みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 35日目です。

年末年始のお休みに入るということで
メンバーがどんどん増えております。
夜には車遍路中のメンバーも合流したり
にぎやかです。


長珍屋さんの朝食。
美味しかったです!お味噌汁は本日
お邪魔するギノー味噌さんの麦みそ。
ほんとうに柔らかくまろやかな味。

今日は、昨日参拝した浄瑠璃寺に再度参拝。
新しいメンバーもいますので。
そこから、ギノー味噌の田中社長さんに
お迎えに来ていただいて工場見学へ。

田中社長さんとは偶然、28日目の街の
喫茶店で出会い、ちょっとだけお話したら
食事をお接待して頂き
工場見学もさせていただくことに。
しかも人数が増えていますが、快く
お迎えにきてくださいました。

ギノー味噌さんは四国では知らない人が
いない、麦味噌のメーカーさんです。
ギノーみそ(義農味噌)という社名は、
江戸時代中期・享保の大飢饉の際、
翌年の収穫のために唯一の食料であった麦の種を
食べずに、自らの命をもって地域に貢献した
松前町の偉人“義農作兵衛(ぎのうさくべえ)翁”に
由来しているのだそうです。
ギノーみそは、義農作兵衛翁の尊い思いである
「義農精神」を今に受け継いでおられるとのこと。

大人の社会見学。
衛生管理も大変厳しいのでちゃんと
着替えて消毒します。
会社自体も本当に清潔で綺麗で
従業員の方々も親切で良い感謝なんだなあと
思いました。
これも、田中社長はじめ、みなさんの
努力ですよね。


伝統の麦味噌造りに加えて、
愛媛県の郷土料理や、愛媛の食材を使った
製品の開発にも力を注いでいます。
地産地消はもちろん
「売る商品ではなく、自分が食べるものを創れ」
という思いをずっと貫いてこられた会社です。

今はお味噌以外にも、いよかんドレッシングや
いいお米を使った甘酒、お醤油
ご飯に乗せる鶏飯の素などもあります。
製造販売されています。

偶然の出会いで、こんない素晴らしい会社や
愛媛の人達に出会えてすごいことです!
試食もいろいろ美味しかったです♪

ギノー食品さんは こちら
ネット販売ありますから、
ぜひ食べてみてくださいね。

お遍路って本当に不思議ですね・・・。

お遍路の始まりは諸説ありますが
よく言われているのは、
伊予の長者・衛門三郎説です。
長者で金持ちで優しくなかった三郎が
お遍路に来た僧侶を何度も追い出したら
8人の子供が次々に亡くなることに。
托鉢の僧侶は弘法大師であったと知り
自らの悪行を反省し、
一目弘法大師にお目にかかり懺悔したい一心で
大師の跡を追って、何度も四国を巡った
のが始まりとも言われています。
何十回目かに、逆回りをしたときやっと
大師に会えたのがうるう年だったと。
なので、うるう年の逆打ちはいいと
いわれているそうですよ。

そしてまだ続きがあり、
死期が迫りつつあった三郎の前に
大師が現れ、三郎は今までの非を泣いて詫び、
望みはあるかとの問いかけに
来世には伊予の国司に生まれ変わり
人の役に立ちたいと言って亡くなった。
大師は石に「衛門三郎」と書いて、
左の手に握らせた。

翌年、伊予国の領主に長男が生まれるが、
その子は左手を固く握って開こうとしない。
僧が祈願をしたところやっと手を開き、
「衛門三郎」と書いた石が出てきたそう。
生まれ変わったと言うことですね。
その石は五十一番札所石手寺に納められて
いるのだそうです。

さて、昨日、今日はいろいろありまして
メンバーも増え少しわちゃわちゃしており
とてもお遍路中とは思えないので
youtubeでも巡拝には触れていませんが
2か所行ってます。(笑)

第四十八番札所 西林寺

聖武天皇(在位724〜49)の天平13年
行基菩薩が勅願により伊予に入り、
国司とともに一宮別当寺として
堂宇を建立。本尊に十一面観音菩薩像を
彫造して安置した。
大同2年(807)弘法大師が四国の霊跡を
巡礼した際この寺に逗留した。

このころ村は大旱魃で苦しんでおり、
弘法大師は村人を救うために錫杖を突き、
近くで清水の水脈を見つけた。
寺の西南300mにある「杖の淵」がそうで
水は涸れたことがなく「全国の名水百選」
にも選ばれているそう。

第四十九番札所 浄土寺

女帝・孝謙天皇(在位749〜58)の勅願寺として、
恵明上人により行基菩薩(668〜749)が彫造した
釈迦如来像を本尊として祀り、開創された。
のち弘法大師がこの寺を訪ねて、
荒廃していた伽藍を再興し、
真言宗に改宗したそうです。

空也上人が四国を巡歴し、
浄土寺に滞留したのは平安時代中期で、
村人たちへの教化に努め、
布教をして親しまれた。
空也上人像が本堂の厨子に置かれています。

では、明日もしっかり歩きます。

お遍路の様子を毎日配信しています。

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