大村ブログ

みなさん、こんにちは。
クラブワールド 大村真吾です。
今日はいよいよ室戸岬です。
本日は最御崎寺まで20kmほど歩きました。

太陽のパワーを感じながら歩く
高知の路は暑いくらいです。
(影は寒くなります)

室戸岬は、海岸に沿って海成段丘が
すっと発達して崖と海の間を歩く感じです。
そびえる段丘が海に飛び出して
素晴らしい景色となっています。

室戸岬の先端付近には
坂本龍馬とともに活躍した明治維新の勤王の志士
中岡慎太郎の像が、桂浜を向いて建っています。
そして桂浜には、ご存じ、坂本龍馬像が
中岡と向かい合う形で建っているのです。

海を挟んで向かい合う、二人は京都で
一緒に命を落としたのですね・・・。

室戸岬付近には、もちろんお大師様が
修行をされたといわれる、波でできた
洞窟 「御厨人窟(みくろど)」があり
こちらもお経をあげさせていただきました。

当時青年だった弘法大師はこの地で
「虚空蔵求聞持法(こくうぞうぐもんじほう)」
の厳しい行に入られ
光(明星)が口の中に飛び込んできて開眼し、
洞窟の中から見えた風景が“空と海”だったので
「空海」の法名を得たと言われています。

今は、外からはわからないような静かな
地味なたたずまいで、知らなければ
通り過ぎてしまいそうなところです。

近くの海側には夫婦岩もあります。

毎日毎日劇的な景色を眺めながらの
お遍路です。
ダイナミック高知ですね。

そして、今回は
室戸世界ジオパークで休憩。
アイスを食べることにしたのですが
なんともめずらしいものが。

こじゃんと焼きナスアイス。
こじゃんとは高知の方言でとっても。
とっても焼きナス。まさにその通り!
ちょっと焦げた感じまでして美味しいのです。


同行の菊地さんはこれでした。
これまた、すごい青のり味(笑)。
ですがまずくはないのです。
高知のメーカーさん、飛ばしてます。

室戸岬で、車遍路中のあいちゃんが
再度合流です。
明日も荷物をお願いできそうです。

第二十四番札所 最御崎寺

「修行の道場」とされる土佐最初の霊場。
弘法大師様が室戸岬で修行をされたのは
19歳のころとされています。
その後大同2年、唐から帰朝した翌年に
勅命をうけてふたたび室戸岬を訪ねられ
虚空蔵求聞持法を成就したこの地に、
本尊とする虚空蔵菩薩像を彫造して
本堂を建立、創したとされています。


今日はこちらの宿坊に泊まります。

今日のyoutube シンクロ加速しんごちゃんネル
では、今の時期のお遍路に関して
持ち物などの話を具体的にしています。
今回のお遍路は、ツアーではなくて
有志の集まりですので、これからの参加も
できます。
が、事前によく調べてくださいね。
もちろん、お住いの近くで歩く練習も
しておかないとやはりかなりきついです。
20-30km歩きますし
山道もありますし、アスファルトも堪えます。

服装や、持ち物、サポーター、薬
靴下や便利グッズのことも
現在歩き遍路中の僕たちの本音で
説明してますので、ぜひご参考にしてください。

では、我こそは!!の方はご参加
お待ちしております。
もちろんツアーではないので、
お一人お一人、楽しく自己責任で
となりますのでご了承ください。

実は、昨日からしんさんという男性が
お一人参加されて6人で歩いています!

では、明日も高知をしっかり歩きます。

 

 

 

みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
今日は歩きお遍路11日目です。
今朝も、綺麗な朝日をみながら出発です。

今日も88か所のお遍路寺院はないのですが
海沿いの55号線をひたすら歩く1日のはず
ですが・・・。
実にいろいろなことがおきまして
一言で「愛」に溢れた1日でした。

途中、四国八十八か所番外霊場である
金剛山 明徳寺 東洋大師 に立ち寄りました。
こちらは宿坊もあるところのようです。
国道が開通するまでは、室戸に向かう野根山を
超えねばならず、満潮時はここで休んで山越えする
という場所だったので「野根の昼寝」と
呼ばれたのだそうです。
こちらでもお接待でご住職にミレーを頂きました。

