カミーノ サンティアゴ巡礼

カミーノ説明会

2年前の8月末から10月初めにかけてカミーノ巡礼で800kmを歩いてきました。

昨年はサリアという町からサンティアゴまで約100kmの巡礼を行いました。

そして今年の8月19日からまた800kmの巡礼路を歩く予定です。

その説明会を開催いたします。

カミーノ巡礼とはキリスト教12使徒のひとりヤコブを祀るスペインのサンティアゴ デ コンポステラを目指す

巡礼のことです。

ちなみにカミーノとはスペイン語で「道」。

カミーノ巡礼には様々な経路があります。

フランス人の道、ポルトガルの道、北の道、銀の道やイギリス人の道など。

今回もピレネー山脈のフランス川のふもとの街 サンジャン ピエド ポーから歩き始めるフランス人の道で巡礼します。

カミーノ地図

説明会では飲み物や軽食をたべながら楽しく行おうと思っています。

軽食は一緒にカミーノを巡礼した たまごちゃんこと宮島暁子さんに作っていただきます

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たまごちゃんと

2年前の巡礼関連の動画です

持ち物サムネイル

カミーノ巡礼持ち物編

1日目サムネイル

試練のピレネー山脈越え カミーノ サンティアゴ巡礼1日目

ワインの泉サムネイル

蛇口をひねるとワインが出てくる「ワインの泉」

 

スペインの巡礼は全行程の800km参加や
最後の約100kmを歩くサリアからの参加も募集します。

もちろん説明会は興味がある方も参加可能です!!

日時:2019年4月22日(月)18時半から20時

場所:代官山 クラブワールド セミナールーム
(参加の方に詳しくお伝えします)

参加費:1000円

お申し込みは以下のリンクからお願いします。
https://www.club-world.jp/camino-setsumei201904

 

みなさん来てくださいね

 

<大村真吾と歩く!カミーノ巡礼ツアー>

2017年の夏。皆さん記憶に新しい、大村真吾とずれず巡礼隊のカミーノ・サンティアゴ巡礼。
今年は、僕と一緒に歩きましょう~~

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でも急に800キロは難しい、と思うので、今年は、サリアからサンティアゴ・デ・コンポステーラまでの111キロを歩いてみます。この区間を歩くと、巡礼証明書がもらえます!

 

去年の感動はまだまだ冷めらぬものとして、心に残っています。皆さんにも是非、自分の足で歩くというこのシンプルだけど、素晴らしい体験をしていただきたいです。

そして、4/7(土)は、その巡礼の説明会もします。
一緒に歩いたたまごちゃんが、パエリアも作ってくれて、女性経験者として、質問にもお応えしてくれます!

説明会、やっぱり来たい!という方は、メッセージくだいさいね。本日夜までなら、お受けできるかも!

ツアーのお申し込みはこちらから!
 ↓ ↓ ↓
http://www.club-world.jp/201806camino

ぜったいぜったいぜったいに、あなたの人生が変わります

家庭画報 新年号(12月29日発売)の別冊でサンティアゴ巡礼の特集がされています。

10月に巡礼を終えて、特集の取材を受けて記事になりました!!!

家庭画報1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 サンティアゴ デ コンポステラ、フィネステラ・ムシア、パドロン、

オセブレイロ、アストルガーやレオンなどが美しい写真とともに紹介されています。

 

昨年のセドナに続き2年連続で掲載していただきました!!!

 

是非 お手に取ってお読みください。

 家庭画報2

 

 

 

 

 

今日(2017年12月12日)夕方17時から FMえどがわ 川瀬なな子さんがパーソナリティを務める「あしたへ・・・笑顔りんりん【火】15:00〜」

その中で17時半から出演します。

 

カミーノ サンティアゴ巡礼に一緒に行った 黒田月水さん たまごちゃんこと宮島暁子さん

と一緒の「ずれずれ巡礼団」で出演します。

カミーノ小

 

放送された動画をYOUTUBEしんごちゃんねるをアップしました。

コチラをご覧くださいね

fmえどがわ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FMえどがわは 84.3MHz

江戸川区以外の方々はインターネットラジオ

http://www.jcbasimul.com/ 

から聞くことができます。

 17時から

僕のfacebookでもライブ配信をしますので、ごらんくださいね

facebook

 

https://www.facebook.com/shingo.omura.37

 

