12月21日土曜日
ユダヤ教では金曜の日没から土曜の日没までを
シャバット(安息日)と言い、厳格なユダヤ教徒は
機械の操作や火の扱い、運転することなど、
一切の労働が禁止されます
当然調理も禁止ですので、この日の朝食は
ほぼ前日の作り置きで、イスラエルご飯にしては
あらら…な感じです
そんなショボい朝食をこぼす方も
エレベーターのボタンを押すのも労働と
みなされるため、ホテルのエレベーターには
シャバット用として全階に止まるものが
新宿駅から東京駅まで山手線で行くようなものです
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準備ができたらホテルを出発
約5分で最初の目的地のスコーパス山に
展望山ともいわれエルサレムの街並み、さらには
隣国ヨルダンまでが一望できます
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さらに5分ほどでオリーブ山に
ダビデの町や神殿の丘をはじめ旧市街を
一望できる人気スポットです
人気スポットですので各国から団体が
韓国からはカトリックの団体 が来ておりました
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オリーブ山から麓までは歩いて下ります
オリーブ山の麓には多くのユダヤ人の墓地があります
旧約聖書では、この地は最後の審判の日に
救世主が降臨し死者を蘇らせる場所とされてます
それ故に多くのユダヤ人がここに埋葬されることを
求めるようになりました
途中オリーブ山の中腹にあるのは主の涙の教会
新約聖書でイエスがオリーブ山からの帰途に
ここからエルサレムを眺め、その滅亡を
予言し「涙」したといわれています
ここで信夫さんが聖書を朗読
こんなとこでも物売りにつかまります
主の涙の教会を後にし急な坂道を下ること約15分
麓のゲッセマネの園に到着
イエスと弟子たちが最後の晩餐のあとに
ここに来て祈りを捧げ、その後イエスが
受難に先立って苦悩しながら最後の祈りを
捧げたとされる場所です
庭園には8本のオリーブの古木があり、
イエスの時代から受け継がれてきたという
樹齢1000年以上というものもあります
さらに同じ敷地にあるのが万国民の教会
十字軍の教会跡に12か国からの献金によって
1920年に建てられました
祭壇前にはイエスが寄りかかり
苦悶したとされる岩が残されており
イエスの苦悩を感じ取ることができるかもしれません
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ゲッセマネから車に乗り約20分
園の墓に到着
聖墳墓教会と同様にゴルゴダの丘があった場所とされています
ゴルゴダとは「どくろ」を意味するため、園の墓から見える崖が
どくろに見えることからプロテスタントではこちらが
ゴルゴダの丘では⁈とされています
それを物語るように、今から約2000年前の
イエスの時代のぶどう酒を作る酒舟もあります
こちらがイエスが磔刑に処せられたあとに
遺骸が置かれたといわれる洞窟
中に入りイエスに祈りを捧げます
こちら園の墓も出口までにお土産店を通るシステムに
買い物するなというのが無理な話です
その13に続く