大村ブログ

みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 23日目。
綺麗な朝焼けの中出発です。

打ち戻りと言うらしいのですが
2日前の宿へ戻っていますので
ここから次の延光時までは前の
金剛福寺から60kmほどあるので
1日では進めないのです。

とある方のお遍路ブログで
どこかの住職の方に
『この道は修業の道や。
風景もたいして変わらんし、
面白ないやろ。
そやけど、それが修業なんや。』
と言われたと。
確かにそんな日もありますね。
今日は特別なことはあまりない
1日でしたが進むことができました。

今日はかなり寒い1日でした。
雪が積もているところもありました。
今までが暖かかったので特に感じますね。

2日前にもよったカフェ LUCEで
休憩しました。
困ったお客さんの話なども伺って
またお接待を頂いて出発です。


お遍路休憩所でちょっとほっこり。

三原村というどぶろく作りで有名な村に
さしかかり、お酒好きな人に送ろうかと
お店を探すも、小さな商店にはなく。
役場のようなところで買えると言われたが
どうにも買う気持ちになるような
雰囲気では残念ながらありません。

ちょうど三原村は選挙の真っ最中。
選挙カーにも『お遍路ごゆっくり
お参り下さい』的なことを
言って頂きましたが・・・
三原村もったいないです。
もう少しお店をなんとかしたり
村おこし的なことができる方が
当選するといいなと。
まあ、大きなお世話ですけど。
僕たちは旅の者ですからね。

途中、大きな湖のダムがありました。
ものすごい噴水でした。


夏には蛍が見られるところが
あるようです。

今日の宿です。

39番札所 延光寺には
明日参拝することにします。

明日もしっかり歩きます。

お遍路の様子を毎日配信しています。

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みなさん、こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。

四国八十八か所歩きお遍路 22日目。

今朝は、午後天候が崩れるかもとの予報で
早めに宿を出発しました。
『だるま朝日』という季節や気温差で
見ることができる、海面で太陽が
くびれたように見える朝日を拝むことが
できました。
『だるま夕日』というのも見られる
所があるそうです。
自然の神秘ですね。

今日は足摺岬を目指して進み
久しぶりに参拝するお寺もあります。

途中で、『宗田節』を販売している
お店を発見。
これはゆるキャラぶっしーくん。

身を削ってのアピール。
菊地さんから『ロウソクと同じ』
という深いような哲学的?な
意見が(笑)。
歩いているといろいろと考える
もののようです。

第三十八番札所 金剛福寺

蹉跎山 補陀洛院 金剛福寺

といいますが、四国の最南端にあり
観世音菩薩の理想の聖地・補陀落は
天竺南の端にある弥勒菩薩理想の
聖地であるため、日本の最南端の
この場所を補陀洛院としたと。
蹉跎というのは、後ずさるという
意味もあるのでそこから
『足摺』が来ているのでしょうかね?

大師は伽藍を建立したときに
三面千手観世音像を彫造して安置し、
「金剛福寺」と名づけられたそう。
「金剛」は、大師が唐から帰朝する際
日本に向けて五鈷杵を投げたと
ここでもまた『投げられて』おられます。
なので別名、金剛杵なのだそうです。

大変広く、美しいお庭もあり
大きな池に土佐五色石が映り
108体の仏群が配されています。

 

やっと到着しました。
この雄大な景色は・・・

ついに足摺岬に到着。
すばらしい眺めですね。
台風のときの定点カメラも発見!

これが黒潮の流れなのか、海の色が
違っています。
イルカやくじらもやってくるそうです。


弘法大師は本当に遠くまで
来られたのですね。

今日はここまで22~23km歩きました。
ホテルサニーサイドというところに
泊まっていますが
夕食は『皿鉢料理』でした。
これは高知の宴会で
出される料理の形式で
大きな皿に、魚、肉、野菜
お寿司などがたっぷり並べられて
出されるスタイルだそうです。
土佐は宴会を『おきゃく』と呼び
もてなす文化が根付いていますね。
今でもお祝い事などにはよく
出されるとのこと。
まあ、宴会好きが多い土地ならでは
かもしれませんね。

明日は『唐人駄馬遺跡』へ
行くつもりです。
明日もしっかり歩きます。

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こんにちは!

