スタッフブログ 六甲山聖地磐座巡礼ツアーの巻 その2

4月25日午後

 

昼食が済みましたら御影公会堂を出発

いよいよ六甲山を目指します

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六甲山中のカーブの続く山道を走ること約40分

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六甲山神社に到着です

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六甲山神社(むこやまじんじゃ)

六甲山神社2

主祭神は菊理比咩大神

白山信仰の神社であることから

「白山の宮」とも呼ばれます

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また、巨大な石祠が拝殿の奥にあることから

石の宝殿とも呼ばれています

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六甲山神社から六甲比命神社に向かいます

 

標高900mの六甲山山頂付近では

八重桜がまだ咲いておりました

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約15分で六甲山カンツリーハウスに到着

ここから歩いて六甲比命神社へ向かいます

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途中から登山道に入り

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途中、仰臥岩や

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「雲ヶ岩(紫雲賀岩)」という巨石を参拝しながら

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急な階段を降りたところに

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六甲比命神社の拝殿があります

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六甲比命神社

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御祭神は瀬織津姫(六甲比命大善神)

六甲山中の巨岩の中でも最も巨大といわれる

六甲比命大善神御を神体といております

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かつて六甲山は「むかつやま」と呼ばれおり、

御祭神も「むかつひめ」と呼ばれていたそうです

 

六甲比命大善神社の社殿から

さらに急な階段を降りると

心経岩という巨岩があります

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巨大な岩の一面に般若心経が刻まれています

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そして急な階段を登りながら来た道を引き返し

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再び六甲山カンツリーハウスに歩いて戻り、

野口さんにピックアップしていただき出発

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明石神戸タ宝塚線を下ること約30分で

西宮市の林鷲寺に到着です

 

林鷲寺

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弘法大師空海により開創されたとされる

高野山真言宗の寺院です

鷲林寺3

 

ここ六甲の麓に弘法大師が寺を開こうとしたところ

ソランジンと呼ばれる大鷲が襲ってきたため

法力によりその大鷲を桜に封じ込めました

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その桜で「十一面観音像」と「鷲不動明王」を彫り、

それを本尊としたのが今の林鷲寺と云われています

 

現在ソランジンは麁乱(そらん)荒神として

境内にお祀りされています

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鷲林寺を出発し、新神戸駅に戻るかと思いきや

最後にもう一か所、すぐ近くの越木岩神社へ

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越木岩神社

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御祭神は蛭子大神

創建時期は600年代と云われており、

かつては「大国主西神社」とも称されていました

 

拝殿の裏手に回ると

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この社の名前の由来にもなっている御神体があります

 

周囲約40m・高さ10mの巨岩「甑岩(こしきいわ)」

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かつて豊臣秀吉による大阪城築城のさいに

この巨岩を城の石垣に使用しようとしましたが、

石工がノミで岩を割ろうとすると

突然岩の割れ目から白煙が吹き出し、

その煙に触れた石工がばたばた倒れていったので、

甑岩の切り取りは頓挫したという伝承があります

 

岩の後ろ側を見ると、切り出そうとしたときの

城主の刻印である池田備中守長幸の家紋や
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実際にノミを打った跡が今でも残されています。

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そして越木岩神社を出発

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地元出身の大村と野口さんによる

尼崎や阪神電車のディスりを聞きながら

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越木岩神社から約40分で新神戸駅に到着

みなさまお疲れ様でした

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次回の六甲山磐座ツアーをお楽しみに!