国内パワースポット

みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
今日は、四国八十八か所歩きお遍路 18日目。

今日から、しんさんが一緒に歩き始めます。
しんさんは、以前ヨーロッパのカミーノ巡礼
に一部参加されたのですが、その時は数日目に
足が腫れて腫れて大変なことに!
今回は大丈夫そうですね?


昨夜の宿が、お遍路道からかなり
はずれた場所でしたので、一旦タクシーで
遍路道まで戻ります。
出会った運転手さんとなぜか似ている件(笑)。

今日は合計25-26kmほど歩きました。
途中、朝食を食べようと途中で見つけた
新しいドライブイン くらげ さんで
モーニング。
ここがなかなかいいカフェで
なんと朝5時から昼までの営業!


その割にはいろいろなメニューが充実。
かなり美味しいモーニングを頂きました。

第三十六番札所 青龍寺


不動明王が祀られた、横波半島突端の寺。

青龍寺へは、昔は「宇佐の大橋」を
渡る旅でした。
以前は、渡し船でしたが、今は橋のみです。
初めは、弘法大師のお供をした8人の
子孫の方がこの「竜の渡し」をされ
橋ができるまで(昭和)代々守ってきたそうです。
弘法大師が唐に渡り、長安の青龍寺で
密教を学び、恵果和尚から真言の秘法を授かって
真言第八祖となられ、帰朝。
大師はその恩に報いるため
日本に寺院を建立しようと、
東の空に向かって独鈷杵を投げそれが落ちたところに
日本の青龍寺を建てようとしたそう。
その後、独鈷杵はいまの奥の院の山の
老松にあると、この地に堂宇を建て、
石造の不動明王像を安置し、
青龍寺としたそうです。

弘法大師はよくいろいろ投げれらますね(笑)。
肩が強いのかな?
今でいう大谷選手並みかもしれません。


こちらも名刹という雰囲気を残していて
小さい滝があったり、少し中国風の
お堂があったりなかなか素敵です。

が、正直こう毎日巡拝してたくさんの寺院を
巡っていると、だんだんどこがどうだったか
記憶が混乱していきます(笑)。
なんとも罰当たりかもしれませんが
写真を順番に見て思い出すしか
ないですね。昔の方は写真もなく
どうやって思い出してたのでしょうね。

ただ、本当に毎日雨が少なくて暖かいことは
本当にラッキーです。
また、今日も岡本さんが荷物を運んで
くださって、お土産まで置いて行って
くださいました。感謝です。
息子さん(ギタリスト)のCDも
頂いております。
クラシックギターデュオ
『いごっそう』さんといいます。
いごっそうとは高知の方言で
頑固で気骨のある男 だそうです。
かっこいいですよ!

さて、またまた今日も嬉しいことが。

なんと、車遍路のあいさんが、菊地さんの
新しいカメラレンズを
高知市内のカメラ屋さんから、
わざわざ取ってきて届けてくれました。
四万十で数日後に受け取るつもりでしたが
1日でも早い方がいいだろうと
車でわざわざ取りに行って持ってきて
くれました。
かなりの距離ですよ。
菊地さんのうれしそうな顔!!
本当によかったですね。
あいさん、ありがとうございます。
弘法大師さまのご加護ももちろんですが
みなさんの『愛』を知るための
遍路なのかなあと実感しております。


今日も素敵なことが多々ありました。

感謝して明日もしっかり歩きます。

こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
本日は、四国八十八か所歩きお遍路17日目。

実は昨日お会いした、古い知り合いの
海洋深層水の岡本さんが
今日も1日、宇宙船(車)で案内して
くださいました!