巡礼25日目 

25.1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

レオンからサンマルティンデルカミーノ。
走行距離26.7キロ

全行程497.5キロ

 

ホステルで朝食を食べて早朝のレオンを出発

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更に朝食を数キロ先のトラバホデルカミーノでカフェ。


約一時しゃべって、あるきだして美味しそうなパン屋さんを発見。


パン屋さんと思って入った店がパンもチープもハムも石鹸もシャンプーもハーブも売ってる雑貨屋さん。


よく見るとオーガニックなものが揃っている。


いわゆる、おばちゃんのセレクトショップ。


また30分くらい滞在。



今日はいつもにも増して全然進まない。


また次のバージンデルカミーノでまた休憩。

国道沿いを歩いて、矢印が二手に分かれている

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日本のガイドブックとフランスでもらったアルベルゲ紹介冊子が示してる道を行く。


英語のガイドは違う道(左側)を示してる、そちらの方が自然の中を歩く道なのかもしれない。



アメリカ人のロバートと一緒に歩く。


彼は弁護士でかたらわに小説を書いている。


もう25冊くらい出しているらしい。


今回の巡礼をして、カミーノを題材にした小説を書きたいと話していた。


そこに琵琶を演奏して歩く日本人を登場させると言っていた。


月水さんいよいよ小説化である。



サンマルティン デル カミーノに到着。

アルベルゲ サンタアナにチェックイン。


プールがあるというので、

どんなのかと楽しみにしていたら子供のみず遊びの丸いブールの大人版ビニールのプールだった。


受付でしきりにプールについて質問をしてるラテン系のおじさんがいた。


受付の女性は「入ってもいいけど、おすすめしないわ」みたいなことを身ぶり手ふりで話している。


バックパックを自分のベッドサイドに置き、庭に出てみると、

さっきのラテン系のおじさんがプールに入ったところだった。


おじさんが入るとともに水しぶきがあがる。


おじさんの嬉しげな顔。


水しぶきが波紋にかわり、

水面がだんだん穏やかになっていくのと入れ違いに底から藻のようなモヤモヤしたのが浮き上がってきた。


水がくすんだ色に変色している。


ラテン系のおじさんの顔が歪んでいく。


完璧に苔むし系プールである。

受付の女性がおすすめしない理由がわかった。

受付でカフェコンレチェを頼んで庭に戻ってくるた。

ラテン系のおじさんはまだ涼しい顔をしてプールに入っていた。

『涼を喰らわば苔までの』か。

ラテン系おじさんの心意気をみた。


夕食はアルベルゲで。


サラダとパエリヤ、韓国の夫妻とウルグアイのクリスティーヌと同じテーブルになる。

クリスティーヌは陽気で、よく笑う。


英語はわからないらしく、ずっとスペイン語と身ぶり手振り。


僕の名前「シンゴ」に反応して大笑いをしている。


どうやらスペイン語の数字の5が「シンコ」と発音するので、それが面白いらしく大笑いしている。


ならばもっと笑わせてやろうと


自分を指差して「シンゴ」


片手を広げて「シンコ」


局部を指差して「チンコ」


とやったら


クリスティーヌは必死の形相で笑いだした。

このギャグ スペイン語圏では鉄板になるかも。

こうしてカミーノの一夜は笑い声とともにふけていった。

巡礼24日目

レディゴスからレオン

走行距離26km

全行程468.8km

24.1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 スペインですっかりカフェコンレチェのファンになった。

日本やアメリカのコーヒに比べるとヨーロッパのコーヒは濃い。

いつもはブラックコーヒーをい飲んでいるが

スペインでその調子でブラックを飲んでいると苦くて胃に穴があきそうになる。

そこでカフェコンレチェの登場だ。

たっぷりミルクの入ったコーヒーに慣れたら、やめれなくなってしまった。

カフェを見つけるたびにカフェコンレチェを飲むことになる。

値段は1ユーロか1ユーロ50セントまでくらいが相場だ。

 

朝はカフェコンレチェにクロワッサンかスパニッシュオムレツ、それにオレンジジュース

というのが定番になった。

 

日本は均一化が好きな国だがスペインは真逆だ。

パンの大きさなど細部にはあまりこだわらないようだ。

同じ値段で1廻りも2廻りの大きさの違うパンが売られていたりする。

 

今朝のクロワッサンはとびぬけて大きかった。

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蟹か!?

