。


ゴジラのような木もあります。

相当古いかもしれません。

百済から来朝した聖僧が、
携えてきた十一面観音像をこの山中に
安置し、飛鳥時代に兄弟の狩人が、
十一面観音像を見つけ、草庵を結んで
この尊像を祀った。文武天皇は
この奏上を聞き、勅命を出して寺院を建立、
元号にちなんで「大寶寺」と号したそう。
弘法大師がこの地を訪れたのは、
およそ120年後で教を修法されて、
四国霊場の中札所と定められた。

過去に3回ほど大火事にみまわれて
いるそうです。

そこから

第四十五番札所 岩屋寺

車で行っても結構歩きますよ。

山岳霊場でむかしから修験者が
修行の場としていたそうです。
弘法大師がこの霊地を訪ねたのは
弘仁6年。そのころすでに
土佐の女性が岩窟に籠るなどして、
法華三昧を成就、空中を自在に飛行できる
神通力を身につけ、法華仙人と称していたという。
女性の仙人は珍しいですね。
仙人は、大師の修法に篤く帰依し、
大師は木造と石造の不動明王像を刻み、
木像は本尊として本堂に安置し、
石像を奥の院の秘仏として岩窟に祀り
全山をご本尊の不動明王として
護摩修法をされたそうです。

その後一遍上人が鎌倉時代の中期に
この古刹で参籠・修行されたそう。


大師が手彫りされたという洞窟も
あるのです。

今回のお遍路旅を支えてくださる
みなさんへの恩返しも込めまして
はしごの修復の寄付を一口させて
頂きました。


とてもいい雰囲気でした。

今日も松本さんにお世話になりました。

坂本真民さんという詩人の記念館へも
行きました。
いろいろな方に支えていただく日々ですね。

今日は松本さんの香川のお知り合いにも
話を通していただき、香川でも
お世話になる方が現れました。
その方の知人は、僕がカミーノ巡礼で
見た、日本人の方が彫った
生木の仏像があるのですけど
それを彫った仏師の方でした。
ここでも偶然のつながりがありました。
年末の宿も矢野さんに取っていただいて
本当に感謝ですね~。
年末には先日のギノー味噌の社長さんにも
またお世話になります。
本当に奇跡の繋がりが続く日々。

今日のYOUTUBEではそのへんの話と
「けさお」という僕の超絶面白い
同級生の話をしています。

明日はオフ日の予定ですが
何が起きるかな?

同行のおてつさんです。

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みなさん、こんにちは!
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 29日目。
今日は30kmほど歩いて、
2か寺参拝して宇和まできています。


本日最初の休憩地点。
「道の駅三間」は綺麗で居心地のよい
場所。

僕は今日もぶれずにうどん。

うどんが秀逸です!
お汁を全部飲む美味しさ❣️
具はじゃこ天、温玉、鶏肉、ネギ、
天かす。あ〜溜息がでちゃう♬
道の駅みまはめっちゃ充実しています^_^

菊地隊長はこれも名物 じゃこ天。
はずせませんね、これも!
カルシウムも補給。


第四十一番札所 龍光寺

この長い階段の上の赤いものは
なんと鳥居ですよ。

龍光寺は地元では「三間のお稲荷さん」と
呼ばれ、神仏習合の面影を伝えている霊場。
山門は鳥居で、この山門をくぐると
仁王像に代わる守護役・狛犬が。


境内には狐とお地蔵さんの
石像が仲良く並んでおり、
仏と神が同居しています。
縁起は大同2年に弘法大師がこられた際
白髪の老人があらわれ、
「われこの地に住み、法教を守護し、
諸民を利益せん」と言って消えたので
大師は、五穀大明神の化身であろうと
稲荷明神像を彫造、
堂宇を建てて安置し
本地仏とする十一面観世音菩薩と、
脇侍として不動明王、毘沙門天も
造像して一緒に安置し、
「稲荷山龍光寺」として
四国霊場の総鎮守の寺とされたそうです。

不思議な雰囲気のいいお寺でした。
【御詠歌】
この神は三国流布の密教を
守り給わむ誓いとぞ聞く
とおいうのも僕にはいろいろ
考え想像させてくれるものがあります。

空海さんとお稲荷さんの関係とかね。


本日2か寺目の巡拝は

第四十二番札所 仏木寺

大同2年のころ、弘法大師はこで
牛を引く老人と出会った。
誘われるまま牛の背に乗って歩むと、
楠の大樹の梢に一つの宝珠がかかっていた。
これは大師が唐から帰朝するときに、
有縁の地が選ばれるようにと、
三鈷とともに東方に向かって投げた
宝珠であったので、大師は、
ここは霊地であると感得、楠で大日如来像を彫造、
眉間に宝珠を埋めて白毫とした。
これを本尊として安置し
草字体で書写した『般若心経』と
『華厳経』一巻を奉納されたのだと。


この残木堂という小さいお堂をのぞくと
中に、何かを彫った木の残りのような
物が祀られていました。
もしや、大師が大日如来を彫られた後の
木なのかも。だとしたらすごい!

このお寺は、家畜堂というお堂もあり
近隣の農家の牛馬の安全を祈願したところから
今はペットの安全や、霊を供養したりする
お寺ともなっているそうです。

こちらにも綺麗な神社が。

僕は、このお遍路で初めて
空海さんからなのか
別のところなのかわかりませんが
メッセージを受け取った気がしました。
「僕にやるべきこと、できることが
あれば言ってください。」と
お願いしたら降りてきた感じです。

この後も遍路道をかなり登ります。


400mほどの高低差でも
かなりきついですよ。
今日はなかなかくたびれましたが
いい一日でもありました。

峠からの景色はとても綺麗。
かなり登ってきていることが
わかりますね。

年末に向かって、遍路仲間も
合流すると思います。
明日もしっかり歩きます。

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