ここから室戸岬までは、店舗や自販機がほぼない
と聞いていたのです。
なので、ラストのスーパーに寄っていたら・・・。

僕の金剛杖を同行の菊地さんが
このお寺に忘れてきたことに気が付き
取りにもどってくれたのですが見当たらず・・・。
僕は「失ったとしても仕方がない」と思って
そういいましたが、菊地さんやみんなは
すでに引き上げた方々の想いもこもっている
からと半泣きになっていました。

すると!なんとご住職が車で持ってきて
くださいました。
それも、行き違いになったりして
何度かこの近辺を往復して探して
くださったそうです。
本当にありがたいことです。

元気を出して歩いていきます。
今日の荷物は、スタッフのまきちゃんが
高知のお友達の運転で片道2時間半かけて
やってきて運んでくれます。
途中、前から車が来たのでうまく
会うことができました。
荷物を載せて、また僕たちをおいかけて
ライダースパラダイス というところで合流。

僕たちはここでランチにしました。
こちらはヴィンテージのバイクや
車がいろいろ展示もされており
修理や休憩や食事もできるという
おもしろいところでした。
オーナーさんも素敵な方で
カヌー(ソロモン諸島の)なども
置かれているおもしろいお店です。

荷物はまきちゃんとお友達が
室戸市の今夜の宿
民宿とくますまで運んでくれました。
これは、高知のきもかわキャラ
「かつお人間」だそうです。
まきちゃんはぎっくり腰だそうです。
お大事に!!

ライダースパラダイスで美味しいランチ。

本日は小林さんたちも再登場!
明日の荷物をお願いできるようです。
いまのところ自分たちで荷物を
担いで歩いたのはなんと1日のみ!
ミラクルですね。


夜には宿に、ちょうど高知へ来ていた
土佐琵琶創始者の月水さんと
みっちゃんも来てくれました。

巡拝のお寺はない20KM程の歩きの日
でしたが、たくさんの愛に出会えた日でも
ありました。
明日はいよいよ室戸岬へ向かいます。
朝から太平洋のだるま朝日が
見られるかもしれませんね。

明日もしっかり歩きます。

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

四国八十八か所歩きお遍路10日目です。

今日は、いよいよ高知に入ります。
本日はお寺もないので、ただただひたすら
歩きます。

昨夜の宿、海山荘を出発です。
朝食も素晴らしかったです。

朝の光をあびてさあ!行きましょう。

太平洋と朝日は絵になりますね。

本日はお寺の巡拝がない代わりに
カフェや休憩所に数回寄りました。

まず、6キロほど歩いたところで
ル ペペルというベーカリーカフェで
休憩です。パン、ケーキなどを頂き。

パフェを食べている人もいます。
朝からパフェて!と思いましたが
美味しかったようです。

それからまた進みまして
バハチ(スワヒリ語で幸せという意味らしい)
というちょっとレゲエ風なカフェで
ランチ、コーヒー(お接待)を頂きました。
※正しくはバハティ でした。
サーファーさんに有名なカフェとのこと。

ナシゴレンが名物のようです。
さすがサーフィンのメッカ。バリ風です。

そこからまた歩き、トンネルを抜けると
そこは 高知・・・!

高知へ入ると、心なしか余計気温が高いような。
日陰はひんやりですが、日差しは強いです。
徳島も高知も本当に川の水が綺麗です。
まるで地図を確認するかのように
川の水が海へ合流するポイントが
感じられますよ。

途中、建設会社さんが設置していると思われる
お遍路休憩所がありました。
入ってみると、ウオーターサーバー、コーヒー
スマホの充電コードなど大変便利な
休憩所でしたよ。
係の人が写真を撮っていかれましたが
立つ鳥跡を濁さずで、良く気が付く
てっちゃんがちゃんと掃除をして
くれました。えらいですね!!