クラブワールド大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 21日目です。

今日は二手に分かれています。
しんさんとひろこさんが今日で一旦
帰宅されますので、僕たち歩き組は
4名で出発。

しんさんとひろこさんは、レンタカーで
朝5時半に出発して
38番金剛福寺と39番延光寺に参拝し
僕らの荷物を次の宿へ運んで
高知空港から帰宅されます。

先に足摺岬に着いた二人です。

ひろこさんは、またどこかで
合流予定です。
しんさん、お疲れ様でした。

僕らの昨夜の宿
ロイヤルホテル四万十には
アウトドアショップのモンベルが
入っています。
出かける前に1時間ほど買い物。
意外に時間をとってしまいました(笑)。

ホテルはお遍路道から離れているので
一旦、タクシーででお遍路道まで
戻るつもりだったのですが
タクシーさんに間違われて違う場所へ。
再度タクシーを呼んで
四万十橋を渡るところまで。


昔は渡し舟があったそうですが
一旦無くなってしまい
見かねた方が個人で始められたようですが
今はコロナの影響でやってなくて
仕方がないので橋を渡ります。

懐かしい、オーデクリーム
(子供のころ家に必ずあった)
の看板や
規模の小さい大文字焼きの跡を見て
歴史を感じながらの歩きです。
だいぶ幅広い歴史観ですけど(笑)。

トンネルの前で二手に道が分かれます。
まあまあ険しそうな山道と
トンネル道。
トンネルの方が平坦で距離が短い。
ですが、トンネルは今まで結構
狭くて暗くて歩道もなくて危険で
どうしようかとみなで会議。
みんな一致してトンネルでした。

朝にたまたま購入していたライトを
ここでごそごそと装着。

よし!と気合を入れていきましたが

新しいし、綺麗だし、歩道もあり
明るかったです(笑)。

今日のランチは ルーチェさん。
こちらもいい喫茶店でした。
お接待のお菓子も頂きました。
ここのマスターにも
『トンネルが正解。山道では
遭難者が出た。』と聞きました。
ここでも少し長いして。
本日は参拝がないので、ひたすら歩きで
24~25KM程進みました。


中村から大岐の浜というところまで。
今夜の宿の看板です。

今日の夕食もお魚も多く
野菜やスープもとても美味しかったです。

明日も足摺岬を目指して
しっかり歩きます。

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こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。

四国八十八か所歩きお遍路 19日目。

宿の方から頂きました小銭です。
小銭、本当に役に立ちますよね。
お賽銭がたくさん必要なので。
本当にありがたいですね。

四国に多いセルフスタイルのうどんやさん。
僕は普段からうどんや麺が大好きなのです。
セルフのうどんは迷いますが選べるので
うれしいですね。
スープが澄んでいるのも関西人の
僕にはうれしいです。出汁が効いてます。

今日は荷物をしょっての30㎞程の路。
めちゃくちゃしんどい道でした・・・。
実は2本行く方法があって、距離と
行程差で選んだのですが。

距離は少し短いけど、峠道で
急な山の中の上りで大変厳しかったし
天候によっては滑って危険な道です。
今日は天気はよかったのですが
落ち葉で滑りますし、かなり危ない。
今後の方々、よく検討して選んで
くださいね。

遍路ころがしよりきついです。
もう一つの路が険しくないかは
わかりませんが、少し新しいのだと
思います。

峠を上ったところで茶屋を発見。

なんとここがまた素敵な所で。
以前峠の茶屋だったところを
今はアートギャラリーを併設して
営業されています。『ななこ茶屋』
僕の日中のyoutubeにも出ていただいた
オーナーの山本さんは本当におもしろい
素敵な方でした。


山本さんは、芸大を出て
東京で映画のアート関係のお仕事を
されていたそうで、ゴジラの背景なども
関わっておられたそうです。
高知市内でギャラリーをされていたけれど
こちらの茶屋が閉鎖されるのを知って
お遍路さんが困るだろうと
こちらに移転されたとのこと。
オープン第一号のお客様は
パリジェンヌのお遍路さんだったそうです。

高知の有名なお菓子、ミレーの社長さんも
お知り合いらしく、ミレーは食べ放題です。
引き出しの多い方ですね!