第三十二番札所 禅師峰寺


今日はこの彩光が見えた参拝から始まりです。

土佐湾の海岸に近い。小高い山にあるお寺。
海上の交通安全を祈願して建立された
「船魂の観音」とも呼ばれているそうです。
行基菩薩が聖武天皇から勅命をうけて
堂宇を建てたのが起源とされている。
弘法大師は、岩の姿が天竺・補陀落山のようだと
虚空蔵求聞持法の護摩を修法され
十一面観世音菩薩像を彫造して本尊と
されたそうです。境内は樹木も間に
波打ったような岩石が多くあります。

寺を下ったところに、土佐勤王党の藩士
武市半平太の墓があるそうです。

第三十三番札所 雪蹊寺

桂浜を見下ろす景色の良いお寺でした。
四国八十八ヶ所霊場のうち2ヶ寺しかない
臨済宗妙心寺派の寺院です。
弘法大師によって弘仁6年に開創されたころは
真言宗で、「高福寺」という名前だったそう。
その後、大名長宗我部家の菩提寺となった。

大仏師、運慶とその長男、湛慶がこの寺に滞在し
運慶は本尊の薬師如来像と
脇侍の日光・月光菩薩像を制作、
湛慶は毘沙門天像と吉祥天女像、
かわいい善膩師童子像を彫造して安置
したとのことです。

岡本さんからの説明を事前に聞き
少しくらいイメージかなと思ったのですが
清々しく感じました。

こちらは昭和の傑僧といわれ終戦にも
影響を与えた玄峰和尚のお寺でもあり
深い歴史をいろいろと感じられました。

長曾我部にかかわる秦神社が隣に
ありました。

第三十四番札所 種間寺

百済の仏師や造寺工渡来し
大阪・四天王寺の造営にあたり
帰途の航海中土佐沖で強烈な暴風雨に
おそわれて、種間寺が建つ本尾山にほど近い
秋山の港に難を逃れて寄港した。
彼らは、海上の安全を祈って
約145㎝の薬師如来坐像を彫造し
本尾山の山頂に祀り
これが寺の起源とされているそうです。

それから200年ほどの地
唐から弘法大師が帰国され
この地で薬師如来像を本尊として安置し、
諸堂を建てて開創された。
そして唐からもち帰った種子の
米、麦、あわ、きび、豆またはひえの
五穀を境内に蒔いたことから、種間寺と
いわれるのだそう。

安産の薬師さんとして祈願者が
多いのだそうです。

種間寺の奥の院はなぜか神社です。

参道には、鴛鴦の大槙(おしどりのおおまき)
という巨木があります。
このプレハブの中に社殿。
中に弘法大師のもたれ岩という岩が。

第三十五番札所 清瀧寺

こちらも山の上、静かな場所です。

「土佐和紙」「手すき障子紙」で知られる
高知県の紙どころで、水が綺麗なのですね。
養老7年に行基菩薩が行脚していたところ、
この地で霊気を感得して薬師如来像を彫造した。
これを本尊として堂舎を建て、
「影山密院・釋本寺」と名づけて開山したのが
初めと伝えられています。
弘法大師が本堂から300mほど上の岩上に壇を築き、
五穀豊穣を祈願して閼伽井権現と
龍王権現に一七日の修法をし
満願の日に金剛杖で壇を突くと、
岩上から清水が湧き出て
鏡のような池になったということです。


不思議な植物を流れる滝です。
清い瀧 ということですね。

今日はワープ(車)のおかげで
だいぶ予定が進みました。
それでも7,8kmは歩いています。

今夜、新たなメンバーしんさんが
合流です。
菊地さんのカメラレンズも
無事に高知まで届きそうです。
応援金も頂いています。
本当にありがとうございます。

明日は、また岡本さんが
荷物を運んでくださる予定。
明日もしっかり歩きます。

 

 

 

 

 

こんにちは!
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 15日目です。
ホテル玉井を出まして、今日は25kmほど
歩いて、大日寺へ。

