こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 23日目。


今日もちょっと寄り道で
札所ではないけれども、行くべき場所を
巡ります。通常のお遍路とは少し
違いますけど、せっかくですから
そういう寄り道もありで行きたいと思います。

高知県の天然記念物、白山洞門です。
海蝕による洞窟、洞門が多いのですが
白山洞門はその中でも最も大きく、
高さ16m、幅17mの大きさがあり、
花崗岩洞門では日本一の規模であり
近づくことができるのです。
まさに、天然のダイナミックな
芸術に心が揺さぶられますね。
白山神社もあります。
金剛福寺鎮護の社として創立された
そうです。

そういえば、昨日の金剛福寺には
足摺岬にまつわる九不思議があるそうです。

①地獄の穴
この穴に銭を落とすと、チリンチリンと
音がして落ちる。その穴は金剛福寺付近まで
通じているのだそう。

②大師の爪書き石
これは弘法大師の爪彫りといって、
「南無阿弥陀仏」と六字の妙号が
彫られている。

③亀呼場
大師がここから亀を呼び、
亀の背中に乗って前の不動岩に渡って、
祈祷をしたそう。

④一夜建立ならずの華表
大師が一夜で華表(とりい)を
造らせようとしたが、夜明け前に
あまのじゃくが鳥の鳴真似をしたため
夜が明けたと勘違いし、できなかった。
この華表と書いて鳥居。中国の言葉
だそうです。この鳥居というかポール
のようなものがオベリスクにも
見える不思議は・・・(僕比較です)

⑤ゆるぎ石
弘法大師が金剛福寺を建立した時
発見した石。乗り揺るがすと、
ゆれの程度によって孝心をためすそう。

⑥不増不滅の手水鉢
賀登上人と弟子日円上人が
補陀落に渡海しようとし
日円上人が先に渡っていき
悲しみの涙が不増不滅の水に
なった。

⑦汐の満干手水鉢
岩の上に小さなくぼみがあり、
汐が満ちているときは水がたまり、
引いているときは水がなくなる不思議。

⑧根笹
この地に生えている笹は
これ以上大きくならない笹。

⑨亀石
自然石で、弘法大師が亀の背中に乗って
燈台の前の海中の不動岩に渡った
亀呼場の方向に向かっている。

などですね。
他にも、犬塚という忠実な犬が出てくる
お坊さんが山内家の殿様への
生まれ変わり伝説もあります。

それから龍宮神社へも行きました。

海へ飛び出る岬の先端へ歩きます。

釣り人しか来ないような岬の先端に
鳥居がありますね。
龍宮神社です。
本当に龍宮城へ行けそうですね。
海の神様、水の神様が祀られている
すごい場所ですね。

今日の休憩は、69(ログ)という
大阪からこられたサーファーの方が
やられているカフェです。
昼11時~15時ごろまで営業。
朝と夕方はサーフィンだそうです。
素敵な生活ですね。

今日のメインは・・・・
唐人駄場遺跡です。
唐人石巨石群。

唐人とは異人、
駄場とは平らな場所(ひろっぱ)
という意味。このあたりでは
縄文~弥生時代の石器や土器などが
多数出土しているのです。
一帯にはストンサークル的な
石の配列や、高さ6~7メートルもある
巨石が林立している唐人岩があり、
太古の巨大文明の名残ではないかと。
古代の灯台だったのか
方向を知る場所だったのか
天体の動きを見る暦だったのか・・・
何にせよ、不思議な場所には
違いありません。
見る価値ありありです。

ひろっぱはどうやら関西弁?
広場、原っぱ的な意味です(笑)。

今日は、再度大岐の浜の宿へ戻ります。

明日からまたお遍路本来の
路へ戻ります。

 

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