開運極楽パワースポット巡りのスピリチュアルキュレーター大村真吾です。
今回のテーマは【自分に合わない神社はある?パワースポットの属性と相性について】です。
よく〇〇神社は自分には合わない。
△△神社にはいかないほうが良い。
何処のパワースポットが私に合いますか?
ということを聞かれます。
果たして、自分に合う神社、合わない神社、合わない合わないパワースポットはあるのでしょうか?
パワースポットの属性と相性について考えてみたいと思います。
目次
1 パワースポットとは
1-1 パワースポットの定義
1-2 自然
1-3 祈りの場
1-4 人の気
2 パワースポットと相性
2-1 人の属性
2-2 場所の属性
2-3 意識の属性
3 パワースポットと体験
3-1 日常生活での体験
3-2 夢での体験
3-3 前世の記憶
4 総括
目次
1 パワースポットとは
1-1 パワースポットの定義
パワースポットという言葉は決して古くはありません。僕が初めてセドナに行った1999年にはありませんでした。
ちなみにセドナでは「ヴォルテックス」と表現されており、渦巻き状に大地からエネルギーが沸き起こる場所とされています。
そこは「エネルギー」「氣」がみなぎる場所であり、それが訪れた人の身体あるいは精神的に何らかの影響を与える場所と私は考えています。
1-2 自然
多くの場合パワースポットは自然の場所といえます。山や湖、平原など大自然に恵まれた場所あるいは樹木や岩、石、水、がある場所であることもあります。美しい野山や雄大な大自然に人は癒されます。
また、自然界のもので特定の樹木や石、山がそういわれることもあります。ご神木や磐座といった場所がそれにあたります。
1-3 祈りの場所
数千年、数百年かけて人々が真摯に信仰してきた場所、祈りを捧げてきた場所がパワースポットといえます。神社や教会、仏閣といった場所。そこは長い年月をかけた人々の祈りの集積の場所といえるでしょう。祈りは「信仰」「宗教」を伴っていることが多いので、その信仰と訪れる人の信仰の親和性が生じます。
1-4 人気の場所
意外に思われるかもしれませんが都会やスタジアム、コンサートホール、遊園地など多くの人が集まる場所です。これは好き嫌いが分かれるところですが「人気」という気が集まるところと言えます。
例えば野球場。数万人の人が両チームを応援するために集まっています。集まったファンやサポーターの応援や声援をパワーに変えて選手たちはプレーをします。時にはその声援が普段の倍の力を出させ、驚異的なプレーや試合になることもあります。そしてその逆で委縮して普段どおりのプレーが出来ない場合もあります。また声援によってパワーを得た選手のプレーを見て観客がさらに力を得ることもあります。勝ったチームのファンにしかその恩恵が無いかと思うかもしれませんが、見る人が応援するチームの枠を超えて「そのスポーツが好き」という意識になればゲームが終了すればすべてのファンにパワーは注がれることになります。
2パワースポットと相性
パワースポットと相性を語るうえでその属性が大きな要素になると思われます。
2-1 人の属性
訪れる人がどこに属しているか?ということです。
国籍や地域、人種、宗教・宗派、好み などで人の思考や嗜好は分かれます。
自分は意識していなくとも、生まれ育った環境や習慣で人の意識のベースや価値観は形作られます。
2-2 場所の属性
訪れる場所がどのような国、地域、宗教、宗派に関わるところなのか?あるいは自然といった人為的な脚色がない場所なのかで大きく変わってきます。必然的に2-1の人の属性と2-2の場所の属性で相性は決まるといってもいいでしょう。
2-3 意識の属性
訪れる人がどのような意識や価値観を持っているのか。1の生まれ育った環境や習慣での属性に加え、どれくらい広い視野を持っているか?様々な価値観を許容する多様性を持っているか?というパーソナリティーも関係します。 広く多様な価値観と意識を持っている人には2の場所の属性で多くの場所と親和性があることになります。
3 パワースポットと体験
3-1 日常生活での体験
生まれてきてから今まで、その人が行ってきた体験がパワースポットとの相性に関係してきます。例えば山で遭難した経験がある人には他の人が「よい気分がする」という山でも恐怖を覚えるかもしれません。また溺れかけた体験がある人には海や湖は怖いと思う場所になります。反対に良い思い出となっている場所やそれに似た場所はその人にはかなり強力なパワースポットといえるのではないでしょうか。