落ち着くカフェで1時間半もすごして
しまいました。

第三十七番札所 岩本寺

今日の巡拝はこちらのお寺のみですが
こちらがまたかなり変わっています。
ポップというか可愛いと言うか・・・。
外国からのお遍路さんに配慮なのか
アジアでよく見るトゥクトゥクが
止まっています(笑)。

タイで修行でもされたのでしょうか?

階段には英語のいろいろな文が。

清流四万十川が流れる町のお寺で
歴史は天平の世まで遡るそう。
聖武天皇の勅を奉じた行基菩薩が、
七難即滅、七福即生を祈念して、
仁井田明神の傍に建立。
弘法大師がこの寺を訪ね
一社に祀られていた仁井田明神の
ご神体を五つの社に別けられたそうです。

不動明王像、観音菩薩像、
阿弥陀如来像、薬師如来像、地蔵菩薩像
と5つのご本尊があることになります。

岩本寺には弘法大師にまつわる
『7不思議』が伝わっているそうですよ。
おとぎ話のような内容に思えますが
実は深い教えがとかれているのだそうです。
興味ある方は検索してみてください。

昭和53年の建替え時に全国から
本堂内陣の天井絵を自由に公募。
花鳥風月から人間曼荼羅まで、
575枚のカラフルな絵が見られます。
公募と言うのもお寺では珍しい試み
ですね。

その他、カフェが境内にあったり
宿坊もカラフルだったりするのには
理由があり。
今のご住職が、若い方やお寺に興味の
なかった方にも来てほしいという
思いからだそうです。
座禅もパラソルの下でできたり。
ですが、映画「スターウォーズ」の
公式グッズを手がける日本人アーティスト
SHETAさんに依頼してポップにしたと
いうのですから本物志向ですね!

さて、今日の宿は和風の旅館ですが
とても素敵な歴史あるおしゃれな宿。
こたつもあって広く、落ち着きます。
歴史ある旅館で、昭和の初め
『放浪記』の作家
林芙美子先生が投宿されたりと
かなりな有名旅館ですね。

ここまで450km以上歩きました。
三分の一がすぎたくらいです。
最近では、6km位だと『もうすぐ』
4kmまでくると『着いたも同然』と
思うようになりました。

今日は、食事も美味しくて
夕食の茄子や野菜がとてもよかった。
四国は美味しいものがまだまだ
ありそうですね。

では、また明日もしっかり歩きます。

日々の配信はこちら

https://www.youtube.com/user/shingoomura/
ぜひチャンネル登録してチェックしてくださいね。

 

 

みなさん、こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
今日は、四国八十八か所歩きお遍路 18日目。

今日から、しんさんが一緒に歩き始めます。
しんさんは、以前ヨーロッパのカミーノ巡礼
に一部参加されたのですが、その時は数日目に
足が腫れて腫れて大変なことに!
今回は大丈夫そうですね?


昨夜の宿が、お遍路道からかなり
はずれた場所でしたので、一旦タクシーで
遍路道まで戻ります。
出会った運転手さんとなぜか似ている件(笑)。

今日は合計25-26kmほど歩きました。
途中、朝食を食べようと途中で見つけた
新しいドライブイン くらげ さんで
モーニング。
ここがなかなかいいカフェで
なんと朝5時から昼までの営業!


その割にはいろいろなメニューが充実。
かなり美味しいモーニングを頂きました。

第三十六番札所 青龍寺


不動明王が祀られた、横波半島突端の寺。

青龍寺へは、昔は「宇佐の大橋」を
渡る旅でした。
以前は、渡し船でしたが、今は橋のみです。
初めは、弘法大師のお供をした8人の
子孫の方がこの「竜の渡し」をされ
橋ができるまで(昭和)代々守ってきたそうです。
弘法大師が唐に渡り、長安の青龍寺で
密教を学び、恵果和尚から真言の秘法を授かって
真言第八祖となられ、帰朝。
大師はその恩に報いるため
日本に寺院を建立しようと、
東の空に向かって独鈷杵を投げそれが落ちたところに
日本の青龍寺を建てようとしたそう。
その後、独鈷杵はいまの奥の院の山の
老松にあると、この地に堂宇を建て、
石造の不動明王像を安置し、
青龍寺としたそうです。

