6月18日午後
久能山東照宮から東名高速道に乗り
約80分で浜松市内の「天竜そば一心庵」さんに到着
毎朝お店で打った蕎麦を
こだわりの出汁やお水を使って提供する
人気の蕎麦店です
今回はこちらでお蕎麦のランチです
メニューからお好きな物をお選びいただき
みなさま美味しくいただきました
お食事が終わりましたら
天竜そば一心庵さんを出発し、
約10分で縣居神社さんに到着です
創建は1839(天保10)年で、
万葉集の研究で有名な江戸時代の国学者、
賀茂真淵をお祀りする神社です
この辺りの出身と云われています
榊の木に囲まれた参道がとても気持ちいいです
みなさまで昇殿して正式参拝をいたします
こちらの神社と宮司の三浦さんの家には
歴史的価値のあるさまざまな所蔵品が
保管されているということで、
普段は非公開ですが、今回特別に我々のために
それらを拝見させていただけることになりました
宮司の三浦さん、貴重な文化財を
さらっと出してきます
賀茂真淵が実際に使用していた巨大な茶壷や
江戸時代の国学者で『古事記』の解読に成功した
本居宣長の直筆の掛け軸や
さらに明治天皇から賜った茶碗など
なぜここにそんな貴重なものが… と
目を疑うようなものばかりです
さらに宮司さんは忌部に繋がる家柄ということで
天太玉命から始まる家系図までございます
宮司さん自身もすべてを把握していないとのこと
今後さらなる歴史的発見があるかも…
一通り拝見させていただいたら縣居神社さんを出発
約5分で同じく浜松市内の松尾神社さんに到着です
縣居神社さんの兼務社でもある松尾神社さん
御祭神は徳川家康公、白鬚神、大山咋神、厳島姫神
創建は和銅年間(708~715年)と伝えられます
社伝にはなぜか「東照宮」との記載もあり、
それ故か松尾神社さんは徳川家と深い関係があり、
かつては徳川家康公より賜った弓矢や短剣などが
宝物として永らく数百年もの間保管されていました
しかし第二次大戦の際の金属類回収令により、
これらを軍部への供出命令が出たために、
一時的に神社境内に埋めておく措置がとられました
第二次大戦終結後に、それらの宝物の行方が
分からなくなっていまいましたが、
昨年おこなわれた本殿改修工事の際に、
神社関係者(私の友人)が社伝記述をもとに、
本殿下の地中など捜索したところ、
なんと本当に徳川家の物と思われる
短剣や鞘、刀の柄などが続々と見つかりました
そして宮司さんに本殿の中でお祀りする刀を
出していただきます
実際に徳川家康公が持っていたとされます
言い伝え通り旧本殿の下に埋められていました
最後にお宝と一緒に記念撮影をして
今回の旅はいったん終了
松尾神社さんを出発します
その後浜松駅近くの繁華街にある居酒屋
「やっぱり酒夢来(さむらい)」さんに
こちらでツアー終了後の直会(なおらい)が
開催されました
盛り上がりすぎて新幹線の時間も忘れてしまい
気が付いたら21時を回っており慌てて浜松駅に
みなさまご参加ありがとうございました
次回の大村真吾のシンクロ加速旅もお楽しみに!