先日 日本花押協会の方と知り合いになりました。
花を押す? 何? って思いますよね
「花押」とはサインのことなのです。
のように平安時代からはじまり、最初は名前を楷書体で書いていたのが次第に崩れて草書体の署名
草明(そうみょう)体になり、その後 2文字の部分を組み合わせて図案化したもや
一文字だけを図案化するものが生まれてきました。
戦国時代にはいると、名前ではなく、その武将の「思い」を図案化するといった具合に進化します
たとえば織田信長の花押
これは麒麟を図案化したものです。
そもそも麒麟とは、その国の主君が上手くまつりごとをおこなっているときに現れる聖獣といわれています。
信長はそれを願ったのでしょう。
これは豊臣秀吉の花押です。
「悉」音読みは「しつ」訓読みは「ことごとく」「つくす」。
秀吉の 国中のことごとくをたいらげ知り尽くすというような思いだったのでしょう。
戦国時代は武将たちが花押を作り大いに盛り上がります。
お寺の住職が花押を作ったりしていました。
しかし江戸時代になり、陰陽道などが花押に付加価値をつけて一般的に手の届かないものになっていきます。
明治以降は一般的に知られることもわずかになり
今では大臣が作るくらいになってしまいました。
その花押を復興させようと始めたのが日本花押協会なのです。
「花押」についてほぼ日刊しんごちゃんネルで話しました
今回から ほぼ日刊でしんごちゃんネル をライブ配信しようと思っています。
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