弘法大師はよくいろいろ投げれらますね(笑)。
肩が強いのかな?
今でいう大谷選手並みかもしれません。


こちらも名刹という雰囲気を残していて
小さい滝があったり、少し中国風の
お堂があったりなかなか素敵です。

が、正直こう毎日巡拝してたくさんの寺院を
巡っていると、だんだんどこがどうだったか
記憶が混乱していきます(笑)。
なんとも罰当たりかもしれませんが
写真を順番に見て思い出すしか
ないですね。昔の方は写真もなく
どうやって思い出してたのでしょうね。

ただ、本当に毎日雨が少なくて暖かいことは
本当にラッキーです。
また、今日も岡本さんが荷物を運んで
くださって、お土産まで置いて行って
くださいました。感謝です。
息子さん(ギタリスト)のCDも
頂いております。
クラシックギターデュオ
『いごっそう』さんといいます。
いごっそうとは高知の方言で
頑固で気骨のある男 だそうです。
かっこいいですよ!

さて、またまた今日も嬉しいことが。

なんと、車遍路のあいさんが、菊地さんの
新しいカメラレンズを
高知市内のカメラ屋さんから、
わざわざ取ってきて届けてくれました。
四万十で数日後に受け取るつもりでしたが
1日でも早い方がいいだろうと
車でわざわざ取りに行って持ってきて
くれました。
かなりの距離ですよ。
菊地さんのうれしそうな顔!!
本当によかったですね。
あいさん、ありがとうございます。
弘法大師さまのご加護ももちろんですが
みなさんの『愛』を知るための
遍路なのかなあと実感しております。


今日も素敵なことが多々ありました。

感謝して明日もしっかり歩きます。

こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
本日は、四国八十八か所歩きお遍路17日目。

実は昨日お会いした、古い知り合いの
海洋深層水の岡本さんが
今日も1日、宇宙船(車)で案内して
くださいました!

第三十二番札所 禅師峰寺


今日はこの彩光が見えた参拝から始まりです。

土佐湾の海岸に近い。小高い山にあるお寺。
海上の交通安全を祈願して建立された
「船魂の観音」とも呼ばれているそうです。
行基菩薩が聖武天皇から勅命をうけて
堂宇を建てたのが起源とされている。
弘法大師は、岩の姿が天竺・補陀落山のようだと
虚空蔵求聞持法の護摩を修法され
十一面観世音菩薩像を彫造して本尊と
されたそうです。境内は樹木も間に
波打ったような岩石が多くあります。

寺を下ったところに、土佐勤王党の藩士
武市半平太の墓があるそうです。

第三十三番札所 雪蹊寺

桂浜を見下ろす景色の良いお寺でした。
四国八十八ヶ所霊場のうち2ヶ寺しかない
臨済宗妙心寺派の寺院です。
弘法大師によって弘仁6年に開創されたころは
真言宗で、「高福寺」という名前だったそう。
その後、大名長宗我部家の菩提寺となった。

大仏師、運慶とその長男、湛慶がこの寺に滞在し
運慶は本尊の薬師如来像と
脇侍の日光・月光菩薩像を制作、
湛慶は毘沙門天像と吉祥天女像、
かわいい善膩師童子像を彫造して安置
したとのことです。

岡本さんからの説明を事前に聞き
少しくらいイメージかなと思ったのですが
清々しく感じました。

こちらは昭和の傑僧といわれ終戦にも
影響を与えた玄峰和尚のお寺でもあり
深い歴史をいろいろと感じられました。

長曾我部にかかわる秦神社が隣に
ありました。

第三十四番札所 種間寺

百済の仏師や造寺工渡来し
大阪・四天王寺の造営にあたり
帰途の航海中土佐沖で強烈な暴風雨に
おそわれて、種間寺が建つ本尾山にほど近い
秋山の港に難を逃れて寄港した。
彼らは、海上の安全を祈って
約145㎝の薬師如来坐像を彫造し
本尾山の山頂に祀り
これが寺の起源とされているそうです。

それから200年ほどの地
唐から弘法大師が帰国され
この地で薬師如来像を本尊として安置し、
諸堂を建てて開創された。
そして唐からもち帰った種子の
米、麦、あわ、きび、豆またはひえの
五穀を境内に蒔いたことから、種間寺と
いわれるのだそう。

