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2022年11月10日

11月7日早朝

 

早起きしてホテル周辺を散歩しながら

神西湖畔より昇る朝日を遥拝

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出雲風土記にも登場する神西湖は、

大国主命の妃となった須世理姫(すせりひめ)命の

生誕の地という伝承もあります

 

ホテル敷地内にはグランピング施設も併設しています

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8時になりましたらホテルレストランに集合

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みなさま揃って朝食をいただきます

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神西湖名産のしじみの味噌汁はもちろんのこと、

カレイの干物や湯豆腐など盛り沢山です

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朝食が終わり準備ができたらホテルを出発

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湖畔の温泉宿くにびきさんお世話になりました

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出発から20分程で出雲大社近くまで到着しましたが

駐車場手前から大渋滞によりまったく動かないので

昨日の上宮あたりでバスを降り歩いて行くことに

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他の観光バスも同じように途中下車していました

 

バスを降りて15分程歩き

参道入口の勢溜の大鳥居に到着

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こちらで記念撮影をしていよいよ出雲大社さんへ

 

参道途中の右側には祓社さんがありますが、

参拝大渋滞のため、お祓いは断念

歩きながら「祓え給え清め給え」を唱えます

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本殿参拝前に杵那築(きなつき)の森に

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大国主大神のお住まいをお造りになるために

神々が集まった場所と伝わります

その際に使った杵が埋まっていると云われています

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社殿はなく鳥居だけが立てられています

 

銅の鳥居手前にあるムスビの御神像

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大国主大神の前に海の彼方から黄金の玉の

幸御魂(さきみたま)と奇御魂(しみたま)が現れ、

それをいただいて神性を養われたことにより

『ムスビの大神』になられたという

逸話を表しています

 

大国主命と同じポーズで記念撮影をして

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いよいよ本殿を参拝します

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出雲大社さんの正式な読み方は「いづもおおやしろ」

御祭神は大国主大神

明治時代初期まで杵築(きづき)大社と

呼ばれていました

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現在の本殿は延享元(1744)年に造営されたもので

高さは約24mになりますが、

社伝によれば、太古の時代の出雲大社本殿の高さは

現在の4倍もの約96mあったということです

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それを物語るものとして、拝殿前からは

杉の大木3本を1組にし、直径が約3mにもなる

巨大な柱「宇豆柱」が発掘調査で出土し、

その地点を示す印が現在も残されています

 

本殿の真後ろに鎮座する素鵞(そが)社

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御祭神は素戔嗚尊

社殿背後には出雲大社の御神体とも云われる

禁足地でもある八雲山の岩が迫っており、

この岩に直接触れることができる

唯一の場所になります

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本殿の西側にも参拝所が設けられています

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本殿でお祀りする御祭神の中で、大国主命だけは

正面ではなくこちら側の西側を向いているので

こちらからも参拝いたします

 

出雲大社さんの境内を七口門より後にして

社家通りを東に進むと

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出雲教 北島国造館さんがございます

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ちょうどフォトウェディングがおこなわれてました

 

大国主大神を信仰する神道教団の出雲教は、

天照大神のご子息の天穂日命(あめのほひ)命の

子孫にあたる出雲国造の北島家により

明治15年に設立されました

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もう1つの出雲国造家の千家家では

出雲大社教を同じく明治15年に設立されました

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敷地内には亀の尾の滝の前に鎮座する

少名毘古那(すくなひこな)神をお祀りする

天神社さんや

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天穂日命社、稲荷社、荒神社からなる

御三社(ごさんしゃ)さんなども鎮座しております

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北島国造館さんから社家通りを東に少し進むと

命主社(いのちぬしのやしろ)さんが

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正式名は神魂伊能知奴志神

(かみむすびいのちぬしのかみのやしろ)社

御祭神は神産巣日大神

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社殿の前には推定樹齢1000年といわれる

巨大なムクノキがございます

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境内の裏側には、かつて磐座のあった

真名井遺跡があります

こちらの下からは北九州産の銅戈と、

新潟県糸魚川産の硬玉製勾玉が発見されました

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命主社から参道を歩いて駐車場に戻り

出雲大社さんを出発します

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出雲大社前の道路は相変わらずの大渋滞

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バスドライバーさんが言うには

まだまだコロナ前には及ばないとのことです

 

その4へ続く