と思うほど大きかった。

指で比較するとこんな具合である。

 

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 食べ応えのある1品だ。

 

変わったのものといえば、カフェのトイレの中にこんな自動販売機があった

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ベネトンのコンドーム。

アメリカのバーやドライブインなどでコンドームの自動販売機を見たことはあるが

ベネトン製は初めてだった。

unitedらしく様々な人種の顔が描かれている。

後にも先にもカミーノでコンドームに自動販売機を見たのは1回だったが

巡礼中に恋愛に発展することは大いにあると思われる。

 

人種、国籍を超えて集うカミーノは「出会いの場所」である。

しかも目的が同じなので共通項を見出しやすい。

 

きっとカミーノ婚やカミーノ恋愛をしている人は多いに違いない。

 

 面白い光景に巡り合うのもカミーノを歩く楽しさの一つだ。

レオンの郊外でこんなオートバイ屋さんがあった。

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 一見 普通のバイク屋さんみ見える。

しかし

よく見ていただきたい

右から2番目のバイク

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POLICIAと書かれている。

 

 これは「白バイ」ではないのか?

普通の街のバイク屋さんで「白バイ」を売っているのか?

「この白バイくださいっ」て買えるのか?

あるいは、警察官で白バイ隊に任命された人が買いに来るのか?

はたまた警察が発注したものを店頭で見せびらかしているのか?

 

いずれにしても不思議である。

 

不思議と言えば

巡礼中にしばしばあるのだが

カフェでひと休憩したり、ランチを食べたりしているときに

警察官が店のカウンターでコーヒーを飲んでることがある。

あ~警官がいるなあと思って、

食事をすませて休憩を終えて、再度歩き出そうと席を立つと

 

まだ警官がいるのである。

 

カウンターにへばりつくように立ってテレビを眺めたり

店の親爺と話していたりする。

 

「彼らは働いてるのだろうか?」

それとも

「相当に入念な聞き込みを行ってのだろうか」

と思ってしまう。

 

こういう光景を見たら観察してみたくなる性質なので

チラ見をしていると

 

やっぱり緊張感はない。

 

あるときなどパトカーが3台連ねて駐車をして

数人の警官がまどろんでいた。

 

平和である。

 

警官が緊迫しているのと、まどろんでるのどちら方が良いか?

 

その答えは明瞭だ

 

まどろんでいる方が平和に決まっている。

 

すべからくカミーノは平和である。

 

そうして店の窓ばかり見て歩いていると

たまごちゃんが面白いアイデアを思い付いた。

 

窓に映った姿を写真に撮ろう!

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 僕たち ずれずれ巡礼団の姿である。

 

そうこうしているうちにレオンに到着した。

 

レオンとえばステンドグラスのカセドラルが有名だ。

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外からはステンドグラスがあるようには全く見えないが

中に入ると圧倒されるような色彩に驚かされる。

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夜のカセドラルもライトアップされていて美しい

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 夜のレオンは昼間と打って変わった賑わいを見せる。

カセドラル近くの路地は夜八時くらいから

わらわらと人が集まりだし、喧噪ぶりを発揮する

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 レオンの夜は深い、あっという間に深夜になる。

住人も巡礼者も観光客も入り混じっての大宴会。

町中が居酒屋になったような雰囲気だ。

だけど

嫌な感じは全くない。

健康な酔い方というのがあるかは分らないが

極めて陽性の酔い方、遊び方のように思えて親しみがわく。

 

巡礼は決して厳しいだけではない。

 

こういった開放も巡礼のなかの一コマである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

21日 巡礼23日  サハグンからレディゴス

走行距離31キロ

全行程442.8キロ

 

23.1

 

 

 

 

 

 


昨夜のステーキの興奮覚めやまぬまま起床。

スペインの夕食は8時からのお店もあり、昨日も食べ終わったのが10時を過ぎていた。
あのステーキは当たりだった。
次スペインにきたら、あの店にまず行く
とか話ながら歩き出す。


ステーキの話しから不思議なおじさんの話しに。


そのおじさんは昨日のサアグーンの雑貨屋の親爺だ。


お店に入って店の中をひと廻り

 

小物を買って店をでたら、親爺がドアから顔を出してこう言った


「あんたこの一年のうちに結婚するよ」


「?」


なんだ唐突に?