安産の薬師さんとして祈願者が
多いのだそうです。

種間寺の奥の院はなぜか神社です。

参道には、鴛鴦の大槙(おしどりのおおまき)
という巨木があります。
このプレハブの中に社殿。
中に弘法大師のもたれ岩という岩が。

第三十五番札所 清瀧寺

こちらも山の上、静かな場所です。

「土佐和紙」「手すき障子紙」で知られる
高知県の紙どころで、水が綺麗なのですね。
養老7年に行基菩薩が行脚していたところ、
この地で霊気を感得して薬師如来像を彫造した。
これを本尊として堂舎を建て、
「影山密院・釋本寺」と名づけて開山したのが
初めと伝えられています。
弘法大師が本堂から300mほど上の岩上に壇を築き、
五穀豊穣を祈願して閼伽井権現と
龍王権現に一七日の修法をし
満願の日に金剛杖で壇を突くと、
岩上から清水が湧き出て
鏡のような池になったということです。


不思議な植物を流れる滝です。
清い瀧 ということですね。

今日はワープ(車)のおかげで
だいぶ予定が進みました。
それでも7,8kmは歩いています。

今夜、新たなメンバーしんさんが
合流です。
菊地さんのカメラレンズも
無事に高知まで届きそうです。
応援金も頂いています。
本当にありがとうございます。

明日は、また岡本さんが
荷物を運んでくださる予定。
明日もしっかり歩きます。

 

 

 

 

 

こんにちは。
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 16日目です。

今日も元気よく出発です。
今日は3つのお寺を巡拝しました。

とりあえず、6キロほど歩い見つけた
とてもおしゃれなカフェでモーニング。
まったりしてしまいますね。

高知は喫茶店文化の発達した街です。
名古屋や京都もそうですね。
そして、お水だけじゃなくて食後に
お茶が出るところも多いです。
クッキーやチョコが付いていたりします。
モーニングも遅くまでやっていたり
するところもあります。
僕はカフェ好きなので、ありがたいです。

life style shop & Dining COMO さん。
セレクトショップのようになっています。
COMOホテルズというサスティナブルや
ウエルビーイングに特化した世界的な
ホテルがありますが、そこから
取った名前でしょうかね?
とても居心地がいいお店です。

第二十九番札所 国分寺

国分というくらいですから、昔は国の中心。
ですが、今国分という地名とのころは
田園になっているところが多いですね。
特に、高知のこちら付近は
日本でも珍しいお米の二期作地帯。
すごいですね!バリみたいです。

土佐の国分寺といえば、
平安中期の歌人、紀貫之(868〜945頃)
が有名です。『土佐日記』ですね。
貫之が国司として4年間滞在したのは
このすぐ近くだそう。
土佐の政治・経済・文化の中心地
だったのですね。
聖武天皇『金光明最勝王経』を書写して納め、
全国68ヶ所に国分寺を建立。
土佐では行基菩薩が開山し、
縁起によると、弘法大師
毘沙門天像を彫造して奥の院に安置され
その際に本堂で真言八祖に相承される
厄除けの「星供の秘法」を修められたそうです。

この辺には、「ごめん」という地名があり
それは免税ということだそうです。
「ごめんなはり線」という電車がありますよ。

第三十番札所 善楽寺

こちらも大変綺麗なお寺でした。
この辺り一帯は、往時「神辺郷」といわれ
土佐では最も古くから栄えた地方だと。
桓武天皇が在位(781〜806)されていたあとの
大同年間に弘法大師がこの地を訪れ、
土佐国一ノ宮・総鎮守である
高鴨大明神の別当寺として、
善楽寺を開創され霊場と定められたそうです。

本堂左隣の大師堂は大正時代の建立。
ここの大師像は「厄除け大師」として
知られています。

さて、ここで、懐かしい方に会いました。
十数年前に知り合った岡本さん。
海洋深層水のお仕事をされています。
当時、ハワイ島や高知でお会いした方。
久々にFBを見て会いにきてくださり
竹林寺へも車で連れて行って
下さいました。