実は、僕のFBをフォローしてくださっている
高知在住のつついさんからメッセージを頂き
今日、初対面でご一緒にお遍路して
くださる約束だったのです。
待ち合わせは、モーニングを取る予定の
地元喫茶店 ジャストで朝7時半。
ですが、つついさんが約束時間に
いらっしゃらない!
連絡してみると、ちょっと愛猫ちゃんの
トラブルがあって電車に遅れたので
(電車は1時間1本ほどです)
お母さまの運転で車でこられると。
そういうわけで、なんと荷物はお母さまが
後で次のホテルへ運んでくださることに!
なんという当日ミラクル(笑)。
そしてなんとつついさんは、
以前、当社でもいろいろとお世話になった
第73世竹之内宿禰さんの関係で
昨年のお別れ会で僕と一緒だったと。
なんと、同行の菊地さんもその会に参加
していて、3人とも集合写真に写って
いたのです。(僕は頭だけ)
すごいご縁ですね。
これも宿禰さんことむっちゃんの
お導きでしょうか・・・。

一旦背負うつもりの荷物を
タクシーでホテルに置きに行きました。
つついさんのお母さまにピックアップ
してもらいます。
なんとそのタクシーの方に
枕サイズの芋けんぴを頂戴しました。
これ、同行の直美さんの大好物。
うれしそうな直美さんです。


途中、和食(わじき)というところで
おもしろいおじいさんに遭遇。
いろいろ地元の名所を案内してくださった。
(龍馬の妹の像とか)
その時にとっても素敵な海沿いの
サイクリングロードも発見。


まぶしい海辺は本当に絵になります。

あまりに素敵な海のレストランでランチ。

第二十八番札所 大日寺

大変綺麗な白い石が敷かれている
京都のような風情のお寺です。

聖武天皇(在位724〜49)の勅願により、
行基菩薩が大日如来の尊像を彫造し、
堂宇に安置して開創されたと
伝えられています。
その後、荒廃したようなのですが
弘法大師が四国を巡教された弘仁6年(815)、
楠に爪で薬師如来像を
彫られ祀られたそう。

大師ゆかりの楠の霊木は「爪彫り薬師」
と呼ばれ、奥の院とされていて
その霊木は、頭、眼、鼻、耳、顔など
首から上の病に霊験があらたかとされている
そうで、薬師堂の脇には、
土佐名水40選にも選ばれた
大師御加持水が湧いています。
僕はペットボトルを失くして
汲んでくることができませんでした。


とにかく素敵なお寺です。

紅葉も本当にきれいですね。

さて、昨日少しお話しした
同行のフォトグラファー菊地さんのカメラ。
レンズ部分が壊れてしまって大ショックを
受けていたのですが・・・
素晴らしい『愛』のつながりが起きました。
『型番は?』『いくらですか?』
『どこへ振り込めば?』
『高知のお店にないかもしれないから
調べてみます。』等など・・・
たくさんのお問い合わせを頂いて
東京の直美さんが連絡を
とってくれたりして・・・。

そして結果、
菊地さんへの暖かいお布施を頂き
調べてオーダーしてくださった方があり
高知市内のカメラ屋さんで受け取れる
ことになったのです!!
なんという素晴らしい応援を
してくださるみなさんでしょう。
本当にありがとうございます。

菊地さんも僕もあまりにも
すばらしいミラクル連携が起きて
とまどいつつも感謝の気持ちで
いっぱいです。
みなさんの暖かいお気持ちを胸に
明日も菊地さんや他のみんなと
しっかり歩きます。

 

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。
今日は、四国八十八か所歩きお遍路14日目です。

昨夜の宿、おうち宿しだお さんを出て
今日は24~25kmほどの行程です。
今日も快晴、暑いくらいでした。

宿のオーナーさんお勧めの古民家カフェ
「茶房千福」さんでモーニング休憩。
とても素敵なカフェでした。
高知には結構古民家カフェがあるようで
その先駆け的なお店とのことです。

その後歩いていくと、数日前に室戸岬で
声をかけていただいた、民宿の方の宿を
発見しました。
泊まりませんけど、一応訪ねてみると
宿の方が覚えていてくださって
みかんを頂きました。
この方に、室戸岬には空海さんの顔の形の
岩があって、見る角度で口を閉じたり
開いたりして見えると教えて頂きました。
偶然の出会いで楽しかったです。

さて、今日は1箇所巡拝します。

第二十七番札所 神峯寺

こちらは僕は以前車で参拝したことがあります。
その時も素晴らしいところだと思いましたが
かなりな山道なので歩くのは大変だと
思った物でしたが・・・。
実際、とても大変でした(笑)!!

