明けましておめでとうございます。

本年も、シンクロ加速しんごちゃんネル
どうぞよろしくお願いいたします。

2022年の元旦は、仙遊寺の6時の法要から
始まりました。
今回年越しをさせていただいた仙遊寺は
大変開かれたお寺という雰囲気です。
ご住職の考え方が柔軟で、宗教の変遷を
見る思いがしました。

国宝級の千手観音像は以前は
60年に1度だけの御開帳だったのですが
「せっかく参拝にきてくれてるのに
御本尊を見せないほうがおかしいでしょ」
とご住職はおっしゃって(もっともですね)
写真撮影もOKなのです。
60年も閉ざされた場所に置かれていると
傷みもひどいらしいのです。

また、お遍路は四国4県全土にまたがっているが
県やお寺によってかなり違いが大きいけれど
4県で協力し、まとまって世界遺産申請を
したいとも考えておられるよう。
ご住職はそれ以外にも農業にも取り組まれたり
すばらしいお寺だと思いました。
これまで巡拝してきた中では、神峯寺に次ぐ
2位に浮上(笑)。
それくらい良いお寺だと思いました。

さて、今日は札所も1カ寺。
仙遊寺に近いところで。

第五十七番札所 栄福寺


嵯峨天皇勅願により、大師が
内海の風波、海難の事故の平易を祈って、
府頭山の山頂で護摩供を修法された。
その満願の日、風波はおさまり、
海上には阿弥陀如来の影向が漂ったとのこと。


ここのご住職も面白い方で
ほぼ日(ほぼ日刊イトイ新聞)。さんに
「坊さん――57番札所24歳住職7転8起の日々――」
という連載を書かれ
出版や映画化もされている方。
若くして住職になられてからのことを書かれた
「ぼくは坊さん。」
「坊さん父になる。」
などの著書があり、僕も購入してみました。
お子さんの話もおもしろいです。

お寺も時代や人が進むにつれて
新しい考え方になってゆくのは必然でしょうね。
直美さん(クラブワールド)はTシャツを購入
していました。

それから札所ではないのですが
宝厳寺にも行きました。

境内は「一遍上人の誕生地」として
愛媛県指定史跡となっているところ。

そして元旦からお寺ではないのですが

地域拠点型劇場 坊ちゃん劇場で
ミュージカルを見ました。
「ジョンマンラブ」
AKB48の高岡薫さんが主演です。

ジョンマンはジョン・万次郎。
幕末に14歳で漁に出た船が遭難して
鳥島に流され、アメリカの捕鯨船に
救助されアメリカへ渡った男。
今回はその最初の妻の鉄さんの話。
振付がラッキー池田氏でしたよ。

ジョン万次郎は高知の足摺岬の方の
出身で、救助してくれた船長に気に入られて
アメリカで学校へも行かせてもらい
英語ができるようになり
ゴールドラッシュで金鉱で働き
お金をゲットして帰国した。
その後、スパイと思われたりも
したが、幕末の有志たちともつながり
日本の外交や通商の重要な役割を
はたした人。
若くて頭も心も柔軟だったのでしょうが
相当優秀だったのだと思います。
救助された年上の仲間はハワイで
一旦降ろされたのに、自分は残らず
船長についてアメリカ本土へ渡ったのです。
そこから小学校から入って英語を学び
飛び級して航海術や捕鯨術も学び
金鉱にも行って成功しています。

舞台は考えていたよりも(すみません)
感動できるもので
子供から大人まで楽しめそうでした。
年始の3日間だけ、上演後
ライブでマツケンサンバを替え歌で
出演者が歌って踊るのも楽しかったですよ。

すでにお遍路で通過した土佐清水市には
ジョン万次郎資料館があります。
機会があったら行ってみてくださいね。

さて、2022年も盛りだくさんの1日で
始まりました。
明日からはまたお遍路で巡拝を続けます。
どうぞよろしくお願いいたします。

お遍路の様子を毎日配信しています。

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