第三十一番札所 竹林寺

五重塔もある、大変綺麗な古刹というべき
寺院です。

土佐の「よさこい節」の舞台であるほか、
学僧・名僧があつまる「南海第一道場」
とされた学問寺院としても知られる。
鎌倉から南北朝時代の高名な
臨済宗の学僧、夢窓国師が山麓に
「吸江庵」を建てて修行したそうでうS。
敷地には高知が生んだ
世界的な植物学者、牧野富太郎博士
記念館と県立牧野植物園があり
山全体が高知県立都市公園だそうです。

縁起では、神亀元年ころ、聖武天皇が
中国・五台山に登り、文殊菩薩に拝した夢を見た。
行基菩薩に五台山の霊地を日本でもと命じ
行基は栴檀の木に文殊菩薩像を彫り、
山上に本堂を建てて安置した。
その後、弘法大師がここに滞在して
瑜伽行法を修法し、
荒廃した堂塔を修復、霊場にされたと
言われています。

五台山までは徒歩だとかなりきついので
今回は時間の関係もあり
車に乗せて頂きました。

その後、岡本さんに案内され
牧野植物園のおしゃれなカフェで
お茶をして、夕食には
高知の飲みどころ「ひろめ市場」へ。
かつおの塩たたき、青のり天ぷら
ドロメなど名物を頂きました。
高知ののん兵衛はここに集合する
らしいです。
僕は1滴も飲めません(笑)。


その後、高知のセドナと言われる(笑)
紅屋 というお店にも行きました。
そこに置かれているこのガネーシャは
金運や恋愛運アップになると
有名だそうです。
僕たち、ここに来る前に偶然にも
スクラッチを買ったのですが
なんと、直美ちゃんが1万円当たりました!

これもガネーシャのご縁でしょうか?

岡本さん、ありがとうございました。
明日は岡本さんが荷物を運んで
くださるようです。

明日もしっかり歩きます。

 

こんにちは!
クラブワールドの大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 15日目です。
ホテル玉井を出まして、今日は25kmほど
歩いて、大日寺へ。

実は、僕のFBをフォローしてくださっている
高知在住のつついさんからメッセージを頂き
今日、初対面でご一緒にお遍路して
くださる約束だったのです。
待ち合わせは、モーニングを取る予定の
地元喫茶店 ジャストで朝7時半。
ですが、つついさんが約束時間に
いらっしゃらない!
連絡してみると、ちょっと愛猫ちゃんの
トラブルがあって電車に遅れたので
(電車は1時間1本ほどです)
お母さまの運転で車でこられると。
そういうわけで、なんと荷物はお母さまが
後で次のホテルへ運んでくださることに!
なんという当日ミラクル(笑)。
そしてなんとつついさんは、
以前、当社でもいろいろとお世話になった
第73世竹之内宿禰さんの関係で
昨年のお別れ会で僕と一緒だったと。
なんと、同行の菊地さんもその会に参加
していて、3人とも集合写真に写って
いたのです。(僕は頭だけ)
すごいご縁ですね。
これも宿禰さんことむっちゃんの
お導きでしょうか・・・。

一旦背負うつもりの荷物を
タクシーでホテルに置きに行きました。
つついさんのお母さまにピックアップ
してもらいます。
なんとそのタクシーの方に
枕サイズの芋けんぴを頂戴しました。
これ、同行の直美さんの大好物。
うれしそうな直美さんです。


途中、和食(わじき)というところで
おもしろいおじいさんに遭遇。
いろいろ地元の名所を案内してくださった。
(龍馬の妹の像とか)
その時にとっても素敵な海沿いの
サイクリングロードも発見。


まぶしい海辺は本当に絵になります。

あまりに素敵な海のレストランでランチ。

第二十八番札所 大日寺

大変綺麗な白い石が敷かれている
京都のような風情のお寺です。

聖武天皇(在位724〜49)の勅願により、
行基菩薩が大日如来の尊像を彫造し、
堂宇に安置して開創されたと
伝えられています。
その後、荒廃したようなのですが
弘法大師が四国を巡教された弘仁6年(815)、
楠に爪で薬師如来像を
彫られ祀られたそう。

大師ゆかりの楠の霊木は「爪彫り薬師」
と呼ばれ、奥の院とされていて
その霊木は、頭、眼、鼻、耳、顔など
首から上の病に霊験があらたかとされている
そうで、薬師堂の脇には、
土佐名水40選にも選ばれた
大師御加持水が湧いています。
僕はペットボトルを失くして
汲んでくることができませんでした。