実際、暑さもあって(12月ですが)
遍路ころがしよりきついという声も。。。
45度の勾配が1.2キロ続くと書かれていますが
実際はそこまでではないにしても
ずっとかなりな登りとなります。


なんとかたどり着きましたが
大変美しいお寺なのです。
お庭も整えられています。

鐘楼の裏手に清水が湧き
病気平癒に霊験あらたかであるという伝えが
あります。

元々は天照大神を祀った神社だったのだが
聖武天皇(在位724〜49)の勅をうけた
行基菩薩が天平2年に十一面観音像を彫造して
本尊とし、神仏合祀を行ったとのことです。

神峯寺の奥には、神社が今もあり
岩くろのある神峯神社です。
こちらも大変神々しい所でした。
そちらの奥には、戦争や震災などの異変の前に
光と言われている燈明巌がありました。
大樹も多く、歴史と神々しさを感じられる
場所ですね。

さて、実はこちらへ来る途中事件が。
同行のフォトグラファー菊地さんの
カメラのレンズ部分が壊れてしまいました。
この時点ではまだ、治るのでは?とか
高知市内へ入ったらカメラやへいって
みようとかのレベルで話して
いたのですが、ここから愛の物語は
始まっていたのです・・・・。
その話はまたおいおい。

今日は付近の宿が取れないので
かなり離れた安芸市の宿になりました。
さすがに歩けないので、遍路からはずれ
電車でいきました。


かわいい1両編成の
土佐くろしお鉄道ですね。
海辺の路を走る列車の姿は
人気があるそうです。

夜は、ホテル玉井付近の
「リスボン」という名前の
お好み焼き屋で夕食です。
なぜリスボン??
ケアンズに続く不思議です(笑)。

では、明日もしっかり歩きます。

こんにちは。クラブワールド
大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 13日目です。
室戸岬をすぎて55号線をまだまだ
歩いていきます。

今日も朝日とともに出発です。
本日は2つのお寺を巡拝します。

その前に、昨日訪れた最御崎寺の奥の院が
少し離れた場所にあるので行ってみました。
昨日の中岡慎太郎の銅像から1キロほどの所を
ちょっと登ったところにちょっと奥まった
岩宿?があります。
一夜建立の岩屋という奥の院だそうです。
観音窟とも呼ばれます。
納経は最御崎寺で頂けるそうです。

さてそこから
6,7キロ目でコンビニ休憩です。

トイレ休憩、ドリンク休憩。
昔はこういうのはなかったですよね。

第二十五番札所 津照寺

なんだかかわいらしいお寺です。
江の島神宮みたいですね。

石段を昇りつめた所、
本堂の正面には太平洋が広がり
眼下には室津川の河口と室津港
右の方には行当岬と隙間に
26番金剛頂寺が見えるんだそう。

御本尊延命地蔵を楫取地蔵
(かじとりじぞう)
というそうですが
由来は慶長七年秋ごろ
山内家初代一豊公が
室戸の沖で暴風雨に遭い
困っているとき
何処からともなく
僧が現れ船の楫を取って
御船は無事室津の港に
入港する事が出来た。
僧の姿が見えなくなり
探して津寺(津照寺)へ
参詣してみると
本尊地蔵菩薩の御体がぐっしょり
濡れていた。

また今昔物語には津寺の本堂が
火難に遭った時、
本尊地蔵菩薩が僧に身を変えて
村人に知らせ、
火難を逃れたという言い伝えがあって
『かじとりじぞう』と呼ばれるようになった
とのことです。
お地蔵さん、大活躍でしたね。