4人のうち3人は既婚者である。


親爺は月水さんをみて


「あんただよ」


驚愕である。

 


その通り月水さんだけが未婚だったのだ。


道中、月水さんの結婚は度々話題になっていたのだ。


僕は店に戻って訪ねた


「あなたはシャーマンなのか?」


親爺は


「シャーマンじゃないよ。でも時々、そう感じることがあるんだ」


なるほど。

そういうことほど的を得てることが多いものだ。


月水さんは「昨日のおじさんの言ったことはどうなんだろう?」と気になる様子。


当然だ。


見も知らぬ通りすがりの出来事だ。


しかしこの近年、月水さんには「結婚が近い」や「彼氏ができる」的な事を言われたり、

連続してその意味のおみくじをひくという出来事が頻発しているらしい。

 

また、霊能者にもこの1年くらいで結婚するようなニュアンスの話を聞いているようだ。


それで、スペインでもだ、しかもカミーノを歩いている途中。

雑貨屋の親爺の【天啓】とである。


いやが上にも道中はその話で盛り上がる。



途中でランチにする

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レストランに入ると良く会う韓国の女がが二人。

 

「オラー また会いましたね」というと


彼女達が「ラーメンあるよ」とおしえてもらう。


「えっラーメン!」

 

「シンラーメン」とうなずきながらメニューを指している。


たしかにメニューを見ると辛ラーメンと書いている。


四人とも辛ラーメンを注文。

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その夜、再度オラクルカードをひくことに。


もちろん月水さんの昨日の出来事が目的だ。


このオラクルカードはカミーノの道中に見つけたカミーノのオラクルカードだ。

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月水さんがおもむろにカードを引く。



まただ!
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このカード。

「正しいことはハートでわかるもので、大事なことは目に見えないものだ」

みたいな意味でしょうか。

なぜか、このカードばかりでるのです。

 

【目に見えるものは絶対じゃない。目に見えないものに本質がある。】

というのは僕が色々と経験した中で言えること。

 

それと同じような意味のカードが連続して出て。

しかも、親爺からの突然のメッセージ。

 

これは素直に信じるしかないでしょう。

 

4人は全員がその思いに浸り

カミーノで起きる現実の中の非現実性を改めて思い知らされた。

 

そういえば、辛ラーメンの女の子二人も、なぜか何度も顔を合わす。

大勢の人が歩くカミーノ。

 

追いつき、追い越され、毎日 何回も多くの人と

「ブエン カミーノ(良い巡礼を)」という言葉を交わす。

 

しかし

 

何回も会う人とは、何回も会うのだ。

 

それは「縁」としかいいようがない。

 

「縁」とは目に見えないもの。

 

目に見えないものに本質がある。

 

月水さんのその後はどうなるのか?

 

韓国の二人とはまた会うのだろうか?

 

アメリカ人のロバートはどうしただろう。

 

オーストラリアの老夫婦は元気だろうか?

 

 

そういえば

 

【カミーノ】

 

当て字で書けば

 

【神の】

 

この道はこれから僕たちに何を示してくれるのだろうか。

 

 

 

 

22日目 モラティノスからサアグーン

走行距離10km

全行程411.8km

22.1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日はのんびりの日

サアグーンでもう一人の参加者クボちゃんがブルゴスからバスでやってくる。

そのバスの到着時間が午後なので、

自ずと出発もずれずれになる。

 

昨日は壊滅的だったこのアルベルゲの食事メニュー。

あまりの壊滅ぶりに、写真を撮るのをすっかり忘れていた。

 

そもそもカリオンで夕食のレストランに入ったときのことだ。

お店の人が「ここで牛肉をたべなきゃ何処で食べるの!?」的な

ことを言われたのだ。

 

そこで、メヌー(これはスペインの定食)で牛のシチューを頼んだのだ。

もちろん、美味しかった

 

しかし

 

隣のテーブルのご夫婦はアラカルトの牛ステーキを注文していた。

 

それが

 

美味しそうだった

 

いやいや

 

かなり美味しそうだった。

 

僕たち3人は思わず”失敗した!!”と口をそろえて叫んだのだ。

 

そのリベンジを果たすべく

このモラティノスも同じ地方。

牛肉が美味しいに違いない。

 

昨夜のアルベルゲでリベンジを果たすべく夕食に臨んだのだった。

 

メヌーとは

第一群 から1品

第二群 から1品

あとワインかミネラルウオーター

そしてデザート群から 1品

という組み合わせで大体の相場が10ユーロ前後となっている。

 

第一群はサラダをチョイス。

第二群で

たまごちゃんはチキンのグリル

月水さんはカラマリ(イカ)とポテト

僕は孔子のシチュー

を注文した。

 

前夜からの持越しの牛である。

ステーキじゃなかったのが残念だったが仕方がない。

 

最初にたまごちゃんの注文したチキンのグリルが出てきた。

「?」

これグリル?