とにかく素敵なお寺です。

紅葉も本当にきれいですね。

さて、昨日少しお話しした
同行のフォトグラファー菊地さんのカメラ。
レンズ部分が壊れてしまって大ショックを
受けていたのですが・・・
素晴らしい『愛』のつながりが起きました。
『型番は?』『いくらですか?』
『どこへ振り込めば?』
『高知のお店にないかもしれないから
調べてみます。』等など・・・
たくさんのお問い合わせを頂いて
東京の直美さんが連絡を
とってくれたりして・・・。

そして結果、
菊地さんへの暖かいお布施を頂き
調べてオーダーしてくださった方があり
高知市内のカメラ屋さんで受け取れる
ことになったのです!!
なんという素晴らしい応援を
してくださるみなさんでしょう。
本当にありがとうございます。

菊地さんも僕もあまりにも
すばらしいミラクル連携が起きて
とまどいつつも感謝の気持ちで
いっぱいです。
みなさんの暖かいお気持ちを胸に
明日も菊地さんや他のみんなと
しっかり歩きます。

 

こんにちは。
クラブワールド大村真吾です。
今日は、四国八十八か所歩きお遍路14日目です。

昨夜の宿、おうち宿しだお さんを出て
今日は24~25kmほどの行程です。
今日も快晴、暑いくらいでした。

宿のオーナーさんお勧めの古民家カフェ
「茶房千福」さんでモーニング休憩。
とても素敵なカフェでした。
高知には結構古民家カフェがあるようで
その先駆け的なお店とのことです。

その後歩いていくと、数日前に室戸岬で
声をかけていただいた、民宿の方の宿を
発見しました。
泊まりませんけど、一応訪ねてみると
宿の方が覚えていてくださって
みかんを頂きました。
この方に、室戸岬には空海さんの顔の形の
岩があって、見る角度で口を閉じたり
開いたりして見えると教えて頂きました。
偶然の出会いで楽しかったです。

さて、今日は1箇所巡拝します。

第二十七番札所 神峯寺

こちらは僕は以前車で参拝したことがあります。
その時も素晴らしいところだと思いましたが
かなりな山道なので歩くのは大変だと
思った物でしたが・・・。
実際、とても大変でした(笑)!!

実際、暑さもあって(12月ですが)
遍路ころがしよりきついという声も。。。
45度の勾配が1.2キロ続くと書かれていますが
実際はそこまでではないにしても
ずっとかなりな登りとなります。


なんとかたどり着きましたが
大変美しいお寺なのです。
お庭も整えられています。

鐘楼の裏手に清水が湧き
病気平癒に霊験あらたかであるという伝えが
あります。

元々は天照大神を祀った神社だったのだが
聖武天皇(在位724〜49)の勅をうけた
行基菩薩が天平2年に十一面観音像を彫造して
本尊とし、神仏合祀を行ったとのことです。

神峯寺の奥には、神社が今もあり
岩くろのある神峯神社です。
こちらも大変神々しい所でした。
そちらの奥には、戦争や震災などの異変の前に
光と言われている燈明巌がありました。
大樹も多く、歴史と神々しさを感じられる
場所ですね。

さて、実はこちらへ来る途中事件が。
同行のフォトグラファー菊地さんの
カメラのレンズ部分が壊れてしまいました。
この時点ではまだ、治るのでは?とか
高知市内へ入ったらカメラやへいって
みようとかのレベルで話して
いたのですが、ここから愛の物語は
始まっていたのです・・・・。
その話はまたおいおい。

今日は付近の宿が取れないので
かなり離れた安芸市の宿になりました。
さすがに歩けないので、遍路からはずれ
電車でいきました。


かわいい1両編成の
土佐くろしお鉄道ですね。
海辺の路を走る列車の姿は
人気があるそうです。

夜は、ホテル玉井付近の
「リスボン」という名前の
お好み焼き屋で夕食です。
なぜリスボン??
ケアンズに続く不思議です(笑)。

では、明日もしっかり歩きます。

こんにちは。クラブワールド
大村真吾です。
四国八十八か所歩きお遍路 13日目です。
室戸岬をすぎて55号線をまだまだ
歩いていきます。

今日も朝日とともに出発です。
本日は2つのお寺を巡拝します。

その前に、昨日訪れた最御崎寺の奥の院が
少し離れた場所にあるので行ってみました。
昨日の中岡慎太郎の銅像から1キロほどの所を
ちょっと登ったところにちょっと奥まった
岩宿?があります。
一夜建立の岩屋という奥の院だそうです。
観音窟とも呼ばれます。
納経は最御崎寺で頂けるそうです。