さて、今日は生見というところで宿泊します。
こちらはサーフィンの世界的な大会が
行われるくらいのサーフィンのメッカ。
サーファー宿とお遍路宿が一緒に
なっています。
関東のナンバーの車もよくみかけ
日焼けしたガタイのいい若者達が
海から上がってきていました。
僕たちもサーファー宿の一つ
サウスショア― さんに宿泊します。

太平洋綺麗ですね。
壮大な景色に溶け込むお遍路ガール笑。

今日は、今回の旅で始めて
みんな荷物を背負って歩きました。
山登りがなくて助かりました。

歩いていると、しんどいのもありますが
それがすぎるとちょっと
「何のために歩いているのかな」とか

「何をしているんだろうか」とか

または、ちょっとメディテーション的な
感じに入ることもあります。
それも歩きの醍醐味でしょうね。

センシティブな?僕は、気温差で
ちょっと鼻のアレルギーが出てぐしゅぐしゅ
しているところです。
では、明日もしっかり歩きます。

 

 

 

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

本日は 四国八十八か所歩きお遍路
9日目です。

第二十三番札所 薬王寺

徳島最後となります。

こちらは『厄落とし』として有名で
「女厄坂」といわれる33段、
続く急勾配の石段「男厄坂」が42段で、
さらに本堂から「瑜祇塔」までは男女の
「還暦厄坂」と呼ばれる61段で
厄年の人は1段ずつお賽銭をおきつつ
上るとのだそうです。

大師様が薬師如来様を彫造して本尊としたが
後の火事で如来様自ら奥の院へ飛び去り
また新しいお堂を建てると、飛び戻られ
後ろ向きに厨子に入られたのだそう。

厄落とし ということで、このような
物があって、真ん中の 厄 が落ちるように
なっています。

戒壇巡りもあるそうです。
吉川英治、司馬遼太郎の歴史小説の
舞台になった記念の碑もありました。

この7人で巡るのは本日ここまで。
Yちゃん母娘はここでさようならです。
お疲れ様でした。

このあとは5人で歩きます。
今日は さば大師 まで20KMほど。
荷物はまたまた宿の方が運んでくださり
本当にありがたいですね!

途中「阿波尾鶏」というカフェ?を発見。
結局そこでランチも頂きました。

それから次はベーカリー。
こんなところ(すみません)で
1929年からベーカーリーって
すごくないですか??

僕はソフトクリームが大好きなので
ついつい食べております。
天気も良くて暑いくらいなので
丁度良く美味しいです。

さて、さば大師へ。

こちらは四国別格霊場ということで
八十八か所霊場以外にも
お大師様にご縁の深い所はたくさん
あるのです。
その一つがこちら 鯖大師 ですね。

馬子が鯖を馬に載せて運んでいたところ
馬が苦しみだし、お大師様に治して頂いたので
鯖を差し上げたところ、お加地して海に
放たれたら、鯖が泳いでいったという
いわれがあります。
鯖を3年絶って祈願すると
願いが叶うとも言われています。

さていよいよ明日は高知に向かいます。
明日はお寺もなく、歩くだけの1日の
予定です。

明日もしっかり歩きます。

 

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

本日は 四国八十八か所歩きお遍路
8日目です。

今日も結構な距離を歩く日となります。
30kmは超える距離となります。
が、ありがたいことに昨夜の宿、碧(あおい)の
方が荷物を運んでくださったので
本当に助かります。

そして本日は2か所巡拝予定。
ここで阿波のラストとなるのですが。

素敵な朝日の差し込む竹林の路を歩きます。
僕は、実は昨夜から足の甲に痛みがあり
今朝も痛くて、テーピングを巻いていて
ちょっと不安が大きくなっていたのです。
が、なぜか平等寺が近づくと
あまり気にならなくなってきました。

第二十二番札所 平等時

なんとこの平等院は白水山 医王院。
大師様がこの地で修行中、薬師如来さまが心に
井戸を掘ると白い水が湧き、枯れることなく
『万病に効く』弘法の霊水となったそうです。

特に、医者に見放された足腰の悪い人が
このお寺を参拝し、快癒したと言われ
特に健脚に霊験あらたかなお寺なのだそうです!!
まさに、今の僕に必要でした。
足の痛みも治まってまた次へ向かいます。
紅葉もシーズンで本当に美しい山々です。

今日は、山道からトンネル、太平洋と
変化に富んだ道を長距離進みました。
暑いくらいの天候に恵まれています。

 

おもしろい看板を見つけました。

産卵の時期にカニが道路を渡るので
車の方が注意するべし!ということです。
オーストラリア領でインドネシアに近い
クリスマス島というカニで有名な島を
思い出しました。
その島も産卵時期は島中がカニに覆われ
住宅にまで入ってくるけれども
カニ優先で生活されている島でした。
自然豊かな四国ならではの立て看板です。