煮てない? どっちかというとシチューっぽいよね。

 

次に月水さんのカラマリ&ポテト。

これは僕たちの早とちりかもしれないが

てっきりイカフライとフライドポテトが出てくる思っていた。

例のイカリングである。

 

しかし、出てきたものは

イカとポテトの煮物だった。

 

えっつ?

 

予想外の展開。

 

そして最後に僕の注文した仔牛のシチュー

??

???

「これなんですか?」

ウエイトレス兼作ってる人だと思う30代の女性が

説明しようとする。

英語は分からないようで、スペイン語と身振り手振り。

出てきたものは

輪切りのソーセージが曼荼羅のようにレイアウトされている。

結局webのスペイン語の翻訳を使いながら分かったこと

それは

だった。

 

あ~ 豚の血のソーセージだ!!

有名なソーセージだ。

しかし

仔牛と豚は大違いだし

ソーセージとシチューも全く別物だ

 

あまりの壊滅の具合に呆然とした。

 

人間 呆然としたら写真を撮るのを忘れるようだ。

 

このアルベルゲは3人だけで6人部屋が使えて快適だった

快適だっただけに壊滅的なメニューが残念だった。

 

しかし

 

思い起こせば壊滅的なことがもう一つあったのだ。

 

それはオーナーらしき40歳代のおじさんだ。

 

おじさんの頭はあまり見たことのないヘアースタイルだった。

それは

後ろから前へのバーコードだったのだ。

 

壊滅的なヘアースタイルだった。

 

そこから兆候があったのだ。

 

壊滅的といえば

 

サアグーンの手間の村に小さな聖母教会がある。

 

なんだかそこの中に招き入れられた。

そこのおばさんが

「ここはサンティアゴまでの中間的なのよ

あそこの石のゲートみたいなところがそのポイントよ」

と教えてくれた。

教会では月水さんも演奏をして

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 良い気分でそのゲートへ。

 

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 「やった~半分来たぞ!!」と三人で写真を撮りあっていると

 

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後ろからスペイン人のおばさんが

「あなたたち何処から来たの」と話しかけてきた

「サンジャンピエドポーだよ」というと

「そこはスペインの起点からの半分なのよ」

と笑いながら教えてくれた。

 

え~~~

違うの?

ということは

僕らはもっと遠いところから来ているので

すでに半分のポイントは過ぎている。

 

この道

一応

「フランス人の道」という名前なんです。

 

半分のポイントは結構大事だと思うんだけど

そんな指標は無かったような。。。

 

う~ん 僕らも壊滅的だ。

 

気を取り直して出発。

 

無事 サアグーンに到着してクボちゃんとも合流。

 

夕食をとりに町中に。

 

今度こそリベンジを!!

 

入ったレストランが大正解

やっと牛ステーキにありつけた。

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しかも味は絶品。

東京で食べたら1万円はするであろうこのステーキが

20ユーロ!!!

 

サアグーン万歳

レオン州万歳

スペイン万歳

 

「壊滅」は「絶頂」を演出する最高のスパイスだ

 

物事は常にフラットだ

善悪はそれを受け取る人の価値観に左右される。

 

善悪はここスペインでも無かったのである。

 

 

 

 

 

 

21日目 カリオン デ ロス コンデスからモラティノス

走行距離 29.5km

全行程 401.8km

21.1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちは天使だ ならぬ 僕たちは天使だ!?

懐かしいテレビドラマを思い出した。

麻生探偵事務所ではなく、

こちらは ずれずれ巡礼事務所。

しかし

時々、僕たちは天使にもなる。

 

メセタの一本道

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遠く前を一人の大柄な性が歩いていた

 

その背中を見ながら 僕たち三人は他愛もない話をしながら歩いていた。

 

月水さんが

「あの人 こっちに向いて歩いてない?」

そんな訳はない。

一向に男の人は近づいてこないので目の錯覚だ。

 

男の人の歩き方がぎこちない。

なんだかフラフラしている。

 

どんどん僕たちが男性に追いついていく。

 

あっ!!