さてそこから
6,7キロ目でコンビニ休憩です。

トイレ休憩、ドリンク休憩。
昔はこういうのはなかったですよね。

第二十五番札所 津照寺

なんだかかわいらしいお寺です。
江の島神宮みたいですね。

石段を昇りつめた所、
本堂の正面には太平洋が広がり
眼下には室津川の河口と室津港
右の方には行当岬と隙間に
26番金剛頂寺が見えるんだそう。

御本尊延命地蔵を楫取地蔵
(かじとりじぞう)
というそうですが
由来は慶長七年秋ごろ
山内家初代一豊公が
室戸の沖で暴風雨に遭い
困っているとき
何処からともなく
僧が現れ船の楫を取って
御船は無事室津の港に
入港する事が出来た。
僧の姿が見えなくなり
探して津寺(津照寺)へ
参詣してみると
本尊地蔵菩薩の御体がぐっしょり
濡れていた。

また今昔物語には津寺の本堂が
火難に遭った時、
本尊地蔵菩薩が僧に身を変えて
村人に知らせ、
火難を逃れたという言い伝えがあって
『かじとりじぞう』と呼ばれるようになった
とのことです。
お地蔵さん、大活躍でしたね。

さて、ここからキラメッセへ。

次の金剛頂寺までは13kmほど。
頂寺というくらいなので、山の上です。
その前に
道の駅みたいなところに寄ります。
お土産、食品、レストラン
くじらの博物館などがあります。
前泊の民宿の方からジェラートが
美味しいと聞いていたので早速。

第二十六番札所 金剛頂寺

お遍路道からはかなり離れて登りです。
みんなで『宇宙船にさらわれたら』という
話をしていたら本当に宇宙船が!!
・・・(笑)
車遍路をしているあいちゃんでした。
何度も荷物を運んで頂きました。
今回は宇宙船に誘拐されたつもりで
上まで車に乗せて頂きました。

この金剛頂寺は「西の寺」とも言います。
室戸岬を挟んで最御崎寺が「東寺」
この金剛頂寺が「西寺」だそうです。

ここから4㎞のところに女人堂と呼ばれる
不動堂があり、若き弘法大師は
この間を毎日行き来し修行したという
霊地なのだそうです。
大師が平城天皇(在位806〜9)の勅願により
本尊の薬師如来像を彫造して
寺を創建したのは大同2年と伝えられていて
当時は「金剛定寺」といわれ、
女人禁制とされて、
女性は行当岬の不動堂から遙拝していたそうです。

こちらは弘法大師伝により
世に隠れたる聖人二人でありと言われたうちの
一人、土佐金剛頂寺の智光上人が
この地に大師と同様入定留身されたと伝わって
いるそうです。
この写真は智光上人御廟です。

こちらのお寺には、高知では冬の名物
「やっこ」という薬草が生えていました。
薬師如来さまがご本尊だからでしょうか。
「やっこそう」は県の天然記念物で
高知の有名な植物学者
牧野富太郎が名付けたそうですよ。

さて、今日は宿がなかなか見つからず
やっと1室確保できたのが
「おうち宿 しだお」さんです。
本当に普通の親戚の家のようです。
去年から始められたようですが
結構泊り客はあるようですね。
女将さんお一人でやってらっしゃる
ようですが、ご飯がこれまたうまい!


郷土料理なのかな?
なすのタタキとか、イタドリとか。
とっても美味しいのです。

そして、同行のひろこさんのお友達
高知在住の高橋ひとみさんが宿まで
来てくださいました。
ひろこさんも実際に会うのは初めて。
とてもやさしい素敵な方でした。
そして明日はひとみさんが荷物を
運んでくださいます!!

本当にありがとうございます。
明日もしっかり歩きます。