さて、ここからキラメッセへ。

次の金剛頂寺までは13kmほど。
頂寺というくらいなので、山の上です。
その前に
道の駅みたいなところに寄ります。
お土産、食品、レストラン
くじらの博物館などがあります。
前泊の民宿の方からジェラートが
美味しいと聞いていたので早速。

第二十六番札所 金剛頂寺

お遍路道からはかなり離れて登りです。
みんなで『宇宙船にさらわれたら』という
話をしていたら本当に宇宙船が!!
・・・(笑)
車遍路をしているあいちゃんでした。
何度も荷物を運んで頂きました。
今回は宇宙船に誘拐されたつもりで
上まで車に乗せて頂きました。

この金剛頂寺は「西の寺」とも言います。
室戸岬を挟んで最御崎寺が「東寺」
この金剛頂寺が「西寺」だそうです。

ここから4㎞のところに女人堂と呼ばれる
不動堂があり、若き弘法大師は
この間を毎日行き来し修行したという
霊地なのだそうです。
大師が平城天皇(在位806〜9)の勅願により
本尊の薬師如来像を彫造して
寺を創建したのは大同2年と伝えられていて
当時は「金剛定寺」といわれ、
女人禁制とされて、
女性は行当岬の不動堂から遙拝していたそうです。

こちらは弘法大師伝により
世に隠れたる聖人二人でありと言われたうちの
一人、土佐金剛頂寺の智光上人が
この地に大師と同様入定留身されたと伝わって
いるそうです。
この写真は智光上人御廟です。

こちらのお寺には、高知では冬の名物
「やっこ」という薬草が生えていました。
薬師如来さまがご本尊だからでしょうか。
「やっこそう」は県の天然記念物で
高知の有名な植物学者
牧野富太郎が名付けたそうですよ。

さて、今日は宿がなかなか見つからず
やっと1室確保できたのが
「おうち宿 しだお」さんです。
本当に普通の親戚の家のようです。
去年から始められたようですが
結構泊り客はあるようですね。
女将さんお一人でやってらっしゃる
ようですが、ご飯がこれまたうまい!


郷土料理なのかな?
なすのタタキとか、イタドリとか。
とっても美味しいのです。

そして、同行のひろこさんのお友達
高知在住の高橋ひとみさんが宿まで
来てくださいました。
ひろこさんも実際に会うのは初めて。
とてもやさしい素敵な方でした。
そして明日はひとみさんが荷物を
運んでくださいます!!

本当にありがとうございます。
明日もしっかり歩きます。

みなさん、こんにちは。
クラブワールド 大村真吾です。
今日はいよいよ室戸岬です。
本日は最御崎寺まで20kmほど歩きました。

太陽のパワーを感じながら歩く
高知の路は暑いくらいです。
(影は寒くなります)

室戸岬は、海岸に沿って海成段丘が
すっと発達して崖と海の間を歩く感じです。
そびえる段丘が海に飛び出して
素晴らしい景色となっています。

室戸岬の先端付近には
坂本龍馬とともに活躍した明治維新の勤王の志士
中岡慎太郎の像が、桂浜を向いて建っています。
そして桂浜には、ご存じ、坂本龍馬像が
中岡と向かい合う形で建っているのです。

海を挟んで向かい合う、二人は京都で
一緒に命を落としたのですね・・・。

室戸岬付近には、もちろんお大師様が
修行をされたといわれる、波でできた
洞窟 「御厨人窟(みくろど)」があり
こちらもお経をあげさせていただきました。

当時青年だった弘法大師はこの地で
「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」
の厳しい行に入られ
光(明星)が口の中に飛び込んできて開眼し、
洞窟の中から見えた風景が“空と海”だったので
「空海」の法名を得たと言われています。

