みなさん、こんにちは。
クラブワールド 大村真吾です。
今日はいよいよ室戸岬です。
本日は最御崎寺まで20kmほど歩きました。

太陽のパワーを感じながら歩く
高知の路は暑いくらいです。
(影は寒くなります)

室戸岬は、海岸に沿って海成段丘が
すっと発達して崖と海の間を歩く感じです。
そびえる段丘が海に飛び出して
素晴らしい景色となっています。

室戸岬の先端付近には
坂本龍馬とともに活躍した明治維新の勤王の志士
中岡慎太郎の像が、桂浜を向いて建っています。
そして桂浜には、ご存じ、坂本龍馬像が
中岡と向かい合う形で建っているのです。

海を挟んで向かい合う、二人は京都で
一緒に命を落としたのですね・・・。

室戸岬付近には、もちろんお大師様が
修行をされたといわれる、波でできた
洞窟 「御厨人窟(みくろど)」があり
こちらもお経をあげさせていただきました。

当時青年だった弘法大師はこの地で
「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」
の厳しい行に入られ
光(明星)が口の中に飛び込んできて開眼し、
洞窟の中から見えた風景が“空と海”だったので
「空海」の法名を得たと言われています。

今は、外からはわからないような静かな
地味なたたずまいで、知らなければ
通り過ぎてしまいそうなところです。

近くの海側には夫婦岩もあります。

毎日毎日劇的な景色を眺めながらの
お遍路です。
ダイナミック高知ですね。

そして、今回は
室戸世界ジオパークで休憩。
アイスを食べることにしたのですが
なんともめずらしいものが。

こじゃんと焼きナスアイス。
こじゃんとは高知の方言でとっても。
とっても焼きナス。まさにその通り!
ちょっと焦げた感じまでして美味しいのです。


同行の菊地さんはこれでした。
これまた、すごい青のり味(笑)。
ですがまずくはないのです。
高知のメーカーさん、飛ばしてます。

室戸岬で、車遍路中のあいちゃんが
再度合流です。
明日も荷物をお願いできそうです。

第二十四番札所 最御崎寺

「修行の道場」とされる土佐最初の霊場。
弘法大師様が室戸岬で修行をされたのは
19歳のころとされています。
その後大同2年、唐から帰朝した翌年に
勅命をうけてふたたび室戸岬を訪ねられ
虚空蔵求聞持法を成就したこの地に、
本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して
本堂を建立、創したとされています。


今日はこちらの宿坊に泊まります。

今日のyoutube シンクロ加速しんごちゃんネル
では、今の時期のお遍路に関して
持ち物などの話を具体的にしています。
今回のお遍路は、ツアーではなくて
有志の集まりですので、これからの参加も
できます。
が、事前によく調べてくださいね。
もちろん、お住いの近くで歩く練習も
しておかないとやはりかなりきついです。
20-30km歩きますし
山道もありますし、アスファルトも堪えます。

服装や、持ち物、サポーター、薬
靴下や便利グッズのことも
現在歩き遍路中の僕たちの本音で
説明してますので、ぜひご参考にしてください。

では、我こそは!!の方はご参加
お待ちしております。
もちろんツアーではないので、
お一人お一人、楽しく自己責任で
となりますのでご了承ください。

実は、昨日からしんさんという男性が
お一人参加されて6人で歩いています!

では、明日も高知をしっかり歩きます。