苦手と思っていた場所が、それいじょうに爽やかな気分を感じることで怖い記憶からの解放ができる場合もあります。そういった場合、その場所はかけがえのないスポットになることでしょう。
3-2 夢での体験
夢で見たことの記憶が訪れた場所と酷似している場合、その夢の内容により、そこがパワースポットになりえたり、その反対ににもなりえます。火山の山を見ていつも恐ろしい思いで目覚める人には火山との親和性は低いといえるかもしれません。しかし、実体験で火山の近くでエネルギーを感じ良い体験をすることで、夢での苦手意識から解放される場合もあるかもしれません。
3-4 前世(過去生)での体験
ヒプノセラピーや前世リーディングを受けたりした方は自分の過去性での体験を知っているといえるでしょう。また過去性の記憶を持っているという方もいらっしゃるでしょう。おとずれた場所が無性に好きだったり、意味もなく嫌いだったり、身体の調子が良くなったり、悪くなったり・・・。パワースポットに行くと理由なくそのようなことが起きる場合もあります。おそらくそれは過去生の体験に起因している場合が多いようです。
過去生なので今生の自分では如何ともしがたいものですが、そこに行くことにより、過去生での体験が顕在化することがあります。良い兆候が出る場合は絶好のパワースポットになりでしょう。ネガティブな場合は相性の悪い場所といえるかもしれません。しかし能動的に捉えれば、ヒプノセラピーなどをして過去生のトラウマを解消するということに結び付くかむしれません。
4 総括
私の経験をお話ししましょう。
私がまだパワースポットや神社、神話に興味のなかったころです。観光で茨城県の鹿島神宮を訪れたことがありました。大きく綺麗な神社だなあと思いながら参拝をしたのですが、「イライラ」した気分になったのです。数年後にまた訪れた時も「嫌な気分」がしたことを覚えています。
一方、出雲に行くと理由もなしに「落ち着いた、しっくりした」気分になるのです。
その後、神社を巡るようになり古事記や日本書紀に触れるようになってから気づいたのです。
私は出雲に縁がある人なんだと。あるいは出雲に過去生を持っていたのか。
日本の親和の中に在る「国譲り」を知っている方はもうおわかりでしょう。
鹿島神宮の御祭神である武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)は出雲に行き、大国主命(おおくにぬしのみこと)に国譲りを申し渡しているのです。今となっては当時どんな形で「国譲り」が行われたかは諸説あり定かではありません。
そのことを知った私は鹿島神宮で「イライラ」し出雲では「落ち着いた、しっくりした」気分になった理由が分ったのです。
鹿島神宮はまごうことなきパワースポットです。関東有数の神社でもあり、奈良の春日の鹿のもとでもあります。素晴らしいところなのですが、私にとってはそうではなかったのです。
しかし、今ではその意識も越えてむしろ歴史と感性の一致やギャップを楽しめるようになりました。
迷信や言い伝えはいったん置いて、なるべくフラットで多様性と受容性に満ちた状態でその場所にいってみるのです。人がパワースポットと言っているとか、ここは有名な神社だなどという情報から自由になり、そこの空気を感じてみるようにしたのです。
すると驚くほど、多くの所が「素晴らしくパワフルで聖なる場所」であると感じることができたのです。
稲荷社が苦手だという人が多くいらっしゃいます。おそらくそれは「願い事をかなえようと」とする昔からの人の意識の集積が迷信となって「お返しが必要」とか「祈りをしちゃだめ」「狐が憑く」などという幻想を作り出したのだと思います。稲荷は稲が成る五穀豊穣の神であり決して狐を祀っているわけではありません。
訪れる人が「この場所は怖いといわれてる」などという情報がいやだという意識を作りだしているのです。いわゆるマイナシーボです。 反対に「ここは良い」と聞かされていたら「良い」と感じるプラシーボ効果が生まれます。
パワースポットや場所に優劣はありません。自然に優劣などないのです。あるのは訪れる人の「意識のありよう」なのです。自分の意識の状態と自分の属性がパワースポットとの相性となって現れることになります。
自分の宇宙のような広大な「意識」と「愛」を持っている方にとっては、その方がいるところすべてがパワースポットになるはずです。
いやその方そのものがパワースポットなのかもしれませんね。
というわけで今回のテーマは【自分に合わない神社はある? パワースポットの属性と相性について】でした。