今は、外からはわからないような静かな
地味なたたずまいで、知らなければ
通り過ぎてしまいそうなところです。

近くの海側には夫婦岩もあります。

毎日毎日劇的な景色を眺めながらの
お遍路です。
ダイナミック高知ですね。

そして、今回は
室戸世界ジオパークで休憩。
アイスを食べることにしたのですが
なんともめずらしいものが。

こじゃんと焼きナスアイス。
こじゃんとは高知の方言でとっても。
とっても焼きナス。まさにその通り!
ちょっと焦げた感じまでして美味しいのです。


同行の菊地さんはこれでした。
これまた、すごい青のり味(笑)。
ですがまずくはないのです。
高知のメーカーさん、飛ばしてます。

室戸岬で、車遍路中のあいちゃんが
再度合流です。
明日も荷物をお願いできそうです。

第二十四番札所 最御崎寺

「修行の道場」とされる土佐最初の霊場。
弘法大師様が室戸岬で修行をされたのは
19歳のころとされています。
その後大同2年、唐から帰朝した翌年に
勅命をうけてふたたび室戸岬を訪ねられ
虚空蔵求聞持法を成就したこの地に、
本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して
本堂を建立、創したとされています。


今日はこちらの宿坊に泊まります。

今日のyoutube シンクロ加速しんごちゃんネル
では、今の時期のお遍路に関して
持ち物などの話を具体的にしています。
今回のお遍路は、ツアーではなくて
有志の集まりですので、これからの参加も
できます。
が、事前によく調べてくださいね。
もちろん、お住いの近くで歩く練習も
しておかないとやはりかなりきついです。
20-30km歩きますし
山道もありますし、アスファルトも堪えます。

服装や、持ち物、サポーター、薬
靴下や便利グッズのことも
現在歩き遍路中の僕たちの本音で
説明してますので、ぜひご参考にしてください。

では、我こそは!!の方はご参加
お待ちしております。
もちろんツアーではないので、
お一人お一人、楽しく自己責任で
となりますのでご了承ください。

実は、昨日からしんさんという男性が
お一人参加されて6人で歩いています!

では、明日も高知をしっかり歩きます。

 

 

 

みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
今日は歩きお遍路11日目です。
今朝も、綺麗な朝日をみながら出発です。

今日も88か所のお遍路寺院はないのですが
海沿いの55号線をひたすら歩く1日のはず
ですが・・・。
実にいろいろなことがおきまして
一言で「愛」に溢れた1日でした。

途中、四国八十八か所番外霊場である
金剛山 明徳寺 東洋大師 に立ち寄りました。
こちらは宿坊もあるところのようです。
国道が開通するまでは、室戸に向かう野根山を
超えねばならず、満潮時はここで休んで山越えする
という場所だったので「野根の昼寝」と
呼ばれたのだそうです。
こちらでもお接待でご住職にミレーを頂きました。

ここから室戸岬までは、店舗や自販機がほぼない
と聞いていたのです。
なので、ラストのスーパーに寄っていたら・・・。

僕の金剛杖を同行の菊地さんが
このお寺に忘れてきたことに気が付き
取りにもどってくれたのですが見当たらず・・・。
僕は「失ったとしても仕方がない」と思って
そういいましたが、菊地さんやみんなは
すでに引き上げた方々の想いもこもっている
からと半泣きになっていました。

すると!なんとご住職が車で持ってきて
くださいました。
それも、行き違いになったりして
何度かこの近辺を往復して探して
くださったそうです。
本当にありがたいことです。

元気を出して歩いていきます。
今日の荷物は、スタッフのまきちゃんが
高知のお友達の運転で片道2時間半かけて
やってきて運んでくれます。
途中、前から車が来たのでうまく
会うことができました。
荷物を載せて、また僕たちをおいかけて
ライダースパラダイス というところで合流。

僕たちはここでランチにしました。
こちらはヴィンテージのバイクや
車がいろいろ展示もされており
修理や休憩や食事もできるという
おもしろいところでした。
オーナーさんも素敵な方で
カヌー(ソロモン諸島の)なども
置かれているおもしろいお店です。

荷物はまきちゃんとお友達が
室戸市の今夜の宿
民宿とくますまで運んでくれました。
これは、高知のきもかわキャラ
「かつお人間」だそうです。
まきちゃんはぎっくり腰だそうです。
お大事に!!

