12月20日
ビュッフェスタイルのイスラエル朝食を
さくっと食べたら
ホテルを出発
この日の最初の目的地である
イスラエル北部のテル・ダン遺跡へ
ホテルから約60分でテル・ダン遺跡へ到着
テル・ダン遺跡がある場所は
国立公園の自然保護区になっており、
ヘルモン山からの清流が湧き流れる
緑豊かな公園となっております
とてもイスラエルのイメージとは結びつかない
緑の多さです
旧約聖書によれば、ペリシテ人から追われた
ダン族がこの地に定着するようになってから
「ダン」と名付けられたといわれています
紀元前10世紀頃の北イスラエル王国の
祭壇の移籍などがあります
敷地内の北側のフェンスの向こうに
ストーンサークルのようなものを発見
あそこに行けますか?とガイドさんに尋ねたら
フェンスは国境で、むこうはレバノンとのこと
左はレバノン、右はシリアです
そしてダン川の源流部といわれるダンの泉に
約2時間のトレッキングも終わり
テル・ダン遺跡を出発
次の目的地ツファットを目指します
約60分でツファット到着
ツファットはユダヤ教の4大聖地の
一つに数えられ、ユダヤ教神秘主義
(カバラ)の中心地として知られています
また、アートの町としても有名で
イスラエル国内はおろか、海外からも
多くのアーティストが移住し、
多くの個性的なアトリエ兼ギャラリーを
ひらいております
またツファットにはたくさんの
シナゴーグがあります
シナゴーグとはギリシャ語のシュナゴゲー
(集会所)に由来するユダヤ教の会堂のことで
ユダヤ教会ともいわれます
そのうちの1つ、アブハヴ・シナゴーグへ
15世紀のスペインの高名なカバリスト、
アブハヴの直筆のトーラーが聖櫃に納められた
16世紀に建立されたシナゴーグです
こちらのラビに祝福していただきました
シナゴーグを出たあとはお買い物
ツファットでも買い物熱が止まりません
ツファットを出発しガリラヤ湖畔のレストラン「Ktse Hanachal」に
こちらでペテロの魚として有名な
セント・ピーターズ・フィッシュのフライを
十二使徒の一人ペテロがガリラヤ湖で
釣りをしていると、口に銀貨をくわえた
この魚が釣れました
そのため「セント・ピーターズ・フィッシュ
(聖ペテロの魚)」と呼ばれて
幸運の魚とされています
ちょっと骨が多めの淡白な白身魚です
ポン酢かワサビがあればgoodです
食後はアラビアンコーヒーのサービスが
この後、うしろに写っているイスラエル兄貴が
「俺のカノジョはウズベキスタン人だ」とか
「こないだミラノにサッカーを観に行った」
などのどーでも情報を延々と我々のテーブルで
垂訓することに
食事と垂訓も一通り終わりレストランを出発
次の目的地、山上の垂訓教会を目指します
途中見事な虹が
思わず車を止めて記念撮影
ギリギリ虹の中に収まることができました
レストランから約20分で山上の垂訓教会に到着
イエスが丘の上から弟子達と群集に向けて
「心の貧しい人は、幸いある」の一節から始まる
有名な説教(山上の垂訓)をされた場所だといわれてます
現在の建物は1930年に建立されました
そしてパンと魚の奇跡の教会
5世紀頃に建てられたビサンチン様式の教会です
イエスが5つのパンと5匹の魚を祝福して
5000人を満腹にしたという奇跡を起こした場所と
いわれています
その奇跡が起きた場所の床には
パンと魚のモザイク画が描かれています
パンと魚の奇跡の教会から歩いて約5分
聖ペテロ召命教会へ
十字架刑の後に復活したイエスが
弟子たちのために朝食を用意されたと
云われる場所に建てられた教会です
4世紀末に最初の教会が建てられ、
その後十字軍とムスリムにそれぞれ破壊され
現在の建物はカトリックのフランシスコ派に
よって1933年に再建されました
教会内には「メンザ・クリスティ」
=「キリストの食卓」と呼ばれる岩があります
復活後のイエスがペトロたち弟子に
食事を与えたとされる場所です
再びバスに乗りマグダラ(ミグダル)の町に到着
マグダラ(ミグダル)のマリアの出身地として
知られています
またイエスの時代のシナゴーグ跡が
発見されたことで注目されてます
博物館的なものもあります
マグダラのマリアが群衆の中から
イエスの足に触れる有名なシーンの絵も
こちらでのガイドはメキシコ人の
フェルナンダちゃん
熊谷に留学経験ありの日本語ペラペラ
しかも1週間前にボランティアとして
こちらに来たばかりで、
日本語ガイドはここへ来て我々が初とのこと
今回の旅こんな人ばかり登場します
そしてマグダラを出発
車で約5分で前日と同じゲノサレのホテルに
部屋に荷物を置いたらレストランにて夕食
ガイドさんの波瀾万丈な人生などを
聞きながらのディナーです
せっかくなので? 大村がガイドさんの
過去世のリーディングいたしました
やはり、というか納得の結果が⁉︎
翌日は南下して死海方面へ行きます
その4に続く