5月14日名古屋で 松尾泰伸ピアノコンサート&Moreが開催されます。
松尾康伸さんの興味深いプロフィールを・・・
松尾さんは3歳のころからピアノを弾き始めます
が
しかし
決められたとおりに弾くのが嫌。
しかもそれを強要されるので更に嫌になり
数年でピアノをやめてしまいます
オルガンからはじまりエレキピアノ シンセサイザーとキーボードは弾き続けるのですが、
ピアノには触れないまま年月がたっていきます。
芸大を卒業と同時に舞踏集団の白虎社に拉致されるかのように勧誘されます。
松尾さんは気が付くと白虎社の音楽担当として世界ツアーをめぐっていました。
インドネシアでガムラン奏者と共演をしたりもします。
その後 独自のグループ mar-paを結成 pony canyonより2枚のアルバムをリリース。
台湾 香港でも公演を行います。
解散後、ヒーリングを目的としたネイチャーDVDの音楽を担当。
自らのレーベル 「02MA (おつま) RECORDS」 を立ち上げ表現の場所を拡大していきます。
さまざまなジャンルのアーティストとコラボをしたり、映画やDVDの音楽を担当。
アリゾナでチベット高僧との共演
やさまざまな聖地での演奏などを次々に手がけていきます。
これらの活動をキーボードによるものです。
そんなある時 立て続けに数人の人に「シンセサイザーよりピアノを弾きなさい」
と言われるのです。
その果てに 自分の意思を超えてピアノのホールが予約されることになります。
ピアノのあるホールは2日間の予約がされており、2日目の夜は公開の収録ということに。
そこで数十年ぶりにピアノの前に座ることになります。
そこにあったピアノがベーゼンドルファー225
初日はミスタッチが多く うまく弾けません
1日の使用料 十数万円が消えていきます。
ホールの予約だけはされていますが、支払いは松尾さんなのです。
そして2日目 やっぱり上手く弾けません・・・
午後4時になって、いっしょにいた人が
「いのりを弾いてみたら」と声をかけます。
その時、弾いた「いのり」がミスタッチ無しで弾けて、それをきっかけに
公開収録の即興も含めて20曲あまりを一気にノーミスで弾き上げます。
その収録が「赤いルン」になるのです。
ちなみに松尾さんのアルバム
赤いルン 青いルン 紫のルン などの色は
突如として松尾さんの前に現れた人が「赤」とか「紫」とか
青い写真 などを告げて去っていったのです。
その結果、アルバムタイトルが決まっていくという数奇な
アルバムタイトルの出来方なのです。
そして
6年前 ロンボクの滝の前奉納演奏に連れて行かれます。
ロンボク島にはほぼ富士山と同じ標高のリンジャニ山という霊峰があります
そんな聖なる山の聖なる
大瀑布で滝行
隣のインドネシア人が俯く中、歓喜(?)の松尾さん
その後演奏をするのですが
湿気の多い中の演奏となりますが
なんだかおかしい・・・
薄れゆく松尾さん
奥の滝は 結構はっきり写っているのに・・・
そして松尾さんは消えてしまいました。
そうなんです、松尾さんは大いなるものに導かれているような人なのです。
そして、3.11東日本大震災の鎮魂曲を松尾さんは作らされるのです。
そして、この曲は松尾さんの思惑を大きく超えて
世界中で流れるようになります。
羽生選手の滑りとともに。
こうして、いつも松尾さんは 自分の思いの大きくはずれたところで
動かされているのです。
使命を全うするのに邪心が入る余地を無くすかのように。
そんな大きな力に動かされてる松尾さんが名古屋にやってきます。
5月14日(土)14時開演 13時半開場
会場:IMYホール 名古屋市東区葵3-7-14
料金:¥4000
お申し込みはコチラから
http://peatix.com/event/147186/view