ライダースパラダイスで美味しいランチ。

本日は小林さんたちも再登場!
明日の荷物をお願いできるようです。
いまのところ自分たちで荷物を
担いで歩いたのはなんと1日のみ!
ミラクルですね。


夜には宿に、ちょうど高知へ来ていた
土佐琵琶創始者の月水さんと
みっちゃんも来てくれました。

巡拝のお寺はない20KM程の歩きの日
でしたが、たくさんの愛に出会えた日でも
ありました。
明日はいよいよ室戸岬へ向かいます。
朝から太平洋のだるま朝日が
見られるかもしれませんね。

明日もしっかり歩きます。

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

四国八十八か所歩きお遍路10日目です。

今日は、いよいよ高知に入ります。
本日はお寺もないので、ただただひたすら
歩きます。

昨夜の宿、海山荘を出発です。
朝食も素晴らしかったです。

朝の光をあびてさあ!行きましょう。

太平洋と朝日は絵になりますね。

本日はお寺の巡拝がない代わりに
カフェや休憩所に数回寄りました。

まず、6キロほど歩いたところで
ル ペペルというベーカリーカフェで
休憩です。パン、ケーキなどを頂き。

パフェを食べている人もいます。
朝からパフェて!と思いましたが
美味しかったようです。

それからまた進みまして
バハチ(スワヒリ語で幸せという意味らしい)
というちょっとレゲエ風なカフェで
ランチ、コーヒー(お接待)を頂きました。
※正しくはバハティ でした。
サーファーさんに有名なカフェとのこと。

ナシゴレンが名物のようです。
さすがサーフィンのメッカ。バリ風です。

そこからまた歩き、トンネルを抜けると
そこは 高知・・・!

高知へ入ると、心なしか余計気温が高いような。
日陰はひんやりですが、日差しは強いです。
徳島も高知も本当に川の水が綺麗です。
まるで地図を確認するかのように
川の水が海へ合流するポイントが
感じられますよ。

途中、建設会社さんが設置していると思われる
お遍路休憩所がありました。
入ってみると、ウオーターサーバー、コーヒー
スマホの充電コードなど大変便利な
休憩所でしたよ。
係の人が写真を撮っていかれましたが
立つ鳥跡を濁さずで、良く気が付く
てっちゃんがちゃんと掃除をして
くれました。えらいですね!!

さて、今日は生見というところで宿泊します。
こちらはサーフィンの世界的な大会が
行われるくらいのサーフィンのメッカ。
サーファー宿とお遍路宿が一緒に
なっています。
関東のナンバーの車もよくみかけ
日焼けしたガタイのいい若者達が
海から上がってきていました。
僕たちもサーファー宿の一つ
サウスショア― さんに宿泊します。

太平洋綺麗ですね。
壮大な景色に溶け込むお遍路ガール笑。

今日は、今回の旅で始めて
みんな荷物を背負って歩きました。
山登りがなくて助かりました。

歩いていると、しんどいのもありますが
それがすぎるとちょっと
「何のために歩いているのかな」とか

「何をしているんだろうか」とか

または、ちょっとメディテーション的な
感じに入ることもあります。
それも歩きの醍醐味でしょうね。

センシティブな?僕は、気温差で
ちょっと鼻のアレルギーが出てぐしゅぐしゅ
しているところです。
では、明日もしっかり歩きます。

 

 

 

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

本日は 四国八十八か所歩きお遍路
9日目です。

第二十三番札所 薬王寺

徳島最後となります。

こちらは『厄落とし』として有名で
「女厄坂」といわれる33段、
続く急勾配の石段「男厄坂」が42段で、
さらに本堂から「瑜祇塔」までは男女の
「還暦厄坂」と呼ばれる61段で
厄年の人は1段ずつお賽銭をおきつつ
上るとのだそうです。

