こんにちはスピリチュアキュレータの大村真吾です。
今回のテーマは「スピリチュアル的なメッセージとは?受け取り方と使い方」です。
目次
1:スピリチュアル的なメッセージとは?
2:私の体験
3:受け取り方
4:使い方
1:スピリチュアル的なメッセージとは?
まず、Message「メッセージ」とはどんな意味でしょうか?
英和辞典のWeblioには
(口頭・文書・信号などによる)通信、伝言、ことづけ、電報、書信、
(公式の)メッセージ、
(大統領の)教書、
(文学作品・音楽・演劇などの)主旨、意図
とあります。
これにスピリチュアル的という意味が付加されると
霊的な伝言、ことづけ、意図ということになります。
適当な日本語でいうと「啓示」や「天啓」が近いでしょうか。
あらかじめスケジュールが決められて、そのとおり進んでいくなかで伝えられるメッセージではなく、思いもよらぬところから寄せられるもの。突如スケジュールが変わって出会うはずもない人が話した言葉や、瞑想や夢の中で聞いた言葉や光景といったのが「スピリチュアル的なメッセージ」ではないでしょうか。
つまり自分の思考を越えたところからもたらされる伝言。神や人知の及ばないものからのさし示された言葉ですね。
2:私が受けたスピリチュアル的なメッセージ
分かりやすくするために私が受けたスピリチュアルメッセージのお話をします。
象徴的だったのは1999年に初めてセドナに行ったときのことです。
それはセドナに行く前から始まっていたことに後になって気づきました。
当時の私は全くスピリチュアルなこととは縁遠い生活をしていました。またそれらについての知識もありませんでした。それだけに後年になってこれから書く体験したことが「スピリチュアル的メッセージ」なのだと確信をえたのです。
Message1
まずは妻(当時は結婚前でしたが)が普段行かない本屋に行き偶然手にした本を買ったことから始まります。その本にセドナのことが紹介されていました。その記事に載っていた赤い岩山を見て「ここに行こう」と二人ともが直感的に思ったのです。すでにメキシコに行く予約をしていたにも関わらず、キャンセルをして旅行先をセドナに変えたのです。
これは「言葉」ではありませんがメッセージの一つだと思います。何者かが妻を本屋んさんに導き、本を手に取らせ、二人に記事を読ませて、セドナに導いたと思わずにはいられません。
Message2
セドナの情報を持っていなかったので、どこに行けばいいかがわかりません。当時はセドナは日本人にとっては全くと言っていいほど無名の町でした。そこで通りすがりの男性に「僕たちはどこに行けばいいでしょうか」と尋ねたのです。答えは「ベルロック」でした。
これは人を介したメッセージです。
Message3
ベルロックに行って岩山を登っていきます。周囲には全く誰も居ません。中腹の見晴らしのよいところで座ってぼんやりとしていました。妻は数十メートル離れたところで自分の時間をすごしていました。
十数分一人で座っていたころです、突然「今の会社を辞めて新しいことを始めたほうが良い」という声が聞こえたのです。「えっ?」と思い周りを見回しても誰も居ません。「今聞こえたのは何だろう?」と不思議に思いますが確かに聞こえたのです。ずっと気になりながら旅行をつづけ帰国して翌日会社にいったときに退職届けを出していたのです。
これが私にとって象徴的な「スピリチュアル的なメッセージ」です。
1、2という過程を経て3のメッセージを得るという構造になっています。
結構手が込んでいます(笑)
それも今になって分かったことなのです。
ついでに言うと、私たちがセドナに入った日は新月でした。これも後に分かったことです。
3:メッセージの受け取り方
大きく2種類に分けられます。
まず一つ目
それは唐突にやってきます。少なくとも私にとっては不意打ちのような突然のことが多いです。
前述のセドナで起きたことはこの種類のメッセージです。
夢の中で語られたことや、朝起きぬけひらめきもこの種類でしょう。
本屋にはいって目に飛び込んできたタイトル、電車の釣り広告に書かれた言葉。
といったものです。つまり「こちらから得ようとしているわけでもないのに答えがやってくる」感覚です。
仲良くさせてもらっている音楽家で松尾泰伸さんというピアニストがいらっしゃいます。
松尾さんは羽生結弦選手の「天と地のレクイエム」というエキシビジョン曲の作曲家でもあるのですが、彼がまだシンセサイザーを主に演奏活動をしていたころ、ふと通りすがりに近い男性が「ピアノがあるホールを予約した」と言い残して立ち去ったのです。確かめると本当に予約されており、そこで数十年ぶりにピアノを弾き、その時の収録がヒーリングピアノアルバム「赤いルン」が出来上がったのです。ちなみにこのときのホール代金は男性が払ってくれていた訳ではなく当日ホールに行ってみると請求されて松尾さんご自身が払ったそうです。このことが松尾さんがピアノを弾く大きなきっかけになったのです。