さて、徳島ラストの薬王寺までようやく
たどりつきましたが、長い階段を見た
われわれは『今日は無理』と判断し(笑)
明日の朝参拝することにして宿へ。
もう日暮れの時間になってきました。
本日の宿は 『ケアンズ』という
ビジネスホテルです。
ここで出た!オーストラリア繋がり(笑)。

また明日もしっかり歩きます。

 

みなさん、こんにちは。

四国八十八か所歩きお遍路、6日目。
徳島駅前から出発です。

今日は
第十八番札所 恩山寺
第十九番札所 立江寺
です。
合計、だいたい徳島駅前から
恩山寺で11、2km
そこから立江寺まで4kmほどでしょうか。
朝7時には出発しました。

今日は午後かなりの雨の予報でしたので
早めにでたのですが・・・・。
途中、なんとドラッグストアーと
コメダ珈琲を発見し、立ち寄ってしまい
時間をロスしてしまいました。
それで雨に降られてしまいましたが
まあ、そんな日もあるさ。
かぶっている傘にはビニールがはられて
いますし、ポンチョも持参の方が
ほとんどなので大丈夫です。
ぼくは、早く到着する予定で雨具がなく
折りたたみ傘を同行の人に借りました。
今日も荷物は運んでくださる方があり
助かっています。

さて、恩山寺は
母養山 宝樹院 恩山寺。
弘法大師様の母である玉依御前が
剃髪した場所と言われています。

こちらでもまた地元のおばあさんと出会い
『阿波こそが日本の基である』という話を
され、興味深かったです。
そういう研究をされている方もおられるので
いつかお話を聞いてみたいですね。

そちらから 立江寺へ。

「四国の総関所」として四国八十八ヶ所の
根本道場といわれ、また「阿波の関所」とも。
安産祈願の寺として今もお参りの方が
絶えないそうです。
お寺の手前には、行基菩薩が白鷺に暗示を
うけたと伝えられる橋もあります。

写真の十字になっている鐘は
肉付鐘というものです。
少し変わった形ですね。
ちょっと不思議な感覚を覚えました。
この肉付鐘には、罪を犯した男女の
言い伝えがあるそうです。

立江寺にも宿坊があるそうですが
今日の宿は、鮒の宿 というところ。


こちらのオーナーさんは、NPO遍路ラボ
もやられており、20回近くお遍路
されており、サンチャゴ巡礼された方も
おられます。
ためになるお話もきかせてくださって
近所の温泉施設まで送ってくださいました。
本当に、お遍路宿の方々は親切ですね。
自然と徳を積まれていますね。

そして、今日みなさんとYOUTUBEでも
お話ししましたが、日本のお遍路だと
浸かれるお風呂がありがたいですね。
ヨーロッパのお遍路はシャワーのみなので
その点は日本の方がやはり嬉しいです。

今回のお遍路で、代理参拝を承ります。
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シンクロ加速しんごちゃんネル

 

こんにちは!クラブワールドの
大村真吾です。
今日は、四国八十八か所歩きお遍路
5日目。
昨夜のお宿の名西旅館 新館 花 の
オーナーさんが荷物を次の宿へ
運んでくださいます。
ありがとうございます!

本日は4つのお寺と途中の神社
2か所に巡拝しました。

14番札所 常楽寺

常楽寺は四国霊場の中で唯一
弥勒菩薩を本尊としています。
この本尊について、弘法大師は

「吾れ閉眼の後、兜率天に往生し
弥勒慈尊の御前に侍すべし。
56億余の後、必ず慈尊と御共に下生し、
吾が先跡を問うべし…」

と触れられています。

そして常楽園という児童福祉施設も
あります。
これも四国霊場ではただ一か所だそうです。

15番札所 国分寺
16番札所 観音寺
17番札所 井戸寺

こちらは井戸寺

今日の各寺の間の距離は合計8KMほどですが
その他、宿からの移動などもありますので
1日だいたい約20KM程は歩きます。
もちろん高低差もありますので
結構身体はあちこち痛いです。
今回は治療家の方もおられますが
ぼくは、鼠径部が痛く、治療を
お願いしにくいです(笑)。

