こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

本日は 四国八十八か所歩きお遍路
7日目です。
鮒の里という宿から出発です。

途中の無人販売所で1袋100円の
みかんを2袋購入したら
お店の人がさらに2袋くださった。
四国は本当に果物が美味しいです。
たくさん道端に販売所がありますよ。

今日の巡拝は

第二十番札所 鶴林寺

こちらもまたまた劇上りの山道です。
ふもとから2時間ほど登ります。

素晴らしい道なのですがだいぶきついです。
あまりのきつさに、脱獄していた囚人が
たどりつけずに逃げきれず自首した・・・
という話も伝えられます。

大師がこの山で修行していたとき、
雌雄2羽の白鶴がかわるがわる翼をひろげて
老杉のこずえに舞い降り、
小さな黄金のお地蔵さんを守護していた。
それで大師は、霊木で高さ90センチほどの
地蔵菩薩像を彫造、その胎内に
5.5センチぐらいの黄金の地蔵さんを納めて
本尊とし、寺名を鶴林寺にしたといわれる
そうです。

がんばって登って参拝すると
とてもすばらしい景色が広がり遠く、剣山まで
見えると言われています。

こちらのお寺から次のお寺へ。
急激な山下りからのまたまた
山登りとなります。

第二十一番札所 太龍寺
こちらへは、急な下り、急な登りを
くりかえす難所ですが
遠回りではありますが
ロープウエイがありますよ。
今回はロープウエイで参ります。

「西の高野」と言われ樹齢数百年余の
老杉の並木が天空にそびえ、
すがすがしい空気の溢れる神聖な
雰囲気です。
弘法大師が19歳のころ、
この深奥の境内から南西約600メートルの
「舎心嶽」という岩上で、
100日間の虚空蔵求聞持法を
修行されたということが、
著作『三教指帰』に記されています。

戻りもロープウエイです。
今日の宿の方がお迎えに
きてくださいました。

こちらもとても雰囲気が良く
お勧めの宿

果樹園オーナーの宿 碧

囲炉裏のある宿なんですよ。
なんと明日の荷物も宿の
オーナーさんが運んでくださる
ことに!!奇跡は続きます。

実は、今日別件でもおもしろい
ことがありました。
前日に恩山寺で出会ったおばあさん。
竹丸さんとおっしゃるのですが
『阿波が日本の始まり』という
話を、阿南市の歯医者さんで聞いた
そうなんです。
『興味があるなら』と教えていただき
その歯医者さんに連絡したところ
快くお話を聞かせていただける
ことになり、本日宿から行ってきました。
日本・天皇・出雲などの起源が阿波にある
という研究をされている方で
興味深いお話を聞かせていただきました。
あまりにも濃いお話だったので
またゆっくり伺うチャンスを頂きたいな
と思いましたが、こんな突然の
出会いもまた旅の醍醐味ですね!

今日も30㎞近く歩きましたので
明日もしっかり歩きます。
徳島もそろそろ終盤です。