通りすがりに近い男性はまさに明確なメッセージを松尾さんに授けたといえます。
そして、松尾さんはそれを受け取ったのです。
この受け取り方のコツは”感性を豊かにして気持ちをオープンにしとくこと”です。
そして「NO」ではなく「YES」の傾向を強めておくことです。
普段から、誰かに仕事や頼まれごとされたときに理由をみつけて断るのではなく、可能なものは受けてしまうというようにするのです。それは自分に対してもそうで、やらない理由を探さないことです。「受け入れる」ということに慣れておくのです。
そうすると不意に訪れたメッセージを聴きやすく、受け取りやすくなります。
そして次に能動的にメッセージを得ようとする方法です。
これは瞑想をして得ることができます。またセミナーやワークショップに出席してそのなかで話される言葉であることもあります。
瞑想でそれを得た経験をお話します。
私は369会という瞑想&リーディング教室をやっています。
当初、私はいくらの金額でこの会をすれば分からなく悩んでました。
ある時、瞑想をして上位の存在(ハイヤーセルフ)に今の私の置かれている状況を説明して。その会をいくらでやればよいか尋ねたのです。すると「6660円でやりなさい」と言われたのです。私は思わず「安すぎです」と言ったのです。すると再び「やり方がある」と言ってきました。そのやり方とは「参加者には1万円を持ってきてもらいなさい、お前はおつりの3340円を用意しなさい。そしてお釣りの3340円のうちの10円を神社仏閣や募金箱など第三者に渡してもらいなさい。そうすると私の手元には6660円が残る、参加者の手元には3330円のお釣りが残る、そして10円を他者に渡すので10000円から10円を引くと9990円になる。この3と6と9を経て10を渡すことによってまんとなす。これがミロクの世への生き方だ」といわれたのです。
そのメッセージを得たので私は参加費を6660円にして、1万円札を持ってきてもらい3340円のお釣りを渡すということにしたのです。
これは瞑想で答えを求めたものです。
セミナーやワークショップも目的を持って参加されることが多いでしょう。そこで知識や情報という種類の気づきではなく、「これだ!!という閃きのような」もの得た経験がある方もいるのではないでしょうか。
この時に大事なことは「質問力」です。
優れた質問が優れた答えを引き出すものです。
瞑想でも、セミナーでも的確な質問を用意するのが秘訣です。
4:使い方
どれだけ素晴らしいメッセージを受け取ったとしても使わなければ無用の長物です。
とはいえ、すべてを実施できるかは別問題です。
なるべく実現していくことをお勧めしますが、なかには困難なこともあるでしょう。
または、的確なメッセージなのか?今の自分にとって最適なのか?など疑問が残る場合もあります。
そんなときは、私はもう一度自分に問いかけなおします。
「今、教えてもらったメッセージは自分にとって最適ですか」と自分自身に問いかけます。
このとき、少しでも疑念を感じたり、闇を感じたら実行しないことにしています。
問いかけてわからなければキネシオロジーやOリングテストをしてみます。
その結果、やるかやらないかを判断します。
また、物理的、金銭的に出来ない場合もあるので、それは冷静に判断する必要があります。
しかし、「出来る」というものは直に実行します。
「即行動」です。
シンクロニシティとスピードは正比例しているのです。
決断と行動のスピードを速くしていくと次のシンクロ(メッセージ)が訪れるのも早くなります。
そして実行の種類ですが、
これは何も大きなことでなくてよいのです。
いやむしろ小さいことから始めるのが良いでしょう。
そして成功体験を積み上げていくのです。
そうするとスピリチュアル的なメッセージや自分の直観を信じやすくなります。
そして、その積み重ねが大きな決断にもつながっていくことになります。
最後にもう1点スピリチュアル的メッセージを得て成功する秘訣をお知らせします。
それは責任は全て自分にあるということです。
「呼ばれたから○○に行った」「上からいわれたからやった」ということをよく耳にします。
私にはしばしばそれは言い訳のように聞こえるのです。
天啓であろうと、宇宙からの啓示であろうと、神の声であろうと実行するのは自分です。
小さなメッセージを積み上げて、やがて自分の使命に行きつく。
それがスピリチュアル的なメッセージの醍醐味だと思います。
というわけで今回のテーマは「スピリチュアル的なメッセージとは?受け取り方と使い方」でした。