今日、八十八か所の霊場以外に参拝した
神社2か所について。

天石門別八倉比売神社


国分寺の近くで、古墳や遺跡がたくさんあります。
ここも実は大きな古墳の上にあるのではないかと
言われております。
山全体がご神体と言われており
正確な創建年がわからないそうですが
紀元前300年代という見方もあり
そうなると最古級かもしれませんね。

拝殿の先に、奥の院へ向かう道があり
石段を登ると不思議な石組みの跡があります。


これが『卑弥呼の墓』ではないかと
言われているそうです。
5角形の石組みで、阿波の青石が
使われています。
なにやら神秘的ですよ。

もう一か所は
大御和神社 です。
古代阿波国の中心であったと
いうことのようです。
こちらでは偶然地元のおばあさんに
この神社の土地が、売却されそうになった
顛末を聞きました。
神社の経営維持も大変なのでしょうね。
ですが、氏子さんたちの強力で
まぬがれたようでよかったです。
(余談ですが、どうやらその氏子の
支援代表の中に知人がいらっしゃるようで
その偶然にも驚きました!)

今日はそれほど高低差のない移動で
お天気も良く、お昼には徳島ラーメン、
夜は阿波尾鶏、鯛めしなどご当地グルメも
食べることができて、楽しい1日となりました。

明日は、午後から天候が崩れる予報なので
早めに次の宿へたどり着きたいと思います。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。

本日、歩きお遍路4日目。

『遍路ころがし』の異名をとる焼山寺近くの
神山温泉ホテル 四季の里 で身体を一晩癒して
次は名西(みょうざい)旅館が宿泊予定の宿。
途中こんな潜水橋を渡ります。
何と今日も、荷物を運んでくださる方あり。
感謝ですね。

十三番札所 大日寺

約16kmと言われております。

大日寺のご本尊は十一面観世音菩薩。
弘法大師がこの地で護摩法行をしておられた際
空中から大日如来が紫雲とともに舞いおり、
「この地は霊地なり。心あらば一宇を建立すべし」と
告げられた。大師は、さっそく大日如来像を彫造して
本尊とし、堂宇を建立し安置したと伝えられている
そうです。
車が結構おおい道を挟んで向かい側に
阿波三代目城主により、一宮が建立されたときには
その別当寺となっていたとのことで
その一宮の本地仏が行基菩薩作の十一面観音像で
その後大日寺のご本尊となったようです。
神仏分離令以前は、同じ敷地内にあったのですね。

本日のお宿は・・・

名西旅館・・・。
『花』という新館が営業中。
本館はヤメタよ。

↑ ちょっとわかりにくい・・・(笑)。

ですが、明日はオーナーさんが荷物を
運んでくださるそうです。
ごみを捨てに行くついでだそうです(笑)。
ラッキーです。

では、また明日もしっかり歩きます。

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こんにちは、クラブワールドの
大村真吾です。

いよいよ、本日は四国八十八か所歩きお遍路で
何か所かあるという難所、『遍路ころがし』と
言われる山岳寺院札所への道のりです。
阿波の3箇所は特に
「一に焼山、二にお鶴、三に太龍」と言われる
転げ落ちるような厳しい山歩きです。

今日は、11番札所藤井寺からとなります。

11番札所 藤井寺
12番札所 焼山寺 

約12.3kmと言われていますが、もっと長いと
書かれているものもあり。
山なので、大人の男性で6,7時間かかるとのこと。

宿の方に、7時に開くので6時半には行ったほうが
いいと言われ早朝向かいました。
昨日の疲れで、2人ほど自信を無くし
車にすると行っていましたが、藤井寺で出会った
小学生たちも登ると言うのを聞いて
気持ちを奮い立たせ、全員で歩くことができました。

ずっと、皆様の応援があり、荷物を車で
運んでくださる方が次々と現れることも
本当に感謝です!!ありがとうございます。


歩いていると、山の中にこんなよい雰囲気の
昔ながらの道も出てきます。
巡拝という言葉が実感できますね。

途中で見守ってくださるお大師様の像。
後ろの木も精霊が宿るような素晴らしさ。


こんなところまで登ったんですね。

山を2つ超えて、素晴らしい景色や
水のせせらぎなどに励まされて
途中の集落を通り、なんとか焼山寺へ。
途中には、いくつか戒めの言葉が書かれた
立札などもあり、
『泣いてもわめいてもすすむしかない!!』
などと書かれています。

