みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 30日目。
こんな素敵な雲が見られましたよ。

今日も楽しく歩きます。

第四十三番札所 明石寺


明石寺の上空もこんな感じ。


こちらのお寺にも入口に鳥居があり
お寺と神社が並んでいます。


ここは空気感がひやっと澄んでいて
とてもいい感じです。
ここまでの道もとても素敵でした。

明石寺のある西予市宇和町、古代の遺跡などが
残されている歴史と文化の町だそう。
ここは乙女に化身した千手観音菩薩が
こもった霊地とされて、古来尊崇されてきたと。
6世紀の前半、円手院正澄という行者が
唐からの渡来仏であった千手観音菩薩像を
祀るため、この地に七堂伽藍を建立して開創。
のち、寿元という行者が紀州熊野から
12社権現を勧請し、12坊を建てて
修験道の中心道場として法灯を伝承した
となっています。

弘仁13年(822)には弘法大師が
荒廃した伽藍を見、金紙金泥の『法華経』を
納めて、諸堂を再興。
その後、鎌倉時代になってから
再び荒れ果てた伽藍の修復したのは
源頼朝だそうです。


とても雰囲気のあるお寺でしたが
神社の方は、残念ながらもう少し
手をかけていただけるといいなあ
という気持ちになりました。
神々しさは充分感じられるので
なんだか神様を降ろしたい・・・
と思ってしまいました。
僕の勝手な思いですけどね。

奥の院がお寺よりも手前の
入口側にあるのが変っていました。


途中にあった素敵なカラオケやさん(笑)。

相変わらず喫茶店に寄ったり。


まったりくつろいだりしながら。
徐々に進んでおります。


今日はクリスマスイブ。
夜にはサンタさんがお接待(プレゼント)に
お菓子を配ってくださいました。

ケーキも食べています。

僕たちは、何日で必ずどこまでとか
1日30km必ず歩く、とか決めない
スタイルですので、楽しむことも
積極的に(笑)。
もちろんお遍路メインですけど
がちがちな制約はありません。

高知で出会ったおばあさんに
「今のお遍路さんは幸せや。
お金があって、時間があって
健康やからお遍路できる。」
「昔はお遍路さんという免罪符で
物乞いをする人もあったから。」
と聞きました。

確かにそうですね。
僕らは贅沢はしませんが、お金を使って
食事も、暖かい泊まるところも
たまには車も使いますから。
今だって、お遍路という名目がなければ
大人が30日もただ歩いているというのは
変な人と思われますよね。(笑)

こういう旅ができることには
本当に感謝すべきだなと思いました。

明日からはまた厳しい山登りですが
この辺りは愛媛では一番の雪の地帯。
明日からの天候は雪となっています。
山道で滑りやすく、寒さも厳しく
どうしようかと。
一旦松山までいくかと相談を。
そうしたら、松山のお知り合いが
明日は車を出してくださるそうです。
体感温度を調べるアプリでは
マイナス18度と出ていたので(笑)
これで凍死をまぬがれました!!
明日もまたありがたい日になりそう。

今日のyoutubeで話が出たのですが
お遍路中の雨具なんですけど
今は、冬で晴れた日が多いのですが
割とちゃんとした雨具を持参した方が
いいです。
そしてポンチョタイプものがおすすめ。
カバンまで覆えて
物を取り出しやすいほうがいいです。
100均のレインコート程度では
破けますし、風が強いと厳しいです。
ポンチョの場合は足が濡れますので
雨用ズボンも別に必要ですね。
できるだけ荷物にならない方がいいですが
寒さもしのげますし。
少し値段が張るかもしれませんが
長い歩き遍路をされるのであれば
あったほうがよいと思いました。

参考までに。

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