 

僕ら3人は瞬間的に駆け寄って男性を支えた。

 

意識が朦朧としている。

 

手が冷たい。

 

目が虚ろだ

 

バックパックに手をかけて、重さを軽減させながら

 

ゆっくりと座るように促した。

 

すると後ろからスペイン人のグループが近づいてきた。

 

スペイン語で男性に問いかける。

 

低血糖かもといって、オレンジジュースとキャンディーを取り出した。

 

男性がオレンジジュースを飲み、

 

顔に赤みがさしてきた。

 

よかった。

 

グループの一人が電話をしている。

 

救急車を呼んでるのか?と尋ねると

サポートカーに連絡をしたとのこと。

 

なんと彼らはサポートカーをつけながら巡礼をしていたのだ。

 

5分もしないうちに彼らの車がやってきた。

 

男性は車に乗り込む前に僕たち三人に握手をしてきた。

 

手に温かみがあった。

 

大丈夫だ。

 

なんか前を行く男性が気になるなあと話しながら歩いていた僕たち。

月水さんが「こっちに歩いてくるよ」と言ったのは

もしかしたら、彼のスピリットが助けを求めていたのかもしれない。

 

ずれずれ巡礼団も

いつも

ずれずれ ではないのだ

 

時々

 

天使にもなるんです。

1

 

 

 

20日目 ポプラシオン デ カンポスからカリオン デ ロス コンデス

走行距離 15.5km

全行程 372.3km

20.1

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 すっかり、ゆっくりする癖がついた僕たち。

日が昇ってからの8時過ぎに出発。

アルベルゲを出るとロベルトがホステルのほうから戻ってくる。

「どうしたの」と聞くと

どうやら友人が胃痛だとのこと。

 

食べすぎか?

 

彼らはもうちょっと様子を見てから出発するとのこと。

 

大丈夫か友人。

 

ロベルタにまたどこかで会おうと言い合って出発。

1

 

通りかかりのアルベルゲでネイティブアメリカンのティピを見かけた。

ここにもネイティブ好きな人がいるんだと共感。

メセタを行く

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 何もない。

収穫のあとなのだろうが、何もない。

これだけ何もないと清々しい。

だけど、ここを歩くのは辛い。

川沿いに緑が出てきて、おじさんが犬の散歩をしている。

ずっとつかずはなれずで2匹の犬とおじさんと歩く。

するとおじさんが路肩に行き草を引っこ抜き始めた。

 

立ち止まって見ていると、

おじさんが根っこを差し出し来た。

噛んでみろ と仕草をする。

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苦甘い。

意外に美味しい。

おじさんは「これは胃に良いんだ」と身振り手振り。

一本づつ分け与えてくれた。

あ~ロベルトの友達 ここに良薬があるぞ!!

 

しばらくくいくと小さな町の教会。

なんとなく魅かれて入ると

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美しい。

静かないい教会だった。

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 カミーノには巡礼者の彫刻が時折ある。

有名人かもしれないが・・・わからない。

カリオン デ ロス コンデスに到着した。

ここでも巡礼者像が出迎えてくれる

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カリオンでは2軒のアルベルゲが満室。

2軒目のアルベルゲで夜に音楽会があるから来ないかと誘われる。

月水さんの琵琶演奏もしてほしいとのこと。

空いてるかもしれないアルベルゲも教えてもらい、

無事3件目でチェックイン。

 

音楽会が行われるセントマリア修道会が運営すアルベルゲに行ってみる。

修道女と馴染みの巡礼者が中心になり音楽会が始まった。

ロビーに椅子が並べられ、階段も客席に早変わり。

総勢30人を超える観客に膨れ上がった。

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馴染みの巡礼者のギターでみんなが合唱。

いろんな国の歌をみんあが唄う。

次に修道女がギターを弾いて弾き語り。

(上の写真の太鼓をたたいてる方)

彼女が上手くて聞きほれちゃいました。

讃美歌は粛々とするだけのものではなく、

楽しく、聞かせる讃美歌もあるんだと感慨深いものがありました。

ゴスペルとはまた違う楽しさ。

次に月水さん

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月水さんが弾き始めると、正面に座りなおす修道女の方々

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 みんな聞き惚れてました。

凄いぞ月水さん

凄いぞ琵琶

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 月水さんのこの時の演奏はこちらからお聞きください