地元の方々や信仰のある人たちが
古くからお遍路さんを支援されている気持ちが
見えて元気もでます。

今日はお遍路の作法について簡単に。
1,山門にて合掌。これからお参り
   させていただく気持ちを表します。

2,身を清める

3, 鐘打ち(打てるところでは)
       お参り後に打つのはよくないとされる。
       参拝前の合図。

4,本堂(金堂)へ
  本堂にて、納札箱に納札や写経を納め、
 灯明(ロウソク1本)、お線香(3本)を上げます。
   ロウソクは、あとの人のために奥から立てて。
  納礼はお堂の納礼箱に、写経は写経箱に納めます。

5,読経(手を合わせるだけでも)

 

6,大師堂へお参り
  本堂と同じ手順です。
        大師堂での勤行はお大師さまがご本尊となりますので、
   勤行次第から「ご本尊真言」を省きます。

7,納経受付にて
   お納経(ご朱印)をいただきます。
         その際に各寺院のご本尊が描かれた御影(おみえ)も
         いただき、保存帳などにしまいます。

8,山門で合掌

こんな感じです。
心を込めてお祈りするのが一番の作法ですね。

では、明日は大日寺へむかいます。

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(とてもよかった安楽寺の宿坊)

みなさん、こんにちは!
クラブワールドの大村真吾です。
今日は、四国八十八か所歩きお遍路
2日目です。

屋根の鳳凰がお見送りしてくださっています。

今日は合計約22KMほどの
お遍路です。

7番札所 十楽寺

8番札所 熊谷寺
9番札所 法輪寺
10番札所 切幡寺
11番札所 藤井寺(参拝は明日早朝に)

法輪寺から藤井寺の道のりは
住宅街や街を抜けると景色が変わっていきます。
吉野川の潜水橋を渡っていく夕暮れの景色は
なかなか雄大です。
吉野川は徳島県と高知県を流れる一級河川。
高知の四万十川の沈下橋のような
手すりのない一本橋で、歩いて渡ると
とても川が身近に感じられる不思議な橋です。
本来は、災害時の増水に備えた造りだそうです。

YOUTUBE内でも折々ご紹介はしたいと思いますが
お遍路のミニ知識もわかりやすいように
簡単に少しずつ書きますね。

札所・・・徳島二十三か所、高知十六か所
愛媛二十六か所、香川二十三か所
合計八十八か所の霊場のことです。

打つ・・・お参りすること
『何番を打ちました=何番にお参りしました』
昔は木の札を札所に打ち付けていたから。

通し打ち・・・一気に八十八か所打ち上げること

逆打ち・・・八十八番から逆にまわること。
難所が多いので順打ち3回分のご利益ともいわれる。

同行さん・・・お遍路さん同士のこと。巡拝中に
出会ったらご宝号を唱えて合唱。

お接待・・・お遍路さんに物品・金などを施すこと。
お大師様への供養になると言われます。

切幡寺の前にお遍路さん用品の店を発見。
今回参加の方も、ここのネット通販で
買われた方もおられたようです。

スモトリ屋 浅野総本店さん

お遍路さんとともに130年!だそうです。
切幡寺は弘法大師と機織り娘の得度のいわれが
あり、女人得度の寺として有名とのことです。
また、ちょうど10番札所であるところと
次は吉野川を渡ると言うことで
昔はこちらで1泊という人も多かったそうで
宿屋の跡もまだあるとのことでした。

本日は宿坊ではなく普通の宿です。
ぼくらは、今数名一緒に歩いていますが
通し打ちする方は、僕のほか2名の予定。
その他の方々は、途中までとか、途中からとか
徐々に人数は変わっていきます。
なので、夜のYOUTUBE配信に出てくれる
方々もその日で代わることもありますので
お楽しみに。

今日は良い天気の中、ちょっと時間はかかりましたが
無事に歩くことができました。

明日はいよいよ、初めての『遍路ころがし』
と言われる険しい修行の難所の焼山寺へ。
四国遍路の元祖・右衛門三郎が終焉したと伝えられる地
でもあり、火を噴く大蛇の伝説もある場所です。
しっかり気合を入れて歩きます。

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