大師様が薬師如来様を彫造して本尊としたが
後の火事で如来様自ら奥の院へ飛び去り
また新しいお堂を建てると、飛び戻られ
後ろ向きに厨子に入られたのだそう。

厄落とし ということで、このような
物があって、真ん中の 厄 が落ちるように
なっています。

戒壇巡りもあるそうです。
吉川英治、司馬遼太郎の歴史小説の
舞台になった記念の碑もありました。

この7人で巡るのは本日ここまで。
Yちゃん母娘はここでさようならです。
お疲れ様でした。

このあとは5人で歩きます。
今日は さば大師 まで20KMほど。
荷物はまたまた宿の方が運んでくださり
本当にありがたいですね!

途中「阿波尾鶏」というカフェ?を発見。
結局そこでランチも頂きました。

それから次はベーカリー。
こんなところ(すみません)で
1929年からベーカーリーって
すごくないですか??

僕はソフトクリームが大好きなので
ついつい食べております。
天気も良くて暑いくらいなので
丁度良く美味しいです。

さて、さば大師へ。

こちらは四国別格霊場ということで
八十八か所霊場以外にも
お大師様にご縁の深い所はたくさん
あるのです。
その一つがこちら 鯖大師 ですね。

馬子が鯖を馬に載せて運んでいたところ
馬が苦しみだし、お大師様に治して頂いたので
鯖を差し上げたところ、お加地して海に
放たれたら、鯖が泳いでいったという
いわれがあります。
鯖を3年絶って祈願すると
願いが叶うとも言われています。

さていよいよ明日は高知に向かいます。
明日はお寺もなく、歩くだけの1日の
予定です。

明日もしっかり歩きます。

 

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

本日は 四国八十八か所歩きお遍路
8日目です。

今日も結構な距離を歩く日となります。
30kmは超える距離となります。
が、ありがたいことに昨夜の宿、碧(あおい)の
方が荷物を運んでくださったので
本当に助かります。

そして本日は2か所巡拝予定。
ここで阿波のラストとなるのですが。

素敵な朝日の差し込む竹林の路を歩きます。
僕は、実は昨夜から足の甲に痛みがあり
今朝も痛くて、テーピングを巻いていて
ちょっと不安が大きくなっていたのです。
が、なぜか平等寺が近づくと
あまり気にならなくなってきました。

第二十二番札所 平等時

なんとこの平等院は白水山 医王院。
大師様がこの地で修行中、薬師如来さまが心に
井戸を掘ると白い水が湧き、枯れることなく
『万病に効く』弘法の霊水となったそうです。

特に、医者に見放された足腰の悪い人が
このお寺を参拝し、快癒したと言われ
特に健脚に霊験あらたかなお寺なのだそうです!!
まさに、今の僕に必要でした。
足の痛みも治まってまた次へ向かいます。
紅葉もシーズンで本当に美しい山々です。

今日は、山道からトンネル、太平洋と
変化に富んだ道を長距離進みました。
暑いくらいの天候に恵まれています。

 

おもしろい看板を見つけました。

産卵の時期にカニが道路を渡るので
車の方が注意するべし!ということです。
オーストラリア領でインドネシアに近い
クリスマス島というカニで有名な島を
思い出しました。
その島も産卵時期は島中がカニに覆われ
住宅にまで入ってくるけれども
カニ優先で生活されている島でした。
自然豊かな四国ならではの立て看板です。

さて、徳島ラストの薬王寺までようやく
たどりつきましたが、長い階段を見た
われわれは『今日は無理』と判断し(笑)
明日の朝参拝することにして宿へ。
もう日暮れの時間になってきました。
本日の宿は 『ケアンズ』という
ビジネスホテルです。
ここで出た!オーストラリア繋がり(笑)。

また明日もしっかり歩きます。