こんにちは。

クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 25日目。
高知県最後のお寺 延光寺へ行きます。

宿から2.5KMほどです。

素敵な景色ですが、今日は気温2度。
寒いのです!!

第三十九番札所 延光寺

神亀元年に行基菩薩が聖武天皇の勅命で
安産、厄除けを祈願して薬師如来像を彫造
これを本尊として本坊のほか十二坊を
建立したのが開創とされている。
行基さんと聖武天皇によるお寺は
本当に多いですね!!
そしてここも薬師如来様です。
薬師様の真言(仏の働きを表す呪文)は
「オン コロコロ センダリ
マトウギソワカ」ですね。
今日も唱えます。

弘法大師がこの寺を訪ねられ
錫杖で地面を突いて湧き出た霊水が、
「眼洗い井戸」といい眼病に効く
霊水と言われています。
今はコロナ禍で残念ながら
汲むことはできませんでした。

こちらのお寺もお庭が綺麗で
たいへんよい雰囲気です。

竜宮に棲んでいた赤亀が
背中に銅の梵鐘を背負ってきた。
僧たちは早速これを寺に奉納して、
「赤亀山延光寺」としたそうです。
国の重要文化財になっています。

39番札所で高知の最後です。
サンキュー 39 こうち!!(笑)

さて、今日は宿で朝食は食べました。
本日のブランチは

こちらは宿毛市が経営しているようです。
とってもおしゃれなカフェレストラン。
実は、同じ敷地内に歴史的建造物の
林一族の屋敷があるのです。


なんともおしゃれでしょう?
食事も美味しかったです。

インドっぽい本格的なスパイス香る
カレーうどんです。
麺に、この辺の茶葉が練りこまれている
そうです。
麺好きの僕も大満足です。

実は、今日はここで地元の方々が
アコースティックライブ
をするのでどうですか?と言われ
ついつい見てしまい、5時間ほど滞在。
こんな日もいいかなあと思います。

そしてこの向かい側にある和守神社が
また小さいのですが、なかなか
すごい歴史がありました。

元々はとある牢の番人の子孫家族が
守っていた神社のようですが。
神社名は「みこもりじんじゃ」。
向拝虹梁には彩色された
鶏の彫刻がある。
祭神は宿毛山内家三代・山内節氏、
その側室と侍女。

言い伝えによると、山内氏の側室が
身ごもり男子を産んだが、侍女はその子を
殺すように奥方に命じられていた。
が、できずにそのまま隠して元服。
それを殿様に打ち明けたら
『主の命に背いた』として側室と侍女は
投獄され、塩攻めに。
見かねたきゅうべいという
元々は長曾我部家の家臣だった
牢番が、哀れに思い
こっそり手拭いを水に浸して
投げて与えていた。

二人はそれでも亡くなってしまったが
山内氏を恨みに思い
代々繁栄はさせないと誓う。
そしてきゅうべいには、子孫繁栄と
鶏の日に良いことがあると告げる。
その後、そのとおり山内家には
代々不幸が続き、きゅうべいの家は
だんだん重要な地位につく子孫が出た。
そこから繋がっているのが、なんと
『吉田茂』だそうです!
その時代の政府中枢には、宿毛関係者の
力が影響しており、宿毛内閣と
言われたとか!!
すごいですね!という言い伝えある
神社でした。

今日も歩き遍路のゆっくりしたスピード
じゃなければ、出会わないような体験が
いろいろありました。

♪出会いは~スローモーション♪
ですね!

そしてM-1グランプリを見てしまい
配信が遅れてすみません。

明日はついに愛媛に入ります。

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